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No.405【会社の元気は社員のやる気づくりから】-2006.5.10
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2007/06/27 Wednesday 10:36:41 JST
No.463【過ぎたるは組織崩壊へつながると心得るべし】-2007.6.27

かって、お客様に喜んでいただくためには、スタッフ全員が私と同じ目線で物を見て、完全な仕事をしなければならないと理想に燃えていました。

経営者には遊び楽しみが存在しないし、人生観が事業観であり、仕事観ですので、休みはなくて当たり前で、食事時間は空いた時間にとるものだと信じて疑いません。自分が先頭を突っ走っているので、スタッフもついてくるのが当たり前、休みぐらいで文句を言うなんてとんでもない。ましてや食事はお客様に合わせて済ますのが当然。

このような前近代的な発想では、いくら情熱的に語っても人はついてこないし、やめてゆくだけです。

スタッフのプレッシャーは相当なものだったろうと考えますが、本当によくがんばってくれました。しかし、私以上に完全主義者であった得がたい優秀な社員が自信をなくし会社を去ってゆきました。
考え方が違うたびに口すっぱく説明し、さまざまな事例を引用し、わかってもらおうと思って話していましたが、それは単なる押し付けであり、アドバイスという名のいじめに過ぎなかったように思います。
スタッフは「何をやっても評価してもらえない」ので、仕事が面白くなくなり、次第にミスが発生するようになります。ミスが発生すると、叱られるので、次第に考えることをやめ思考停止状態になって行きました。
同じものを求めるプロセスを急ぎすぎて、私のコピーを作ろうとし、一方でコピーできないことをわかっているのにできないといって腹をたて、小言を言っていた自分が恥ずかしくなります。
いまだにその性癖は残っていますが、さすがに以前と同じ過ちを繰り返すことはありません。
しかし、用心しないとすぐに本性が現れて、アドバイスという名のいじめや、自主性という名の試しが頭をもたげてきます。いくつになっても大人になりきれない自分に腹を立てながら、自分を戒めているのです。

人の欠点は個性の象徴

人には誰でも長所と短所があります。完全である人は存在しないのです。私が「わかっていない」「できていない」と攻めたスタッフもたくさんの長所と短所を持っていました。短所は表に出ていますからすぐにわかりますが、長所は見えないところにかくしてあってなかなかわからないようになっています。
なぜ、そうなっているのかと考えると、長所は見つけなくても問題にはならないが、短所は直さないと問題になることが多いので発見しやすいように表に有るのだなと思うようになりました。
それは、短所を見つけた人が、短所をうまく利用してその人を活かしてあげる方法を考える責任を自覚させるためだと思うようになったのです。
人の短所を特徴であり、個性と捉えることによって、他にない特徴をその人に与えている神の配剤に目を瞠るのです。
引っ込み思案の人は、人見知りが激しかったり、社交的でないことが多く、会話が少ないのでコミュニケーションがとれないことがあります。
しかし、普通の人が出来ないぐらい集中力があり、冷静に物事を見て、思索にふけるタイプでもありますので、会社全体の動きを把握し監理させると驚くべき能力を発揮します。その能力を生かすと経営企画室や社長室、経理、人事のような細かい実務の積み重ねの現場では大いに力を発揮します。

人の欠点はその人を特徴づけている個性と判断する時代になっているのです。

成熟した社会はサービス化が進む

私の持論のひとつに「高度に成熟した社会では、全ての仕事がサービス業に進化する」というのがあります。
5月に上海に出かけたときに、入国管理ゲートに新しいスローガンが掲げられていました。
「笑顔で質の高いサービスを提供する」という意味のことが英語で書かれています。

従来の上海の入管はやたら効率が悪く、時間がかかり、無愛想なのが常識でした。さすがに、発展途上国のように公然と賄賂を要求することはありませんでしたが、意地悪をされることは日常茶飯事でした。
しかし、北京オリンピックも近づき、上海万博の工事も急ピッチで進み、有人宇宙飛行も成功した中国は文字通り先進大国の仲間入りをしています。サービスという考え方の重要性を国が認識し、全国に浸透させる決意をしたように見受けられます。

サービス業とは「おもてなし」のこと

中国の上海で敵対的で威嚇するような目つきから、笑顔で親しみのある歓迎の目つきに変わりつつあることはすごいことです。

先進的なサービスの代表的な会社が「東京ディズニーランド」です。
お客様に喜んでいただくために、さまざまな工夫を凝らすときに、力で強制するとお客様よりも内部に目が向いてしまい、社員は疲れきってぼろぼろになってしまいます。精神的に弱い人や完全主義的な几帳面な人はノイローゼやうつ病になり、組織が急速に崩壊してゆきます。

お客様に喜んでいただくために、始めたことが、社員を疲れさせるだけの結果になり、会社を危機に陥れることがあります。
やはり、社員が楽しんで、使命感に燃えて、喜んで仕事をする環境を作らねばなりません。

最終更新日 ( 2007/06/27 Wednesday 10:36:58 JST )
 
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