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No.461【豊かさは顔に表れる】-2007.6.13 プリント メール
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2007/06/13 Wednesday 10:26:50 JST
No.461【豊かさは顔に表れる】-2007.6.13

 

日曜の夜から顧問先の社員研修旅行にご招待いただき参加して来ました。
今回は東アジア最大のホットスポットのひとつであるマカオの急成長振りを体験するのが目的でした。


古くて新しい社員研修旅行
この会社は17年前からほぼ毎年、海外研修旅行を実施しており、会社の大きな特徴になっています。
社員研修旅行を行う目的は全社員が、仕事を離れて一堂に会してひとつの事業(研修旅行の成功)を成し遂げ、達成感と時間と場を共有することです。
朝食の時やバスに乗り込むときに顔を合わせると、「おはようございます」と挨拶し、部屋に入るときは「おやすみなさい」と声を掛け合う。非日常のなかで、これらの挨拶を繰り返すことによって、互いに仲良くなり、心のバリヤーが一枚づつはがれてゆきます。
無礼講で大いに盛り上がり、大騒ぎになることはあっても羽目をはずさないだけの良識を持ち合わせた組織に少しづつ成熟し、社風や風土に昇華してゆきます。
もちろん、時間もコストもかかりますが、得られる成果はそれ以上に大きいものです。
社員一人ひとりの力を引き出すことの重要性はかってないほどの大きなムーブメントになっています。

トップや幹部、スター社員の一歩も重要な一歩ですが、全社員の半歩に比べれば微々たるものです。
前職の時、毎年、家族も参加した社員旅行を行い、5年ごとに海外旅行を行っていました。会社補助と社員積立で資金はまかなっていましたが、日ごろ味わえない交流がでてき、大きな楽しみになっていたことは確かです。2親等以内であれば家族も参加できるので、両親が健在なときに、家族と一緒に2度も旅行することができました。
最初はハワイでしたが、それが両親にとっては始めての海外旅行で、とても喜んでくれたのを覚えています。最初の旅行の時に、70歳を超えていた父は「良い冥土の土産ができた」と子供のように喜んでいました。
冥土の土産を5年先延ばししてもらい、オーストラリアを元気に旅行することができました。ささやかな親孝行ができたと会社に感謝したことはいうまでも有りません。

豊かになると人々の表情が丸くなる
今回の訪問先である香港とマカオは初めての訪問でしたので、楽しみにしておりましたが、ここで、ある「確信」を「信念」に変えることができました。
それは、「経済は人々を幸せにする」という「信念」です。豊かになると人々の表情が柔らかくなり、親切になるのです。
今回は仕事の都合で時間に余裕が無かったため、研修旅行の途中からの参加させていただくために、台北経由香港行きの最終便で移動しました。
香港につくと夜の11:30で、大混雑の入管(真夜中なのにこんなに混んでいるとはと驚きましたが)をでると12:00近かったのです。
それから、両替をしていなかったのを思いだし、あいているところで両替をしました。
案内に「TAXI」という文字を見つけられなかったので、両替所のおばさんに聞くと、笑顔で丁寧に教えてくれました。
「香港の人は親切なんだな」と思いながら、強引に客引きするドライバーには見向きもせずに教えられたタクシー乗り場に急ぎました。途中でタクシーインフォメーションがあったので、念のため乗り場を聞くと、若い女性の担当者は素敵な笑顔でにっこり微笑むと、丁寧に教えてくれました。
「やっぱり、香港は安全な町だ」と思い、タクシーに乗り込むと、服装は南国風のカジュアルな感じでしたが、対応はとても紳士的で安心感がありました。
翌日、町を歩いても人々の表情がとても柔らかくて笑顔が多いのです。アジア系の民族は普通にしていると笑顔が無いものですが、なぜか、微笑んでいるようでほっとしました。

変化する国と人々の表情
1997年に初めて上海と南京を訪れたときに感じた人々の目はとても厳しい感じがしました。
そのときにご縁をいただいた人たちは当時でも裕福だったのですが、町を歩いていると皆がこちらを見ているような印象を受けました。
人々の顔から険しさが消えているのを感じたのは、反日暴動のおきる1年ほど前です。2008年に北京オリンピック、2010年に上海万博が話題になったころでしょうか、そして有人衛星の打上げが成功した昨年頃からは、逆に自信に満ち溢れた表情、優越感に満ちた表情に変わったように思います。
この変化を一番最初に取り入れるのは若者、中でも女性です。
若い女性がおしゃれになり、モノトーンからカラフルに色使いが鮮やかになってゆきます。流行の先端をうまく取り入れ、携帯電話や音楽はその典型です。
当然、情報にも敏感になり、最新のおしゃれや流行はちゃんとチェックして、取り入れてゆきます。

経済が生活を豊かにし、豊かさが人々にゆとりを生み、それが表情に表れるのだと思います。
一人当たりGDPが1万ドルを越える頃から社会が大きく変化してゆきますが、上海はまさにその領域に達しています。今回訪問した香港で25000ドル、(2005年現在)、マカオで22000ドル(2004年現在、但し2007年4月の速報では初めて香港を抜いたようです)と比較的高いことも大きな原因です。経済的に厳しい環境におかれると誰でも、生活が荒んでゆき、表情が険しくなり、やつれた印象を持つものですが、それほど、豊かさと表情は関係が有るのだと思います。

3月に数年ぶりにインドネシアを訪れたときにも同じような印象を受けました。
人々の顔から険しさが消えて、余裕すら見えてくるのですから不思議なものです。
経済は社会を豊かにする。そして、豊かさは人々を幸せにする。

会社を経営することは、より良いものをよりやすく社会に供給するために、さまざまな努力を提供する利益を追求するプロセスが社会に富をもたらし、それによって人々が豊かになってゆく社会貢献活動であることを改めて実感した研修旅行でした。

 
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