トピックス
No.399【「顧客満足」と「顧客不満足」の差】-2006.3.29
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.0440~0469 arrow No.465【現状維持は後退なり】-2007.7.11
No.465【現状維持は後退なり】-2007.7.11 プリント メール
ユーザ評価: / 0
悪い良い 
2007/07/11 Wednesday 13:46:00 JST
No.465【現状維持は後退なり】-2007.7.11

 

少し古い話ですが、中世の農耕社会が崩壊し、工業化社会が始めるきっかけになったのは、今から約200年前の1790年代のイギリス産業革命です。
なぜ、イギリスに産業革命が誕生したのか。昔、世界史の授業で習ってはいても、意外とあいまいなことが多いので、おさらいしておきます。


≪便利さを体験すると後戻りできない≫

東インド会社の設立により、肌ざわりがよく加工がしやすいインド綿布が流行しましたが、これに困った毛織物業界が政府に圧力を掛けて1700年にインド綿布の輸入を禁止してしまいました。
どこにでも、いつの時代にも先の読めない抵抗勢力は存在しているものですね。
輸入禁止になっても、一旦、使い勝手の良い商品を知った以上、輸入禁止だからといってあきらめられません。そこで、イギリス国内で綿布の生産が始まったのです。生産革新の始まりです。

従来の手織りで綿布を生産したのでは、膨張した需要に供給が追いつきません。
そこで、道具の改善と工夫が進み、ジョン・ケイが飛び杼(ひ)を使った織機を発明したために、なんと50倍以上の飛躍的な生産性向上を実現したそうです。
手織りに対応するだけで十分だった製糸業界ですが、織りの生産性が高まったために、今度は、旧態依然とした手作業で生産していた糸の供給が追いつかず、製糸業界の革新が求められました。
その結果、ジェニー紡織機(1764年)、アークライト水力紡織機(1769年)、ミュール紡織機(1779年)と技術革新が進み、遂にカートライトが力織機を発明し、工業化に弾みがつくことになります。

≪もっとも重要な動力源の開発≫

それまでは動力に風車を使った風力、水を使った水力でエネルギーを得ていましたが、ワットが蒸気機関を発明することによって、動力効率が大幅にアップしたのです。
その後スチーブンソンが蒸気機関車を発明して、輸送手段が馬車から機関車へ大量物流を可能にしました。工業化はとどまるところを知らず発展をとげ、現在に至っています。

ながながと産業革命の例をとってきましたが、それまで、人手と道具を使った生産が全てだった農業社会が、機械を使って「ものづくり」するようになると、数倍の速さで環境が変化してゆくことを再確認したかったのです。決して、立ち止まることも、スピードを緩めることもありません。従来以上のスピードで前へ前へと前進してゆきます。

1995年以降始まった情報社会においてはIT革命により、莫大な量の情報が恐ろしいスピードで飛び交い、情報が一瞬にして陳腐化してしまう時代を生きています。
ついてゆくだけで、めまいがして、つかれきってしまうかも知れませんね。
大事なことは「現状維持は後退なり」ということです。めまいがしても疲れがひどくても現状維持はできません。
さあ、そこで、少し考え方を変えてみましょう。

≪手書きを見直そう≫

それならば、一瞬のうちに忘却のかなたに飛んでゆくような表面的な情報を追いかけるよりも、重要な情報を時系列やカテゴリー別にデータベース化することのほうが価値を増してきています。
物は考えようです。

    行動互訓
    1. (信念)
    信念をもって仕事に取り組め。
    信念は己を成長させる強力な武器である。
    2. (情熱)
    仕事に情熱を燃やせ。
    情熱なき仕事は感動も成果も生み出さない。
    3. (創造)
    既成概念にとらわれずに常に商品開発、業務改善に努めよ。
    現状維持は後退である
    4. (責任)
    良い結果に責任を持て。
    中途挫折は何もやらぬと同じ。
    初志貫徹せよ。
    5. (少数精鋭)
    精一杯働いて最大の満足感を得よ。
    それにより限りなく能力が開発される。

※現状維持は後退であると明示している顧問先の行動互訓です。

自分が気になる重要だと思う情報をA5サイズの手帳やバインダーノートに書いてゆきませんか。
カテゴリーも自分で興味を持続できる範囲だけでOKです。スクラップでもかまわないし、PDFファイルでもかまいません。
そのときは重要だと思って書き留めていたカテゴリーの情報が実はあまり重要でない情報だったということがよくあります。そのときは、そのカテゴリーを閉鎖してしまえばよいのです。必要になればまた再開すればよいのですから。
とにかく、「現状維持は後退なり」と考えて、前進するのです。それも自分のペースを崩さずに、マイペースでやってゆくことです。
ロボットではないので、全てを網羅した情報データベースを追いかけることは無理ですから、今すぐやめましょう。時間と体力の無駄です。
それよりも、関心を持って、継続的に収集できる情報を、収集しやすい形で、体系化するほうがはるかに重要です。

≪森の中の木としてみる≫

あまり細かいことにこだわってしまうと、そこから抜け出すことができません。
「木を見て森を見ず」という現象になってしまうのです。スピードが速く、情報が氾濫しているがゆえに、本物の情報を探し当てることが大事なのです。
本物の情報や真理へ近づくためには、物事を多面的に見なければなりません、具体的には鳥の目と蟻の目の両方です。
まずは鳥の目で全体を鳥瞰し、次にポイントとなる部分を探し当て、蟻の目で精査するのです。
情報が氾濫している時代であるがゆえに本物の情報に近づくノウハウは今のあなたには必要なのです。

 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!