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No.319【業績をあげる組織】-2004.9.1 プリント メール
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2007/06/07 Thursday 11:01:41 JST
No.319【業績をあげる組織】-2004.9.1

 

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「業績を上げる組織」と「業績が低迷する組織」


顧問先の経営支援のお手伝いを同じようにしていても、業績があがる企業とあがらない企業、活気のある部門と暗い部門、笑顔の耐えないチームと苦虫を噛み潰したようなチームがあります。
不思議ですね。なぜか、差が付いて来るのですから。
今週は「業績を上げる組織」と「業績が低迷する組織」についてお話しします。

業績をあげる組織は学習する組織

いきなり、結論から言えば、「業績をあげる組織」は、宿題を期限までにこなす組織 です。 
当社の経営コンサルティングのやり方は、顧問先の実情に応じて、私たちが参画させていただく推進機関(役員会、幹部会議、営業会議、プロジェクト、研修会等)を通じて、支援してゆくやり方です。参画回数に限りがありますので、もっとも効果的な推進機関を協議して、決めて行きます。
当然のことながら、問題点や課題を解決するには、今までのやり方を変更しなければなりません。今までのやり方を棚卸して、①改良して継続するもの、②廃止するもの、③新しく取り入れるものをわけて、取り組まなければなりません。
基本的には相当の努力をしなければ実現できないような課題や対策をこなさなければなりませんから、出来ることなら避けて通りたいのが本音です。
このときに組織の命運が分かれてしまうのです。


改革は抵抗組織との戦い

新しい取り組みにワクワクしながら、楽しみながら取り組む組織と、いままでのやり方にこだわり、新しいやり方を受け入れようとしない組織に別れます。
私も多くの修羅場をくぐってきていますので、一歩足を踏み込めば歓迎されているか、拒絶されているかは空間で分かります。いくら表面的に受け入れていても、ワクワクしているか、抵抗しているかは分かります。

学習する組織とは宿題を期限までにやりきる組織

創業以来の顧問先であるメーカーのA社は次期5ヵ年計画を策定することになり、ビジョン設計のリーダーとして入社3年目の期待の若手社員のBさんを指名し、プロジェクトチームを結成しました。
Bさんは、私の子供と同様にジェネレーションYの世代です。
プロジェクトメンバーはBさんが選びました。
そしてBさんの依頼でコンサルティングをすることになったのです。
プロジェクトチームは役員会への報告義務はあるものの、ビジョン設計に関するあらゆる権限が与えられ、期限は5ヶ月で完成させなければなりません。日常業務と平行して行うビジョン設計は相当なハードワークです。しかし、私の出す課題や宿題に対して、期限までに本質を突いた答えを返してきます。
メンバーにもそれぞれ役割と課題をあたえ、それをマネジメントしています。
以前のA社は宿題を出しても、期限までに回答しなかったり、忘れていたりすることもありました。
回答してきても的外れの場合があり、工数の割には成果が上がらなかったのです。
それが、社長の下で実質的にトップマネジメントをおこなう役員を迎えてから、会社の雰囲気が落ち着いてきました。ギスギスした空気や部門の垣根が取り払われ、風通しがよくなったのです。
若手中心のプロジェクトはビジョンの完成を目指して、がんばっています。宿題のボリュームは相当なものですが、嫌な顔ひとつしないで、着実にこなし、プロジェクト会議では笑いが絶えません。

業績を上げる組織は事務局が立派

業績を上げる組織の共通項の2つ目として、事務局の役割があります。
経営コンサルティング行うときに、議事録の送付や配信、記録、宿題の通知や収集、日程調整や当日の段取りといった秘書業務ともいえる役割を担うのが事務局です。業績を上げる組織には必ず、優れた事務局がいます。
設計事務所のC社は当社の創業期からの顧問先で、継続的に全員参加型の研修を行っています。
内容はビジョンのローリングチェック、経営計画書策定、四半期チェック、業績先行会議、部門損益、受注物件管理、物件別の工程管理といった業績管理から、人事評価制度設計、NO.1戦略構築、ISO認証といったシステム構築、リーダーシップ、自己啓発、人間力強化、ライフプランといった素養教育まで多岐にわたるため、準備や段取りが大変です。
資料も膨大になりますので、保管や記録はほとんどメールによるやり取りです。
電話でのやり取りはよほどの緊急事態以外はありません。
事務局は女性のDさんがやってくれています。
メールで送信すると1時間以内に返事があり、早いときはチャットをやっているようにピンポンメールが可能です。業績数字の把握、分析、業務工数の集計と分析・把握が的確で、なおかつ、宿題の実行状況についても完全に掌握しており、当日の研修の充実度は計り知れません。
中には、宿題を忘れたり、やっていなかったりする社員もいますが、Dさんのおかげで、随分とレベルが上がりました。結果的に業績も上がっています。

業績をあげる組織は必要な情報伝達が上手

業績を上げる組織は、必要な情報をタイムリーに伝達するのが上手です。
社会人であれば業務日報を書くのが当たり前ですが、優れた業務日報は読み手の事を考えて書いています。トップやマネージャーはどのような情報をほしがっているか、どのような情報を提供すれば自分の行動がやりやすくなるか、タイミングはいつが良いかを考えて書かれており、読んでいて安心感があります。情報という目に見えない経営資源を戦略的に捉えて活用している組織はすばらしい業績を上げることができます。
メーカーのE社の女性営業部長のFさんはあらゆる情報を収集し、整理し、業績をあげる情報に加工するのが上手です。
狙っている物件を失注しても、コンペチターの動きを把握し、その先回りをして、手を打つことが出来ます。表面的にコンペチターを見ていたのでは決してつかめない情報をちゃんと入手しているのです。
また、経営コンサルティングを行っていても、宿題に対する期限厳守は当然のことながら、参加者への動機付け、アフターまでキチンとこなしています。
部下からの報告書には全て目を通し、必要な日報は私にも配信してくれます。会議で話題になった追いかけ物件受注したときや失注したときもちゃんと連絡してくれます。Fさんに対するトップの信頼も絶大で、必要な情報を必要なときに伝達するセンスを持っています。

業績をあげる組織のまとめ

組織は会社、部門、チーム、プロジェクトと様々ですが、その大小にかかわらず、業績を上げている組織には共通項があります。
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いずれもリーダーシップのとり方ともいえますが、役職や年齢やキャリアだけがリーダーシップの根源でないことはもうお分かりでしょう。
いずれ新しい未知の道に歩みを踏み出すならば、役に立たない過去の成功体験にしがみついて拒絶姿勢を続けるよりも、「面白おかしく」自発的に受け入れ、取り組むほうが圧倒的に業績は上がります。

「強いから勝つのではなく、勝つから強くなる」のです。

 
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