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No.408【天国と地獄は紙一重】-2006.5.31
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No.315【久しぶりの上海&イギリスの“今”】-2004.8.4 プリント メール
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2007/06/11 Monday 13:54:45 JST
No.315【久しぶりの上海&イギリスの“今”】-2004.8.4

 

200311月に訪問して以来、9ヶ月ぶりに上海を訪問してきました。
今回の目的は上海の定点観測をすることと、上海での事業展開の可能性を模索するためです。
今回も多くのすばらしい事業家の方々との出会いがあり、事業の種まきが出来そうなところまできました。
沖縄から上海へは中国東方航空の直行便が毎日就航しており大変便利です。ほぼ満席状態でドル箱のようです。しかし、乗客のほとんどは日本人ではなく、台湾からのトランジット旅行者です。
台湾と中国は国交が無いために、沖縄を経由して往復しているわけです。
上海では市内の再開発が急ピッチで進んでおり、近代的な都市に変貌しています。黄砂で景色がかすんでいなければ、まるでニューヨークの摩天楼のようです。今回の訪問で、町を歩く人々の表情が心なしか明るく、柔和になり、女性がおしゃれで美しくなったと感じました。豊かさが浸透しだしたのではないかと思います。
つい最近OPENしたSC「復興69」は世界中のブランドを一堂に集めた商業施設です。外国の観光客だけでなく地元の中国人も多数買い物をしています。
帰国のときは昨年末に開通したモノレールを体験してきました。時速431キロで走るスーパーカーですが、浦東-空港間60km7分でピストン運転しており、従来、タクシーで1時間かかった市内への移動も、モノレールとタクシーを組み合わせて行けば30分で可能です。料金も従来のタクシー料金120(2000)が組み合わせ75(1200)で可能になりました。
戦後、日本が通ってきた道筋を、いま中国がドッグイヤーで追いついてきています。おそらく、ハードウェアではあと数年で追いつくのではないかと思います。ソフトウェアやヒューマンウェアは4年先の、2008年北京オリンピックを境に急激に改善・向上することは間違いありません。
今後の中国での成長事業はサービス業やヒューマンウェアが中心になるでしょう。
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(1) 各国の法人税比較

エンスト氏とヤング氏によると、イギリスの法人税は30%と欧米諸国の中では低いレベルであることが報告されています。最も低い国は、アイルランドで13%、次いでドイツの26.5%、スウェーデンの26%と続いています。逆に最も高い国はアメリカ(ニューヨークのケース)で46%、次いで、フランスの35.4%、スペインの35%となっています。

(2)満足度の高い実践的職業
週刊ジャーニー誌によると、イギリスでは、看護師や美容師などの実践的な職業に就いている人は、給与が低くても、仕事に対する満足度は企業に勤めるオフィス・ワーカーより高いことが報告されています。労働者の各種技術・技能検定などを行っている「the City & Guilds Institute」が、各職業を対象に仕事への満足度に関する調査を実施しました。その結果、実践的な仕事に就いている人のうち、「その職業を選んだことを後悔したことはない」としているのは全体の70%にものぼっていることが明らかにされました。
この背後に考えられる理由としては、実践的な職業に就いている多くの人が
「新しいことを学べる」
「(独立した場合)他人に指図されずにすむ」
「机にかじりつく必要がない」
などを挙げています。さらに、実用的な職業に就く人は、雇用主に対して「良心的」な人が多く、年間に長期休暇をとるという人の割合は全体の13%と、オフィスで働く人の23%に比べて、少ない数にとどまっているとのこと。
以上のことから、同調査団体では、会計士や弁護士など給与の高い職が必ずしも満足度の高い職業とは限らないと指摘しています。
実践的な職業に就いている人の方が、やりがいを見出だしており、全体的にも、収入やステイタスなどよりも仕事への満足度を優先させる人が増える傾向にあると結論付けています。

(3)日本とイギリスの書籍の違い
日本の各書店が公表するベストセラーを眺めていると、いくつかの特徴に気が付きます。第1に、ビジネス関連の本が多いこと、第2に、精神論に関する本が多いこと。これに対して、イギリスでは、驚くほどビジネス関連の書籍が少ないことに気が付きます。大前研一、長谷川慶太郎、堺屋太一といった経済ビジネス評論を専門とするP著者がほとんどいません。さらに、プラス志向やエモーショナル・コントロールといった日本やアメリカで盛んに販売されている精神論に関する本も少ないことに気が付きます。これらの分野の本に代わり、イギリスでは、ハリーポッターや指輪物語といったファンタジー物語をはじめとした様々な小説が老若男女を問わず広く愛読されています。ちょうど、電車の中で漫画を愛読する光景を日本で多く見かけるように、イギリスでは、分厚い小説をゆったりと読んでいる人に多く出会います。海外小説に対する需要も根強く、日本からは、村上春樹や吉本ばなななどの小説がイギリスの書籍でよく見かけることができます。

(4)ホテルの一室を販売!

