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No.540【優しさが強さの時代】-2008.12.24 プリント メール
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2008/12/24 Wednesday 09:34:47 JST
No.540【優しさが強さの時代】-2008.12.24

 

ある人に言わせると2009年は「怒」の年になりそうだとか。安定していた社会が徐々に変化し不安定に向かっているようである。
不満やストレスをうまく処理できずに内に向かえばうつ病のリスクが高くなり、外に向かえば凶暴な無差別事件を起こしかねない。ほとんどの人は理性が働いてバランスをとってゆくが、不幸な状態になる人もおり、心が弱くなっている時代である。
仕事を通じて「心を強くする」ために、「優しさ」を増やそう。優しさとは「寛容」であり、「受容」であり、相手をまるごと受け入れる度量の大きさである。「違い」や「ギャップ」を不足ととらえずに個性と認めよう。

最近、カーネギーメロン大学の終身教授のランディ・パウシュ氏が末期のすい臓がんに侵され余命3カ月を宣告された時に行った「最後の授業」を読んだ。
優しさとは何か、強さとは、愛とは、家族とは、人生とは何かを見つめさせてくれる感動の書である。死を宣告された時、私はどうふるまえるか自信がない。パニックになって落ち込んでしまうことは自信があるが、パウシュ氏のような冷静で元気な行動はとれないだろう。
この本を読んで、パウシュ氏は立派に最後の授業を行い、伝えるべきメッセージをしっかりと伝えたことに、とても感動し、何度も涙した。これには理由がある。
今年の5月に私の親友であり、大恩人であり、クライアントであったAさんが60歳の若さで亡くなった。がんの宣告から4カ月半。彼は立派に生き抜いた。決してがんとは戦わなかった。
人間ドックで発見された病巣の最悪の結果を聞いた時、奥さまに言ったそうだ。
「おい、忙しくなるぞ」
奥さまは何を言ってるの?と反論したが、彼は「だって、3か月しかないのに、人生の締めくくりをしないといけないんだから、やることは山ほどあるぞ」と言って、さっそく行動を始めたそうだ。
すでに後継者に事業継承していたとはいえ、やはり経営者だから経営の引き継ぎを一番にした。それから、親族との別れを一人ずつじっくりと時間をかけて行い、社内の幹部クラス、友人知人と時間と体力の続く限り、ごく自然体で、これからも人生がずっと続くような感覚でお別れをした。
その間、最愛の奥様と命がけの長距離旅行もした。彼がいつも言っていた言葉に「和顔愛語」という言葉ある。文字通りかれはいつもにこにこと優しい笑顔で人に接し、決して乱暴な言葉使いはしなかった。筋金入りの優しい人で、強い人だった。いつも努力する人を褒め、尊敬していた。

2009年はそのような人がたくさん必要になってくる。家族を互いに敬い、スタッフや仲間をいつくしもう。それが会社の強さに変わる。

 
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