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No.397【「おもてなし」が会社を伸ばす】-2006.3.15

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No.314【本当は黒字?それとも赤字?】-2004.7.28 プリント メール
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2007/06/11 Monday 14:20:24 JST
No.314【本当は黒字?それとも赤字?】-2004.7.28

 

これから、景気が上向いてくる可能性が高いために、一番気をつけなければならないことは、数字の見方です。
数字で判断する以上、数字の本質を知っておかねば誤った経営判断をしてしまいます。

経営者は数字に強くなければなりません。たとえ、自分が強くなくても信頼できる人材があればそれでよいのですが、
計数の素養だけは磨き続けねば経営者失格の烙印を押されます。基本的な経営計数の素養を涵養してください。
思い立ったが吉日です。
決してKKD(経験・勘・度胸)だけで経営しては失敗します。
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収益性は売上総利益では判断できない
ここに、手元資金1億円で創業したコンピュータ製造販売会社があります。一緒に考えてみてください。
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生産能力は高いため、販売数量とは関係なく、作れるときに出来るだけ多く生産するという方針を採っています。
上記概要が分かれば、損益計算書が作成できます。
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すごい黒字計上ですね。
売上高が4億円、利益が3800万円、利益率は9%以上です。この調子で、販売、生産してゆけば、
この会社はますます成長しますね。製造原価を見てみましょう。
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いまはライバルの売価と同じ20万円なので、1万円下げても同じ利益確保は間違いありません。
1万円下げれば、販売数量は30%程度伸ばせる可能性がありますので、シミュレーションの結果、
利益は倍増することがわかっています。早速、幹部会を開いて攻めの経営計画の検討にはいりました。
幹部会の席上、経理部長は増産による攻めの経営計画に反対しました。
次の4つの理由をあげて説明しました。

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経理部長の示した資金繰り表をみると、なんと、1.4億円のマイナスです。

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存続は損益ではなく、資金繰りでしたね。
損益計算書では立派な収益をあげていましたが、在庫計上のところにマジックがあったといえます。

次に経理部長は変動費と固定費で再計算した変動損益計算書をしめしました。
在庫評価は同じように総平均法を採用していますから、評価方法の違いではありません。

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なんと、変動損益計算書では1800万円近い赤字ではありませんか。
いったい、どこが違うのでしょうか。皆さんも一緒に考えてください。
原因は製造固定費を原価に入れるか入れないかの違いあります。

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製造固定費(労務費と製造経費)を標準経費として製品に按分すると、生産が増えれば増えるほど、
製品1個当たりの製造固定費が小さくなり、製品原価がコストダウンできた錯覚を生じます。
実際にかかった製造固定費を、実際に生産した数量で按分するのだから、間違っていないと思われる方も多いでしょう。

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【まとめ】

同じデータを使っても会計方法の違いで、3800万円の黒字、一方は1800万円の赤字。
どちらが経営実態を反映しているかはお分かりでしょう。
税務署に提出する決算書は財務会計ですが、経営判断する決算書は管理会計でなければ見えてきません。
経費を変動費と固定費に分けて考える癖をつけてください。
但し、キャッシュフローはいずれの方法でも同じ結果をもたらします。

 


 




 

最終更新日 ( 2007/06/11 Monday 14:49:02 JST )
 
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