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No.470【複眼と広角レンズ】-2007.8.15 プリント メール
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2007/08/15 Wednesday 10:27:58 JST
No.470【複眼と広角レンズ】-2007.8.15

 

めまいがするほど変化の激しい現代では、かえって昼寝をしてから出かけたほうが良い場合がたくさんあります。
ブームとトレンドの違いを見極めるためには、物事の本質、変化の本質を洞察する感受性や想像力が必要です。世界で起きているすべての変化は人間の思いと行動が起こしているのですから、人間が何を求めているか、どんな価値観を持っているかを理解することによって見えてきます。


ブームは仕掛人が創造することはできますが、一過性の現象で終わってしまいます。
たとえば、「(20年前に起きた)バブル」「セレブ」「韓流」などです。

しかし、トレンドは人間の持っている本能的な願望が時空をこえて同時多発的に起きるものです。トレンドにはきっかけとなる原因はあってもだれかが何かの目的のために意図的に仕掛ることができるものではありません。何の利害も脈絡もない人たちが本能に忠実に行動することによって自然発生的にできる波ですから、参加することができてもコントロールすることは不可能です。
最近の例でいえば、「インターネット(自由な情報交換の場)」「携帯電話」「スローライフ」「地球環境の改善に貢献したい」「安心・安全」などのサービスや商品、考え方がトレンドと言えます。
経営はトレンドで考えることが重要です。

目先にとらわれると足元をすくわれます。
一寸先が読めない時代に入り、目先のことしか考えられなくなってしまうと、目線がどんどん下がってしまいますので、とんでもない危機を内包してしまいます。
常に上を向いて未来に「夢」と「希望」がなければ生きてゆけません。未来が「暗黒」と「絶望」であるなら人間は思考停止状態のただのロボットと化してしまいます。

そうならないためには、
未来に対しては「望遠鏡(telescope)」を使って遠くを眺めつつ、現在に対しては「顕微鏡(microscope)」で具体的に一つひとつ確認し、高い視座から「鳥の目(bird’s eye)」のごとく全体を把握し、同時に「蟻の目(ant’s eye)」で目の前を見てゆく複眼思考と広角レンズのような広い視野が必要です。

自然の摂理
振り子の原理と同じで、一旦右に動いた振り子はいずれ左に戻ります。山があれば谷があります。夜が来れば朝が着ます。冬になれば春はもうすぐです。今をくいのないように生きるのは当然としても、今しか見ていないと、次のムーブメントが読めなくなってしまい、また振り回されてしまいます。
原理原則を大切にしましょう。

ファストフードとスローフード
あまりの速さに警笛を鳴らすように、ファーストフードから人間の尊厳を開放するためにイタリアの田舎町から始まった「スローフード」は全世界にあっという間に広まりました。
体に良いものを手間隙かけて作ったオーガニック食材をこれまた時間をかけて料理し、出来上がった料理を時間をかけてコミュニケーションを図りながら食事する。ここから人間性回復の糸口を見つけようという、第二のルネッサンスがスローフードです。
決して快適でもないし、便利でもないが、もっと大事な価値観があるというわけです。
LOHASはこの未来形です

カラーで勝負する
すべて一色に染まることのない現在は多様性(カラー)に満ち溢れています。多様性とは異文化であり異価値であり活力です。若者だけの組織は元気があっても智恵がありません。老人だけの社会では智恵や体験があってもそれを行動に移す元気がありません。日本人だけの発想よりも中国人や欧米人、アジア人、アフリカ人等の混合チームのほうが魅力的なものができます。
長い間、人民服一本でやってきた中国ですら、人民服からファッション服に移行するのに5年もかかりませんでした。今では上海は世界でも有数のファッション国際都市になっています。
ひとつの色で国を染める時代は終わりましたし、それでは国が発展しないことも分かりました。一見、強固なシステムに見えますが、内包する不満を裁ききれなくなると一気に内部崩壊をしてしまうことはさまざまな歴史が証明しています。

どの領域で生きるか、それを発見すること
商店街しかなかった時代に創業した主婦の店「ダイエー」はセルフサービスという当時ではとんでもない手法で時代を風靡し、2兆円企業に成長しました。だれもが「あんな不親切なやり方ではお客がこない。名前どおりスーとはやってパーと消える」と陰口をたたかれました。が、結果はご存知の通りです。
しかし、それにより、個人の相対売りの店舗がなくなりはしませんでした。
デパートも苦戦を強いられましたが、消滅はしませんでした。
町中にコンビニが乱立しても個人商店は健在です。
消費者にとって、選択肢が増えることは自由と豊かさの象徴であり、創造的なライフスタイルを実現するには不可欠な要素です。
フルカラーの時代はどの色で勝負するか、存在意義をどう主張するか、そして、その色に価値を見出してくださるお客様をどう創造するかなのです。

付加価値をつけられない企業は消える
単純な施工(電気、水道、クロス、左官、配管等の1工種施工)しかできない建設業や土木業も消えてゆくでしょう。建築物の新規需要の逓減傾向が続くことと、道具の開発が進んで工法が大幅に変化するために、工期の大幅短縮とコストの大幅短縮が進むからです。
専門性を高めてマーケットの間口が狭くても日本全国又は世界をマーケットにすれば大成長を遂げることができます。
あるいは、ある特定の顧客層(年収1500万円以上)に対して幅広いサービスをきめ細かく提供するニーズは莫大なものがありますから、このマーケットも大成長するでしょう。
新築からリフォームメンテナンスの段階に入っている日本では、リフォームマーケットは莫大な市場といえます。
但し、リペアでは個人企業のままで終わりますのでくれぐれも間違いのないようにすべきです。リフォームは感性豊かな価値を、提案する力がなければ成長しません。

 
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