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No.307【今時のイギリス】-2004.6.9 プリント メール
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2007/06/25 Monday 11:27:25 JST
No.307【今時のイギリス】-2004.6.9

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1 経済社会動向


(1)製造業部門における低い現場人件費
アメリカ労働省は、その報告書の中で1991年から2001年の期間において、欧米諸国の製造業部門に関する生産現場の時間当たり労働者費用を比較しています。その結果、イギリスの現場労働者のコストはアメリカやドイツ、ベルギー、デンマーク、スウェーデンに比べ常時低いことがわかりました。ちなみに生産現場の労働者コストの最も高い国はドイツ。次いで、ベルギー、デンマークの順でした。イギリスはスペインとともに最も生産現場の労働者コストの低い国であることが同省の報告でわかりました。

(2)イギリスの水質汚染状況-河川-
イギリスの環境局の調査分析によると、河川の「健康」状態を表す河川の生態系の状況に関しては、1990年に比べて2002年には5%の改善が見られます。一方で、河川の有機物汚染の状態を示す化学物質の状況は、1990年に比較して2002年には9%の改善に成功しました。


(3)対イギリス直接投資の現況 -その3-
イギリス投資貿易局の報告書によれば、業種ごとの対イギリス直接投資に関して、ソフトウェアー産業が87件とトップ、次いでIT・インターネット・イーコマース産業の79件でした。このように上位2つは知識情報型の産業が占めました。
次いで自動車産業の47件、電子産業の44件、金融41件、医薬・バイオ37件、食品・飲料の36件と続いています。人件費の上昇にもかかわらず、ハイテク型製造業の多くがイギリスへの対内直接投資を行っている背景には、同国の技術水準の高さやR&D活動に対する税制優遇措置などの要因が挙げられます。

(4)成長著しい環境市場
イギリスの環境市場は現在243億USドル(約2兆6千億円)であり、2010年には324億USドル(約3兆6千億円)の市場が見込まれています。
現在、イギリスには環境関連の企業が約7,000社あり、それに関係する従事者は、約20万人にも及ぶと言われています。
また、水及び廃水処理のビジネス分野だけで約32億USドル(約3,500億円)もの輸出を行っていると報告されています。


(5)拡大が期待される不動産投資
ある不動産スポンサーの報告書によると、不動産需要に応えるため、毎年140,000物件まで新たに建設される必要があると述べています。
イギリス銀行の金融政策委員会であるケイト・ベーカー女史によると、現在の需要水準を満たし、かつEU平均の不動産価格のインフレーションの水準まで低下させるためには、民間部門において70,000から120,000もの物件が年間新たに必要になると言及しています。更に、公共部門において最貧困者層の不動産ニーズを満たすためには、17,000から23,000もの物件が新たに建設される必要があると報告しています。

 ビジネス

(1)イギリスの大手スーパー「マックス アンドスペンサー」が家庭製品市場に
イギリスの大手スーパー「マックス アンド スペンサー」は新たな家庭製品のお店ライフストアーをオープンしています。
現在も49店舗において限定的に家具を、そして113店舗で家庭製品を販売していますが、ライフストアーでは、バーベキュー、アウトドア商品からバスルーム、ジムの機器に至るまで12,000アイテムに及ぶ商品を販売する予定です。
エグゼクティブ・ディイレクターのラディッセ氏によると「家具家庭製品市場のリーダーを目指す為の第1ステップになるでしょう」と語っています。
「家」に関する商品では、まだまだ立ち遅れている日本において、ライフストアの多彩な商品や店作りにおいて、参考になることがあるかもしれません。


(2)好調を堅持するイギリス家具最大手のMFI
イギリスの家具大手のMFI社は年間の税引き前利益が29%アップしたことが明らかになりました。その金額は103.8百万ポンド(約200億円)にも及んでいます。ただし、イギリス国内では、金利の引き上げや消費者支出に陰りが見え始めてきた経済情勢に影響されたせいか、1.8%の伸びに留まっています。

(3)各国の起業家風土の比較-その3-
早稲田大学アジア太平洋研究センターの報告によると、起業家になるまでに経験した職種に関しては、イギリスでは「経営管理」が最も多く全体の30.4%ありました。これはアメリカ同様高い数値を示しています。一方で、日本は「営業・マーケティング」が51.1%と最も高い数値を表してしました。これはドイツ、韓国とも同じ結果でありました。松田修一教授によれば、「顧客に受け入れられてこそ、つまり販売できてこそ、企業を起こし、運営していくことが可能になる」との考えからきていると述べています。

(4)UK起業家紹介
★アクション フォー エンプロイメント(Action for Employment)
Aレヴェルというイギリスの大学入試試験に失敗したエマ・ハリソン(Emma Harrison)は、いったん、福祉サービスの仕事に就きました。
その1年後、2年のエンジニアリングのコースに入学し、わずか8ヶ月で、そのコースを修了させました。1987年に卒業した後、エンジニアの養成を行っている父の零細企業を継ぎ、4年後には、百万ポンド(約2億円)の会社にまで成長させました。その後、彼女は父親の会社を去り、自らアウトソーシングの会社「アクション フォー エンプロイメント」を立ち上げました。同社は、公共機関、民間会社の双方における研修、教育、リクルート、育児、行政管理など様々なサービスのアウトソーシングの業務を引き受けています。
シェフィールドを基点にしたこの会社は、現在売上30百万ポンド(約60億円)、2001-2002年の利益が3.4百万ポンド(約6.8億円)にも及んでいます。
詳細はhttp://www.workways.org.uk/A4E.htm

最終更新日 ( 2007/06/25 Monday 11:31:36 JST )
 
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