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No.310【今時のイギリス】-2004.6.30 プリント メール
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2007/06/25 Monday 10:49:53 JST
No.310【今時のイギリス】-2004.6.30

 

~モンゴルの子供たちによる【サンバイノーありがとうコンサート】成功裏に終了のお礼~
目加田経営事務所がサポートしているNGO沖縄アジアチャイルドサポート主催による「サンバイノーありがとうコンサート」は626日(土)13:3016:00にかけて沖縄コンベンションセンター劇場棟にて開催しました。
モンゴルのマンホールチルドレンをサポートする事業として昨年に引き続き2回目の開催ですが、おかげさまで1750席の劇場棟は、ほぼ満席で公演を終えることが出来ました。
一所懸命に演じる子供たちは500名以上の候補者の中から選抜を勝ち抜いてきた9歳から17歳の精鋭です。その子供たちの生い立ちや境遇は様々ですが、人生の最初で最後の日本訪問、沖縄訪問になるかもしれない今回の沖縄公演ですが、観光する時間すら惜しんで、黙々と練習している姿は私たちが過去に失くしたものを教えてくれました。
皆様のご支援に感謝するとともに、成功裏に終了したことをご報告いたします。

今週のFAX情報はイギリスから島本久美子がレポートいたします。
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1 経済社会動向

(1)安い国際電話料金
イギリスはEU諸国の中でも最も早く電話通信分野の規制緩和、民営化を実施した国でした。現在では、同分野において約250もの競合会社が存在しています。2003年における3分間の電話料金の比較について、イギリスは、18.9ユーロ(約240円)と、アメリカやスペイン、イタリア、フランスより安い数値を示しています。このことから、電話通信サービスに関するインフラにおいては、欧米諸国に比較して、相対的にお得なことが伺えます。

(2)イギリスの貿易収支悪化 
エコノミスト誌によると、イギリスの商品・サービス分野における貿易収支は、この1年で-798億ドル(約9兆円)と大幅な貿易赤字を記録しました。貿易赤字は、昨年12月の31億ドル(約4000億円)から今年1月は46億ドル(約6000億円)にまで拡大。特に商品部門の貿易赤字が顕著で56億ドル(約7200億円)にも及び、この主原因は対アメリカへの商品輸出の落ち込みによるものだと分析されています。

(3)対イギリス直接投資の現況-その4-
イギリス投資貿易局の報告書によれば、2003年は、日本の対イギリス直接投資は、製造部門、R&D部門、サービス部門において活発に行われていたとのことです。これらの投資の中には、ケンブリッジにおけるエプソン社のR&D部門や、ロンドンにおける日産社の欧州デザインセンター、マンチェスターにおけるJT社の国際金融センター、ロゼルハムにおけるトヨタの製造部門などが含まれています。

(4)再生可能なエネルギー開発
イギリスの気候変動プログラムによると、2010年までに現在の20%までCO2(二酸化炭素)を削減することになっています。そのため、再生可能なエネルギー利用は重要な政策のひとつに挙げられ、2010年までに電力の10%までが再生エネルギーでまかなうことが義務づけられています。そこで、本来、強風の多いイギリスの気候を利用して、積極的に風力発電がイギリス全土で行われています。


 ビジネス

(1)イギリスの大手スーパー、セインズバリーが黒いトマトを販売
紫色のニンジンを昨年販売して話題になったイギリスの大手スーパー「セインズバリー」が今度は黒いトマト「Kumato」を試験的に販売。通常のトマトに比べて、より甘味が強く、ジューシーのようです。しかし、黒という色が消費者から敬遠されるのではという懸念から、最初はロンドン市内のピムリコ、サウス・ケンジントン、ラドブローク・グローブなどの各店舗で試験販売を実施。販売価格は1パックが約1ポンド70ペンス(約340円)と通常のトマトより少し高い値段となっています。セインズバリーでは、少しずつ日本の野菜も紹介されて、今ではレスター産の椎茸、えのき、しめじなどのきのこは定着し、春菊のような菜っ葉がサラダの具として陳列しています。それでも、アメリカのスーパーと比較するとまだまだ種類が少なく、伸びる余地があるように思います。

(2)風力発電 
風力発電技術で世界の先駆的な会社で著名なデンマークのベスタス・セルティック風力技術社 (Vestas Celtic Wind Technology Ltd.)がイギリスにおいても注目を集めています。イギリスの気候変動プログラムの一環である再生エネルギーの利用促進のフレームを活かし、同社は、スコットランドのキャンプベルタウン近くに風力タービンの製造工場を設置いたしました。そのタービン工場の投資額は、28百万ドル(約33億円)で、新たに124人もの雇用者を創出している模様です。

(3)各国の起業家風土の比較 -その4-
三和総合研究所による「創業・ベンチャー国民フォーラム」調査事業の「主要国の起業意識比較調査結果」に従えば、イギリスでは、起業家に対する社会的評価は42%でした。一方、日本の場合、66.2%とほぼ3人に2人は社会的に起業家を評価していることになり、松田修一教授によれば、社会的評価が飛躍的に向上しているということになります。
ただ、家族の起業家に対する賛成状況は、日本の場合、32.8%と低く、身近な人が起業にチャレンジすることに対し、まだ否定的であることが伺えます。それに対して、イギリスでは、71.2%とアメリカ(80.4%)、フランス(78%)、ドイツ(66%)と共に、非常に高く、家族の支援があることがわかります。また、今後、起業にチャレンジしたい意向に関しては、イギリスで16.6%、日本で11.6%と韓国(36%)、アメリカ(25.4%)に比べて日英両国とも低く、起業家に挑戦したいという意向は現状ではあまり高くないということが伺えます。

(4)パソコン修理業
イギリスでパソコンの修理を取り扱っている大手業者はIBMと東芝だけ。そのため、日本人向けのパソコン修理業を営む業者が注目を浴びています。インターネットの接続からEメールの設定、ウィルスの駆除、データーのバックアップなど幅広くサービスを提供しています。価格は、データーのバックアップで1CD-RM当たり25-50ポンド(約5000-10000円)、インターネット・Eメールの設定ウィルスファイルの設定で約100ポンド(約20000円)。預かり期間は当日から5日以内となっています。

(5)UK 起業家紹介
S&A フーズ
ダービー(Derby)を基点にしたS&Aフーズ社は、2003年の食料品物流研究所のジョン・セインスバリー賞が授与されました。同社の創設者であるペルウィン・ワルシ女史は更に同社を発展させ、現在2つの工場から週あたり約200万もの食品を生産しています。彼女がビジネスをスタートさせたのは1986年。ダービーの地元スーパーでは、洗練されたサモサを見出すことが困難であると判断し、自らそれを作ることをしました。彼女のこのシンプルな発想、決断が従業員数1300人もの大企業に成長させることに成功しました。
現在では、インド料理をはじめ、メキシコ料理、中華、タイ料理、イギリスの伝統料理などを主に取り扱っており、ブリティッシュ・エアラインやパブのチェーン店など幅広く取引先を確保しています。2001-2002年の利益は約2百万ポンド(約4億円)、売上は約2千万ポンド(約40億円)にも及んでいます。

最終更新日 ( 2007/06/25 Monday 10:52:39 JST )
 
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