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2007/12/12 Wednesday 09:56:21 JST
No.487【今どきの若者はすばらし!】-2007.12.12

 

この1週間で「今どきの若者は大したものだ」と思う体験をしました。

≪事例1≫
自宅にエアコンを取り付ける工事をした時のことです。
中年でベテランの電気工事技術者と茶髪でアシスタントの若者とペアで仕事をしていました。
一所懸命やってくれましたので、コーヒーを出しましたら、次の予定があったようですが、心よく飲んでくれました。
驚いたのは、その時、茶髪の若者が、両手を合わせて「いただきます」と言ってからコーヒーに手をつけた事です。
そして、さらに驚いたのは、シュガーをコーヒーに入れた後、その袋を自分のズボンのポケットにそっと忍びこませたのです。
さらに、さらに驚いたのは、コーヒーと一緒に出していたチョコレートも同じように袋をズボンのポケットにしまいこんでいるのです。
談笑の後、空気を読んだのでしょう、茶髪の若者は、手を合わせて「ごちそうさまでした」とお礼を言ってから席を立ったのです。
その間、中年ベテランの技術者は、若者の取った行動のいずれもやらずにただ話し込んでいました。
マナーの良さや空気の読み方は「只者ではない」何かを感じました。

彼はきっと、社会的に成功すると思います。マナーや相手を敬う心を持っているし、それを自然と実践しているのですからすごいと思いました。
どこかで、茶髪や見た目の派手さだけで人を見ていた私は恥ずかしくなりました。

≪事例2≫
飛行機が空港に到着すると、「お客様の安全のため、合図があるまでお席でお待ちください」というアナウンスを無視して、さっさとドア付近に移動する人がたくさんいます。
降りるときは乗客が出口に急ぐので、通路が混雑しますが、よほどのことがない限り、後ろの方が「どうぞ」といわれるまで席側で待つようにしています。
そうすると、待っていることを良いことに、なかなか立ち止まってくれる気配がありません。多少強引に割り込まないと、道を譲ってくれない高速道路の合流地点のようです。
その時、ある青年が、立ち止まり、「どうぞ」と手で施してくれたのです。
外国人は老若男女にかかわらずほとんどの方が「どうぞ」と道を譲ってくれますが、日本人の場合はなぜか、「損する」とでも思っているのか、譲ってくれません。そんなとき、若者が譲ってくれたのです。「日本人も捨てたものではない。彼はきっと素晴らしい社会性を持っているに違いない」と思いました。

≪若者の個性を引き出す≫
会社には様々な年代の人が集まって組織を作っています。若者を一人前のベテランに育てるのが公器である会社組織の使命であり、会社の実力です。
いつの時代も若者は、権力や圧力に対してアンチである場合が多いものです。
何事にも従順な若者は、おとなしいので上司や先輩は扱いやすいのですが、自分で考えて行動する力が弱いために細かく指示をしなければ、動けないし、悩んでいる時間がとても多く、力強さが足りません。
アンチの若者は、生意気なので、言うことは聞かないのですが、考える力をもっており、生活力があるため、自分で状況を判断して行動することができます。パワーを良い方向にむけてやれば、面白いほど成長してゆくものです。
従順もアンチも個性の一つですから、彼にとって個性を発揮して組織に貢献する力をつけてやればよいのです。

≪人材育成の工業法と農業法≫
人として共通に身につけておかねばならない、ビジネスマナーや社会常識、人間関係、会社の取扱商品や仕事の手順やルールといった基本動作は個性にかかわりなく、鋳型にはめて育成しなければなりません。
「自分は酒が強いから、少々の酒を飲んでも車が運転できる」という個性(?)を認めていたのでは社会はカオス状態になってしまいます。これらの基本動作を学ぶ方法が本人の個性や考え方を無視して鋳型にはめる方法なので工業法と呼びます。
工業法による基本動作ができた段階で、その人が持っている個性を引き出す教育をしなければなりません。これが農業法です。松は松なりに、梅は梅なりに伸ばし方があるように、その人の個性を発見して、その個性を社会や会社に役立つように訓練するのです。
営業や製造、企画、経理、人事といった職務適性もあるでしょうが、どちらかといえば、技術や技能、知識は、訓練すればそれなりに伸びてゆくものです。
それよりも大事なのは、その人がどのように持って行けば乗るかと言うことを大事にすべきだと思っています。

もっとも頼りになる人に仕事をやらせたいときにその人をどう乗せるかがポイントとなります。
「山田君、Aプロジェクトの事務局をやってくれるか」
「いやです。」
「このプロジェクトを回せるのは君しかいないんだ」
「今まで一所懸命やったのに、だれも協力してくれなかったから、イヤなんです。」
「わかった。もう、君には頼まない」
「私の条件をのんでくれますか」
「条件にもよるが、でも、やりたくないんだろ」
「いえ、そうではなくて、本当はやりたいのですが、やる以上は思いっきりやりたいのです」

個性をつかんで、どう持って行けば乗せられるかを把握しておくことも若者を育てる素養なのです。

 
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