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No.387【今年の出来事】-2005.12.28
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2007.12 ~“叱る”ことで部下に気付きを与える!!~ プリント メール
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2007/12/21 Friday 10:32:09 JST
~“叱る”ことで部下に気付きを与える!!~

 

今回のケースはサービス業で働くBさんが自社発行の月刊広報誌の記事提出に関して自らの甘さに気づいたケースを考えていきます。Bさんは月刊誌の記事作成を上司のA課長に任せられて提出毎にアドバイスを受けながらサポートしてもらい半年が過ぎようとしていました。これまでA課長はBさんが記事の提出が多少遅れても認めて、提出期限に余裕をもって取り組むようアドバイスを送っていましたが、Bさんには改善しようという様子がいっこうに見受けられませんでした。

BさんA課長、すみませんが今お時間ありますでしょうか?
A課長:大丈夫ですよ。何でしょうか?
Bさん:はい。(資料を手に取りながら)大分遅れて申し訳ありませんが、来週発行の月刊誌の原稿の確認をお願いしたいのですが。
A課長:わかりました。でも今頃ですか?
Bさん:はい、遅れて申し訳ありません。ようやく出来上がりました。
A課長:・・・Bさん、毎回の事ですが何故いつも提出期限ギリギリになって原稿確認の依頼をしてくるのですか?前回も前々回もそうでしたよね?
Bさん:はい・・・
A課長その時、私は受け取りましたが、どのようなアドバイスをしました?
Bさん:はい・・・“毎月1ヶ月の時間 があるのでできるだけ余裕をもって出すようにとアドバイスをもらいました。
A課長:それで今度も同じ結果なのはどうしてですか?
Bさん:・・・
A課長Bさん、申し訳ないけれども今回は受け取れません。どうしてか分かりますか?
Bさん:また同じ事を繰り返したからです。
A課長:そうですね。それもありますが、それだけですか?
Bさん:・・・
A課長Bさん、原稿を書くのはもちろんBさんの担当ですけれども、その後に他の関係者が関わる確認作業、編集作業があるのは知っていますよね?仕事には自分以外の関係者がいる事、その人達への影響をよく考えてください。
Bさん:・・・はい。
A課長忙しい中Bさんが頑張って提出してくれた事には感謝します。けれども今回は受け取れません。“今回は記事を載せることができない”事を関係者全員にBさん自身から謝ってください。
Bさん:・・・はい、分かりました。

Bさんは時間をかけた内容に自信があったため受け取ってもらえるだろうと信じて疑ってなかったので暫く呆然としていました。しかし言われた事を よく考えてみると、これまでBさんはA課長がサポートしてくれている安心感から、自身に課せられた仕事を終わらせば良いと思っていた事、その為、その後の関係者の事などはあまり気にしていなかった事に気づきました。

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その後、反省したBさんは、悔しい思いと情けない思いで各関係者を廻り迷惑をかけた事を謝り、次回の仕事へ取り組み始めました。上図は今回のケースの流れを描いたものです。部下の本当の成長を願い、 “任されている”仕事ではなく“自ら取り組む”仕事に取り組めるように場合によっては思い切り“叱る”事は上司に与えられた重要な仕事です。

・(具体的行動提案)
○部下自身が言動・行動に“甘え”があると気づいていない場合は機を失せず“叱る”。
“なんでこんな事もできないんだ”と部下自身の能力を責めるのではなく話の焦点を仕事の進め方に問題があること、何故その仕事が最良の方法でなかったのかを“どうして今、しかられているのか”を質問を通して気づかせる
○失敗したケースでも努力したと感じられる点は見逃さずに褒める

*上司の中には、部下をなるべく大事に育てようと思いつい“教育”の手を緩めてしまう上司がいます。この場合“甘やかす”と“ほめる”を勘違いしているケースも多々ありますが、二つの違いをきちんと把握し“褒める”“しかる”をバランスよく使い分けましょう。

最終更新日 ( 2007/12/21 Friday 10:33:02 JST )
 
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