ロンドンのノッティング・ヒルにある、モダンでシックなホテルとして位置づけられている「the Guesthouse West」は、ホテルの部屋を、99年契約、1室23万5,000ポンド(約4,230万円)で「販売」するという新たなビジネス戦略を発表しました。
ロンドンでしばしば滞在先を必要とする人向けに考え出されたこの契約では、一晩10ポンド(約1,800円)という「手配料」をその都度請求されるものの、いつでもロンドンの滞在先を確保できることになります。続けて10日以上、年間で52泊以上の滞在は許されませんが、ロンドンを訪れるたびに滞在先探しに困るといった悩みから解放されるという利点に加え、滞在しない時は他の宿泊客に通常どおり提供されて、その見返りとして、持ち主には1泊5~7%の投資利益が支払われるシステムになっています。
この案を考案したジョニー・サンデルソン氏は、このシステムはロンドンや他の大都市を訪れるたびに、ホテルやフラットなど滞在先の手配に追われる個人や社員や顧客が出張などで利用する定期的なホテル代の節約を考えている企業を対象にしていると説明。同ホテルではすべての部屋を販売、貸し出す予定であり、ホテル業界の活性化につなげたいとしています。 

(5)昨今の英国アルコール状況
イギリスのシャンパン輸入量は、昨年3,450万本にものぼり、生産国のフランスを除いては、世界最大のシャンパン消費国となったことが伝えられました。イギリスのシャンパン輸入量は、昨年だけで8.7%、10年前に比べると約2倍以上も上昇。
イギリス国内で最もシャンパンの消費量が多い地域は、レストランなどが多く、シャンパンもグラス1杯から手軽に注文できるような環境が整っているとされるロンドンとイングランド南東部。ちなみに、イギリスに次いでシャンパンの輸入量が多いのは、アメリカの1,890万本、ドイツの1,200万本。
イギリスのシャンパン消費促進団体では、シャンパンの消費が増えた原因として、イギリス経済が好調なこと、過去10年間でシャンパンの消費を促すもととなる外食産業が急速な発展を見せたこと、そしてイギリス人がフランス人と同様に、シャンパンをお祝いの機会にだけ飲むものではないとみなすようになったことを挙げています。
その一方で、ジンが、消費者、特に若者のショッピング・リストから消えつつあることが、調査の結果明らかになり、ジンは「時代遅れ」と認識されていることが分かりました。
英国統計局はインフレ状況の判断の目安として、1947年から「買い物かご」の中身をリストアップし、その値段の推移を調査する方法をとっていますが、1958年にリスト入りした、ジンの売上げは、ウォッカやアルコポップ(アルコール分を含む清涼飲料)といった他のアルコール飲料の急激な売上げ上昇率に比べると、過去2~3年で緩やかな上昇をみせるにとどまっているとされます。
2003年にリストからはずされたブラウン・エール(ビールの一種)についで、ジンもリスト落ちの憂き目にあうことになったといいます。
ちなみに、2004年に新たにリスト入りした飲み物は、ブームとなっているミネラル・ウォーターのみ。日本酒や焼酎も販売ルートを確立できれば、新たなリスト入りの可能性もあるかもしれません。
日本のビールはアジアレストランだけではなく、ここ二、三年ではロンドンのトレンディーなパブやバーにおいて、アサヒの瓶ビールそしてキリンの生ビールは浸透して来ました。 

 (6)イギリス美容事情
英国女性が昨年1年間に美容のために費やした金額は13億ポンド(約2340億円)にものぼります。
アトキンズ式ダイエットやウェイトウォッチャーといったダイエット法が大きな注目を集めている反面、イギリス女性の90%は、「十分な運動と、正しい食生活」という正統な方法が理想の体型を得るためには効果的であると信じています。特に日本食は注目されており、ダイエットしている女性はなぜか寿司をよく食べます。
低カロリー、低脂肪の日本食やスポーツ関連のビジネスに拡大の余地があるのかもしれません。

(7)UK起業家紹介
タップ・ホールディング(Tap Holdings)
タップ・ホールディング社は最も早いペースで成長を成し遂げたマネージメント及び人材派遣のコンサルタントで、エンジニアリング分野を専門としています。
1998年に設立され、2001-2002年の利益は3.1百万ポンド(約6億2000万円)、売上は23.7百万ポンド(約47億4000万円)にも及びます。
ロンドンのハーレイ・ストリートを基点にしたビジネスは、創設者であるポール・ハートによって所有されています。

 
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