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エコプロダクツ報告~企業のCSR活動への取組み プリント メール
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2008/03/27 Thursday 10:04:30 JST
エコプロダクツ報告~企業のCSR活動への取組み

 

皆様、初めまして!目加田経営事務所FAX通信に今年から執筆させて頂く有限会社オリナスの谷口行利です。
九州・宮崎を拠点に、中小企業に具体的に参加し、また、経営コンサルティングをおこなっております。どうぞよろしくお願い申し上げます<m(__)m>
csr.gif移動手段は浅草から隅田川を下る水上バス!地下鉄の雑踏を企業戦士のように競歩してもよかったのですが、東京ビックサイトで開催されるエコプロダクツ2004へのイメージトレーニングも兼ねて、あえて効率を捨てました2004年12月9日(木)~11日(土)の3日間で、約12万5千人が来場したという最大級の環境経営を学ぶエコプロダクツ2004。
今日は、初日のシンポジウムの内容について所感を申し上げたいと思います。

 最近、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)という言葉が流行っています。環境省は、平成3年度から継続している「環境にやさしい企業行動調査」の平成15年度の結果を取りまとめ、秋に発表したが、CSRを意識した企業経営を行っているとの回答が48.2%と最も多く、今後行う予定との回答も27.6%となっており、CSRを意識した企業経営についての関心度が増しているようです。
 このCSRのうち、中でも「環境経営」が企業経営の存続を決める四番バッターではないかとこのシンポジウムで痛感したのです。

 このシンポジウムでは、シャープの町田社長の基調講演後に、通商産業省幹部、コスモ石油(株)木村社長、佐川急便(株)の真鍋社長、セイコーエプソン()の橋爪取締役CSR・環境本部長をパネラーがゲストとして事例報告がなされました。
 なかでも、CSR対策費はコストではなく、投資だ!経営上のリスクマネジメントでもあり、生産性を向上させる決め手でもあるという橋爪氏のコメントは大変興味深いもので、今、環境経営に取り組まない企業は将来、それこそ大きなコストを負担しなければならないというものです。
 そして、佐川急便の真鍋社長の環境経営への取り組みは、「環境経営」への取り組みが待ったなしだということを痛感させられました。真鍋社長曰く、佐川急便の「環境経営」への急速な取組みのキッカケは1997年に京都で開催された地球温暖化防止会議(COP3)。
本社が京都ということもあり、この国際会議がもたらした影響は小さくなかったといいます。

 当時の社長は、鶴の一声で取締役会を招集し、環境経営に取り組む取締役以上でのプロジェクトを発足させ、矢継ぎ早に、対策行動を起こされたようです。
ところで、この協定の内容は、2012年度までに二酸化炭素排出量を2002年度より6%削減することであり、そのために、NOx排出量はディーゼルの10分の1、二酸化炭素も20%抑えられる圧縮天然ガスCNG車の増車や、太陽光パネルの設置、輸送の効率化などに照準があてられたそうです。 そして、特に素晴らしいのは、これを達成するために社員教育を要としたこと。
つまり、3万人はいらっしゃるだろう社員全てに、環境経営への取組みを徹底させていったことにあります。
 例えば、アイドリングストップを徹底するために現場でキー抜きのチェックをしたり、営業店周辺の清掃活動をしたりと、社員に意識向上を促す具体的な行動を定め、徹底を計られたと聴きました。微差が大差を生むという言葉を具体化された方針徹底力はたいしたものです。
 今まで、個人的には飛脚の佐川という速いけど、粗いというイメージを持っていました。しかし、この度の参加で、運送会社として、地球資源や原因資源を撒き散らしているという原因者としての環境経営への義務意識や真摯な姿勢がトップにあることを非常に新鮮に感じたのです。
 現段階では、CSR活動というと大企業や上場企業だけのかもしれません。

しかし、成熟社会になり、消費者や顧客は、コスト観点だけに留まらない選択の姿勢を持ち始めました。あなたの会社ではどんな「環境経営」に取り組んでおられますか?
 この問いに自信を持って、“やってるさ!”と言えないお客様は、会社や事務所の向こう三軒両隣を掃いたり、分別収集をすることから始めましょう。いや、路上に塵を、吸殻を捨てるところからやめなきゃいけません。

 いずれにしても、ゴミ分別は家庭のこと・・・いや、配偶者の役割なんておっしゃっているうちは、企業の社会性が向上しないってこと。そう、まずはできるところから徹底しましょう!
 中小企業は、大企業よりもまちに根ざしているのだから・・・花一杯運動、美化運動、環境ボランティア、自社排出廃棄物の完全処分などなど、地球のために。

次回からは、「クレーム先生、こんにちは!~実戦クレーム応対道場」でお目にかかります。どうぞよろしくお願い致します。

 
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