トピックス
No.383【今時のイギリス】-2005.11.30
更に読む...
 
Home arrow リサーチレポート arrow ビジネスコミュニケーションシリー arrow 2007.11~部下のピント外れな行動を防ぐ方法!!~
2007.11~部下のピント外れな行動を防ぐ方法!!~ プリント メール
ユーザ評価: / 1
悪い良い 
2007/11/16 Friday 09:47:52 JST

~部下のピント外れな行動を防ぐ方法!!~

 

部下と上司の間でやりとりされる重要なものの一つに報・連・相があります。しかし重要な報・連・相を行なっているはずなのに上司からみればどうしても“部下の行動のピントがずれている”と感じる場合が多々あります。今回のケースのある製造業の企画・営業部に勤務するA課長も幾度となく部下であるBさんの行動に“ピント外れ”が多いと感じていました。

Bさん:現在進めている“商品パンフレットの内容改善”に関してですが、いろいろ検討した結果T案で行こうと思います。これがその概要です。
A課長:ごくろうさまです。(資料を手に取りながら)聞かせてもらえますか。
Bさん:はい。今年のわが社の方針は顧客へのサービス向上ですが、その観点で考えますとわが社に必要なのは徹底してお客さまの視点で“パンフレット”を見直さないとなりません。その為の具体的対策として現在のモノでは伝わりにくいので、より分かりやすくするためにいくつか用語や商品の説明を加え詳細に分かるよう説明しています。
A課長:分かりました。ありがとう。でもこれは現在のモノとさほどかわらないんじゃないですか?
Bさん:いえ、新しく加えた部分があります。例えばパンフレットの2ページ目にある説明①と説明②は今までなかったものでこれがあればお客様により良く伝わるという点で違います。
A課長:確かにその点では違っているけど、本当にこれが現在のモノと違いがあるのかな。
Bさん:といわれますと・・・
A課長:お客様の視点に立ってもう一度良く考えてください。
Bさん ・・・
A課長:分かりますか?
Bさん:・・・いえ、分かりません。違いですか・・・
A課長Bさんの言うように確かに違いはあるけれどもそれは表面的な部分ですよね。T案は現在のモノと同様にまだ専門用語が多いし、業界の人にしか分からない表現がまだ残っていますよね。これだとお客様の視点から見ると分かりにくく、我々の視線で見ていた現在のモノと本質的にはあまり変わっていないと思うんだけどどうかな?
Bさん:・・・・そうですね。そう考えるとT案よりもっといい案がありそうですね。
A課長:それじゃあ、この方向でもう一度考えてもらえるかな。
Bさん:・・・・ハイ、分かりました。

数日後、新しいS案を提出したBさんでしたが、その内容は前回のT案と比べ内容こそ変わっていましたが、お客様の立場ではなく製品を提供する視点で作成されていて、A課長は再度説明をしなおさなければなりませんでした。
今回のケースはBさんがA課長から指摘された点を理解していなかった事が原因ですが、その背景にはBさんが仕事をいくつも抱えると、注意力が散漫になってしまうことがあり、今回もそういった状態で上司とのやりとりをしていました。
今回のケースの様に相手が理解しないまま次の行動に移すとピントがずれてしまい、お互いの時間と労力を浪費する事になってしまいます。この場合にとるべき行動は「ハイ、分かりました」の返答で相手が理解したと即解釈するのでなく、報告、連絡、相談時にきちんと相手が理解したか相互確認する必要があります。

・具体的行動提案
 報告、連絡、相談時に次への行動を相互確認する際に以下の事を復唱、メモさせる。
○現在の業務のやり方がなぜ最善の策ではなかったのか
○また以前と現在の業務のやり方の本質的な違いは何か

・ポイント
*部下の返答が生返事になったり、聴く姿勢が感じられないときは注意力が散漫になっていたり、上司の指摘を聞きたくなくその場から離れようとしているサインです。そういったサインを見逃さず相手が理解するまで質問を投げかけることが必要です。

*「理解したつもり」「理解しただろう」を積み重ねると将来大失敗を起こしかねません。日頃から報・連・相の意識を徹底させる事で未然に防ぎましょう。

最終更新日 ( 2007/11/16 Friday 09:54:36 JST )
 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!