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No.408【天国と地獄は紙一重】-2006.5.31
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64号-社長のニーズに合ったISOにする- プリント メール
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2008/10/09 Thursday 15:15:45 JST
経営に役立つISOシリーズ 64号-社長のニーズに合ったISOにする-

 

    ISO9001の認証取得をしており、今回更新審査を迎えたある企業での審査機関の審査の場面です。審査員は社長に対してインタビューをしています。

    審 査 員:
    まだまだ課題はありますが、ISOのシステムは充実してきましたね。

    社   長:
    管理責任者が頑張っています。内部監査やISO会議で決められた項目の実行ができているかチェックしてくれています。

    審 査 員:
    キーマンがしっかりしているとISOは上手く機能してくれますね。

    社   長:
    ISOの利点というのは3年間の運用で私なりに理解できたつもりです。今のISOのシステムがベストということではないので、少しづつリニューアルして行く予定です。

    審 査 員:
    是非、そのように取り組んで下さい。具体的にはどのような点を改善していかれるのですか。

    社   長:
    今、ISOで報告として上がってくる情報の中には、私にとってはあまり必要と思わないものも多くあります。それよりも、現場や客先で何が起こっているのかを把握できる情報を欲しいのです。顧客満足の向上のためにはこういう情報が必要ではないでしょうか。

    審 査 員:
    おっしゃる通りですね。現在のマニュアルに規定している内容は社長のニーズを満足させていないのですから、マニュアルを変えた方が良いです。

    社   長:
    管理責任者とも相談しているのですが、具体的にはどうしたら良いのかが難しいですね。

    審 査 員:
    ISOのシステムはトップダウンの進め方がやりやすいようになっています。先ず、社長が動かないとシステムは良くなりません。具体的には、マネジメントレビューやISO会議の場で、「現場の状況が分からないので、○○の情報を欲しい」と指示することです。社長がニーズを明示すると、それに合わせてシステム改善はできます。

    社   長:
    私が何をして欲しいか要求を出せば良いのですね。早速、指示をします。

ISOが上手く機能しない、ISOが役に立たない、という声をよく聞きます。夫々の企業で事情は違うでしょうが、社長がISOを使っていないことが大きな原因の場合があります。社長が使わなければ、社員はISOという道具をどう扱って良いか迷ってしまいます。今回は、ISOを社長のニーズにあったシステムにすることを検討します。

    ステップ1 社長のニーズを示しましょう
    社長がISOに対する要求事項を出さなければ、ISOは変わりません。マネジメントレビュー、内部監査、ISO会議などで要求事項を示しましょう。
    会社をこうしたい、だからISOシステムをこうしたい、こういう情報や報告が欲しい、という要望です。
                 iso34.gif
    ステップ2 具体的に仕組みに組み込みましょう
    管理責任者やISO推進担当者は、社長のニーズを実現するための方法を再設計を進めましょう。手順の明確化や具体化を様式やチェックリストなどでしっかりと行うことが重要です。

    <ISOリニューアルの例>
    iso_101.gif
最終更新日 ( 2008/10/10 Friday 10:11:57 JST )
 
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