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No.317【事業成功の秘訣】 -2004.8.18 プリント メール
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2007/06/07 Thursday 14:56:54 JST
No.317【事業成功の秘訣】 -2004.8.18

 

上場企業であれ、中小零細企業であれ、有名であれ、無名であれ、業績が絶好調であれ、絶不調であれ、すべての企業経営者の悩みは尽きないものです。

もっともっと会社を良くしたい、業績を良くしたい、社員の待遇を良くしたい、取引先とともに成長したい。そのためにやらねばならないことは無数にある。ヒット商品の開発、既存商品の改善改良、仕入の見直し、営業体制の強化、営業リーダーの確保または育成、筋肉質の企業体質づくり、笑顔いっぱいの明るい社風、
5Sの推進による生産システムの構築、人材育成、評価システム、資金繰り、財務体制、後継者問題、株主対策、海外展開、新規設備投資、新規事業…

様々な課題はありますが、経営者しか行えない仕事が2つあります。
ひとつは「ビジョンを描く」ことです。
もうひとつは「後継者を選ぶ」ことです。
経営者が何をしたいかわからないとき、組織は思考停止状態か深夜徘徊状態に陥ります。
船で言えば、行き先が決まらないと舵を取れないので、ただ浮かんでいる状態と同じです。
経営者の責任は「ビジョンを描くこと」です。もし、ビジョンを描けなくなれば、それは天が示した引退勧告と受け止めたほうがよいでしょう。
ビジョンを具体化する作業を社内のプロジェクトで行おうが、経営コンサルタントに外注しようが、自分で描こうがかまいません。
社長にしか出来ないもうひとつの仕事は、「後継者を選ぶ」ことです。
多数決で決められるようなものでは有りませんし、いくら同族企業といえども子供であればよいというものでも有りません。
経営者の責務は事業存続ですから、事業が存続するために必要な決断をしなければなりません。
もし、同族でいく場合は、後継人材の器を見極める必要があるでしょうし、場合によっては婿養子という形もあるでしょう。
社内の非同族の幹部をリリーフとして後継者に選ぶ場合も出てくるでしょう。
いずれにしても、事業を存続させるために経営者が決断し、その結果について責任を取らねばならないのです。

ある経営者の事業成功の秘訣

鹿島建設の創業者、鹿島守之助氏が事業成功の秘訣を語った20か条があります。
大変参考になりますので、ご一読ください。
317.gif
どれも当たり前の内容ですが、一代で大をなした経営者が語ると説得力を持つものです。
経営チェックリストとして使ってみてください。


社員のやる気をどう高めるか

鹿島氏の20カ条をみるとヒトに関する項目が半分以上あります。それだけ「ヒト」問題に腐心した結果だといえるでしょう。
全ての経営者にとって社員のやる気を高めるにはどうすればよいか悩みの種だと思います。
私の経験では、社員のやる気を高める一番良い方法は、経営者が社員一人一人に関心を持って話し合う機会を積極的に作り、クレーム処理と全く同様に無批判に話を聞くことです。社員もいちいち批判や反論されたのでは、本音を話す気にもなりません。
経営者が聞く体制を整え、話しやすい雰囲気を作ったならば、問題意識を持っている社員は日ごろから感じている問題とそれに対する解決策も話してくれます。
社員からでてきた問題を出来るところから実行することです。中には、自己中心的な提案もあれば、荒唐無稽な思いつきもあります。それらを無視せずに、すべてリスト化し、優先順位をつけて、すぐにできることから実行に移してゆけばよいのです。
年1回のひざ詰めミーティングを開くことで、一人一人の考え方や背景にある生活環境が見えてきます。そうすると、「水心あれば魚心」というではありませんか、互いに少しずつ理解し合えるようになります。すると、社員の発想が前向きで建設的になり、行動がプラス発想で明るくなってゆきます。
トップ自らが自分の提案した対策を取り上げてくれて、実行に移してくれたのです。
提案した社員は良い結果が出るように努力しないわけはありません。そして、良い結果が出たならば、達成感や充実が味わえます。

コミュニケーションは魔物

話し合いで注意していただきたいのは、電子メールや携帯電話等のコミュニケーションツールが普及してきたため、互いに理解できているという錯覚です。今ほど、互いの理解が希薄な時代はありません。
遠く離れた場所にいる人とのコミュニケーションはこれらの道具によりはるかに改善されましたが、逆に目の前にいる人とのコミュニケーションが問題になっています。
直接会って話さなければならないこともメールで済ませてしまい、事足れりとしてしまう風潮はかえってコミュニケーションを希薄にしているように思います。
人間は社会的動物ですから一人では生きてゆけません。信頼ややる気は相対的なもので互いに交流することによって生まれてくるものです。
組織が小さいほど、ワンフロアで見渡せる職場ほどコミュニケーションは不足しているという現実があります。なぜなら、いつでもコミュニケーション出来るから、あえて求めないのです。
しかし、表現しなければ理解しあえないのもコミュニケーションです。積極的に、コミュニケーションをとらざるを得ない仕掛けを作らなければ、やる気をマネジメントすることができません。

人が寄ってくる自分づくり

経営者には人が寄ってくる自分作りが不可欠です。
事業のほとんどは人が人にサービスすることによって成り立っています。
従って、事業に関する重要な情報は人が持っています。人が寄ってくる経営者は事業が上手なのはそのためです。人の中には悪意を持った情報もありますので用心しなければなりませんが、人が寄ってくる経営者になることはとても重要なことです。
人が寄ってくるには、まず自ら人の輪に飛び込むことが基本ですが、もうひとつ重要な要素があります。
人が寄ってくる条件は一緒にいて楽しいことです。
楽しいというのは、話題が明るい、性格が素直で謙虚さが心地よい。丁寧で横柄なところが無いことです。
自慢をひけらかさない。

鹿島氏の提唱する20カ条を再度読み込んでみてください。
一つでも二つでも合致するように自分作りに励みましょう。早く気づいてよい種を播けば、良い結果が早く現れます。
がんばってください。

 
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