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No.312【成長企業の条件】-2004.7.14 プリント メール
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2007/06/25 Monday 10:11:33 JST
No.312【成長企業の条件】-2004.7.14

 

2004年7月1日付けの日経新聞の一面に、13年ぶりに日銀短観の結果がよくなっている記事が掲載されていました。(下図参照)製造業だけでなく、非製造業も景気回復の恩恵を受けているようで、
全体的に明るい将来を描いている経営者が増えていることを示しています。

従来は中小企業経営者のマインドが癒えることはめったに無かったので、今回は中小企業の製造業、非製造業においても短観の改善傾向が顕著です。

312.gif

上の表を見ていただくと分かりやすいでしょうが、

l 雇用環境は「過剰」と認識している経営者から「不足」と認識している経営者を引いた値が確実に減少しており中堅企業においては近い将来には「不足」すると言う認識が強いことを意味しています。

それほど、景気の伸びが大きいために、人材の確保に不安を感じている証拠です。

l 仕入れ価格の推移を見ると、ほとんどの経営者は仕入があがると認識していることが分かります。

昨年の鉄鋼に始まり、石油関連、紙関連、デジタル関連素材も値上がりが激しくなっていますから、

仕入コストアップに対する不安が強いようです。

l 販売価格の推移については、大企業は製造業、非製造業とも価格転嫁が可能だと考えており、今後は

販売価格も上昇に転じそうなのですが、中小企業の製造業、非製造業とも価格転嫁はそれほど進まないという認識で、大企業ほどの自信はないようです。

以上の傾向からすると、景気回復局面にある現状は「人不足」と「原料高」と「販売価格下落」という、最悪の経営環境になることが見えてきます。これを[厳しい]と避けて通るのか、「絶好のチャンス」と捉えて前進するのか経営者の姿勢が問われてきます。

受身の姿勢ではなく、果敢な攻めの姿勢で経営を推進してゆくこれが成功につながります  


成長企業の共通項

利益を出している会社の共通項から見えてきたものを「成長企業の10項目」にまとめました。

成長企業の共通項

1. 売上ではなく客数が増えている

2. 新しい取組でもっとよいやり方を求める基本の徹底(時を守り、場を清め、礼を糺す)

1. PDCAを回している

2. 経営数字がOPENで分配ルールが明確

3. 損益よりもキャッシュフロー優先

4. 予定より早く支払い&回収はシビア

5. 専門性を磨き、徹底的にこだわる

6. 早い(朝の出勤、決算、支払、行動)

7. 多い(訪問量、手紙、提案、問題点、失敗)

1. 売上ではなく客数が増えている

売上高は結果であり、影ですから、その本質である自社を支持くださるお客様の数を問題にすべきです。

売上高=客数×客単価 

を別の表現をすれば

自社の都合=お客様都合×お客様満足

であらわすことが出来ます。

これはお客様の都合を優先し、お客様が困っている問題を解決して、喜ばれることが自社の成長につながることを意味しています。

自社の都合を優先したところは必ずどこかで不具合が生じて、衰退するか、消滅しています。

増やすのは、お客様の数であり、お客様の問題解決であり、お客様の利益ですので、くれぐれも間違いの無いように。

2. 新しい取組でもっとよいやり方を求める

いまの仕事のやり方は過去の様々な教訓から得た、先輩方の血と知と汗の結晶です。

しかし、道具も技術もお客様の価値観も世の中の環境も変化しているわけですから、もっとよいやり方はないか、常に新しい取り組みをするようにしけなれば衰退の一途をたどります。失敗を恐れずに変化を求め続けましょう。

仕事のやり方は

2年目で見直し3年目で改善し4年目で捨て去る新しいやり方を導入するのが成功サイクルです。老舗の伝統的な仕事のやり方は常に革新の連続であることを学ばねばなりません。

3. 基本の徹底(時を守り、場を清め、礼を糺す)

永遠のテーマである、基本動作の徹底は全ての企業の克服すべき重要な要素です。

中でも、一方向にしか進まない時間を守ることは、もっとも基本的なことです。

時間を守ることが出来る人は約束もルールも守れます。

次に重要な基本動作が場を清める、すなわち、整理・整頓・清掃です。

整理とは不要なものを捨てることで、有用なもののみが直角四角四面に整然と置かれている状態です。

整頓とは、必要なものがすぐ(通常30秒以内)に取り出せる状態を言います。

清掃は文字通り、掃き清めることです。

神殿を掃き清めるごとく、身の回りや職場を清める行為です。

4.PDCAを回している

Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(修正行動)を継続的に連続して回すことをPDCAサイクルを回すといいます。

従って、Plan(計画)はCheck(検証)できるようにしなければなりません。

経営計画でよくあるのが、①対策○○○ 担当 

という具合に1年間継続するという対策が多いのですが、これだと、改善行動の先延ばしにしかなりません。必ず、期限を明記することがPlan(計画)段階でとても重要なことです。

5.経営数字がOPENで分配ルールが明確

「人は評価方法によって行動を変える」のが原則です。評価されないことを行う人はいないわけです。社員の意欲を高めるためには行動の結果としての業績とその成果の分配ルールをOPENにしておくことはとても重要です。

トップが独りで決めている段階では不満を持っていても表面化することはありません。しかし、ある一定のところで停滞してしまいます。

業績を上げれば上げるほど、分配も増えることがわからないと壁を超えることは出来ません。

※次週は後半の6-10についてお話します。

最終更新日 ( 2007/06/25 Monday 10:14:53 JST )
 
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