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2008.01~部下の仕事への理解度を“確認する”方法!!~ プリント メール
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2008/01/25 Friday 09:54:50 JST
~部下の仕事への理解度を“確認する”方法!!~

 

今回のケースはサービス業で働くBさんが自社で会議の進行役をしたシーンです。会議内容は「前期の反省点・問題点の確認と今期の実行計画」で、上司であるA課長はBさんに会議をするにあたり新しい会議運営手法(以下Z)を取り入れて、実践を兼ねたシミュレーション(模擬実験)形式で行なうよう指示しました。Bさん以外のメンバーはZを経験したことがなく、どのように話し合いの場を進めてよいか分からないため、A課長はBさんに「皆を導き今回の会議を円滑に勧められるよう」Zを十分に理解し、準備に取り組むよう指示をだしました。

Bさん:それでは始めたいと思います。
メンバー全員:よろしくお願いします。
Bさん:それでは早速、前期の反省点、問題点から始めたいと思います。それでは早速ですが・・・

    自分なりに準備した手順どおりに忠実にスタートできたBさんは緊張しながら、会議を進行していきました。参加メンバーは新しい手法とあって、今までの手法(以下X)との違いへの質問を次々とBさんに投げかけます。メンバーの一人であるA課長も「今期」の戦略の一つである「新商品開発」に関してBさんに質問をしました。

      A課長Bさん、今、お客様を満足させる為に「新商品開発 」が必要という戦略が決定したけどこれじゃあ判りにくいからもう少し「何を、どの様に」商品開発するかをもっと具体的にする必要があると思うんだけど。
      Bさん そうですね、わかりました。じゃあ皆さん*ブレーンストーミングで意見を一人3つずつ出してもらえますか?*自由な発想で意見を練りだす手法
      A課長 3つ?以前のXでは数は限定せず自由に出す方法だったんだけど今回のZは数を限定しているのは理由があるの?
      Bさん:・・一応、Zだと「3つ」にまとめるのが良いとしています。
      A課長:その理由は何かな?
      Bさん:・・そうですね・・・・・何も説明はなかったですね・・・
      A課長:じゃあ、Xとの違いがわからないな。どっちのほうがいいのかな、以前のXの様に数は限定せず自由に出す方法がいいのかな? 
      Bさん:・・・そうですね・・・どうですか・・・皆さんはどうしたら良いと思います?
      メンバー全員:・・・・・
      Bさん:・・Cさんはどう思います?
      Cさん:・・・・Bさん、逆に質問なんですけど、今回のZは従来のXと同じ「数を限定しないやり方」でも進められるのですか?
      Bさん:・・・・・そうですね、一応勉強した限りではそのやり方では書かれていなかったのですが・・ ・・皆さん、どちらがいいですか? 
      A課長:・・・・・Bさん、・・・この新しいZを理解しているのはBさんだけですよ。・ミーティングで私達を導くのはBさんの役割じゃないのですか?
      Bさん:・・・はい。
      Cさん:・・・そうですよ、私達はBさんから新しい方法を学ぼうとしているのに。
      Bさん ・・・・
        
      充分に学習し自信をもって準備した通りの型で進行すれば会議を進められると思っていたBさんは、メンバーの一人から予想外の質問を受け、とまどってしまいました。この後も会議において更に他のメンバーから多様な質問をうけ、返答する事ができずにいたBさんは自身の学習した事への理解度の低さ、準備の足りなさを痛感する事になりました。
      今回の問題点はBさん自身が学んだ手法を表面的に「理解」し、その内容に疑問を持ったり、過去の手法と比較したりせずに、「学んだ」と思い込んでいた事にあります。部下が仕事を深く考えているか自覚させるために部下自身が「理解した」事を実際に実践してもらい、問題にぶつける事で多くの学びが得られます。

      具体的行動提案:
      ・部下の理解度をはかるために、社内のメンバーに参加してもらい実践()を兼ねたシミュレーション(模擬実験)を行なう。
      ・シミュレーションをする際には真剣勝負で質問をする。

      3者から質問や指摘されることは部下にとって自身の「本当の実力」を知る良い機会です。
      自身の実力を知ってもらう事で部下を成長させましょう。

 
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