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No.388【2006年は勝負の年】-2006.1.11

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No.507【継続は力なり】-2008.5.7 プリント メール
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2008/05/07 Wednesday 11:36:40 JST
No.507【継続は力なり】-2008.5.7

 

5月初旬に私の尊敬する名経営者の一人が人生を全うして大往生された。享年60歳。
早すぎるという人もいるし、若すぎるという人もいるが、ご本人は「誰にでもいずれはやってくるのだから」と一向に動じることはなかったと奥様から聞いて目頭が熱くなった。


今世の使命を立派に果たして、安らかに来世に旅立つことが大往生である。
聞けば、若くして経営にかかわり、深刻な経営危機を乗り越え、見事に再建し、トップに就任してからは事業を発展させて、地域一番はもちろんのこと、自己資本比率50%以上、経常利益率20%以上というエクセレントカンパニーに育て上げた。
引退する5年前には後継者を指名し、社内外に公表して、影に日向に見守りながら育成し、時がくればきっぱりと引退された。
昨年は四国八十八か所の歩き遍路も満了して、魂の浄化をしておられたとのこと。
今から思えば、天慮により今生の締めくくりをしておられたのだろうか。
人生は波乱に富んでいたが、人柄は「和顔愛語」そのままであった。

病気一つしたことのない頑健な体を与えられていたが、昨年の師走初旬に体調が思わしくないので、予定していた人間ドックの日を速めて病院で検診を受けた。
結果は末期の癌で、全身に転移しており、余命は週単位としか言えないと医師から宣告を受けた。
このとき、すでに会社経営は長期計画にのっとり計画的に次の後継者に譲り、経営の第一線から引いておられたので経営面の心配はなかったが、何といっても60歳の若さである。
随分と悩まれたと思うが、この現実を受け入れて黄泉への旅立ちの準備に入られたというのだから立派である。
奇跡が起きることを切に願う周囲の思いとは裏腹にご本人はしっかりと現実を受け止めておられた。
残された時間を充実したものにするために努力しておられた。励まされるのは周囲の人の方だったという。

10年ほどまえに、2週間のアメリカ旅行に誘われてご一緒した。
期間中はずっと同室させていただき、さまざまなことを教えていただいた。

その中でもっとも強い学びが「継続は力なり」という考え方である。
ありふれているが、説得力がある。何しろ、破たん寸前の会社を再建し、エクセレントカンパニーに育てたのだから。
工場生産のやり方も改善につぐ改善を重ね、他社の追随を許さない高収益を実現した。
ひとつのことを徹底的に愚直に継続する力が企業体質を粘り強いものに改革してゆく。
原理原則はわかっているだけでは意味がない。
実行して初めて価値があるということを氏との旅行で痛感した。

 
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