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No.322【ビジョン(夢)の効用】-2004.9.22 プリント メール
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2007/06/04 Monday 14:51:05 JST
No.322【ビジョン(夢)の効用】-2004.9.22

 

本当に不思議な現象ですが、経営者にとってビジョンを持つと持たないとでは全く異なる結果になってしまいます。
ビジョンを掲げて、多くの関係者に宣言し、日頃から熱っぽく語りかけ、事あるごとにビジョンを語ることによって、いつしか社員はビジョンを共有し、実現することが当然のように信じ込むようになります。一人一人がビジョンの実現に向かって努力する社風ができあがります。

このように、ひとつのビジョンを追いかけ、必死に努力することによって、ビジョンを実現してゆきます。すると、また、次のビジョンを描き、追いかけ、努力し、実現する。
この繰り返しが経営の本質であり、経営の醍醐味だといえるでしょう。

ギターのフジゲン創業者 横内会長の夢 

共同経営で昭和35年富士弦楽器製造(株)を創業した横内氏は数々の感動的なエピソードを体験し、創業26年で世界一のギター製造会社に成長させた立志伝中の人物です。
詳しくは著書「運を掴む」横内祐一郎著 (学習研究社)を読んでいただきたいと思います。
横内会長が徹底的にこだわったのが、「世界一」という言葉です。
決して順風満帆とはいえなかったころから、社員を前に「世界一になろう」といい続けていました。
世界どころか、日本でも無名の会社が、「世界一になろう」といわれてもピンと来ないので、社員は「世界一になるにはどうしたらよいのか」とたずねました。
世界一になるには、商品はもちろんだが、電話応対だって、掃除だって、挨拶だって一番になければならない。
みんなで、世界一の『もしもし』、世界一の『おはよう』、世界一の『掃除』をしようと訴えたのです。
だれも、世界一の『もしもし』とはどんな『もしもし』なのかを知りません。だから、どんな『もしもし』だったら世界一かを考え、試行錯誤しながら実行して行きました。
日頃の行動の基準を『世界一』にすることによって、無名の田舎の小さな会社でも、世界一になれることを実証したのです。
横内氏のエピソードで最も有名なのは、アメリカ市場を開拓したときの話です。
創業4年目に英語が出来ないにもかかわらず、ニューヨークに一人でギターを売り込みに行った横内氏は3週間もの間、アポイントすらとれず、途方にくれていました。手ぶらでは帰れない状況にあり、困って公園のベンチで座って泣いていたところ、親切なアメリカ人に声をかけられ、それが縁で、商談に成功したのです。
普通の人なら通訳を連れてゆくか、あきらめて帰国するでしょうが、横内氏はそのいずれの方法も取らず、独力でがんばったのです。
世界一になるという分かりやすいビジョンを掲げ、絶対出来るという信念のもと、ビジョンを実現した横内氏はすばらしい経営者です。

これこそ、まさに「夢の効用」です。夢を描いて、夢を追いかけ、夢を実現する信念と行動力は、奇跡を起こしてくれるのです。

多くの顧問先の経営者はビジョンを掲げ、ビジョンの実現を目指して、必ず実現するという信念をもち、日頃の行動を行っておられます。

A社は建築工事及び資材販売を主力業務に事業を行っている会社ですが、21世紀まで後数年というころ、億円単位の大きな不良債権を抱え込んでしまいました。金額はA社の月商以上です。
B社長は、あまりの金額の大きさに愕然としましたが、持ち前の明るさとプラス発想で、このときは別途目的で内部留保していた積立金があり、なんとか危機を脱出することが出来ました。
ほっとしたのもつかの間、1年も立たない間に、また同額規模の不良債権をつかんでしまったのです。
回収には用心に用心を重ねていましたが、手形のサイトが150日近い建設業界のこと、仕事をしてから現金が入るまで半年かかります。その間に不安を感じても、現場が継続している以上、うかつなことは出来ません。結局、最悪の事態を最悪の状態で迎えてしまうことが多いのです。
1年の間に月商の2ヶ月以上の不良債権を被ったのではひとたまりもありません。
当時は金融ビッグバンが始まったころで、金融機関は自らの生き残りに必死でしたから、そのときに、不渡手形をつかむというのは致命傷ともいえ、銀行の支援が受けられないことを意味します。
しかし、A社は幸運にも金融機関の支援を継続して受けることができました。
塗炭の苦しみの中で「社員を喜ばせたい」「無借金にしたい」と強烈に念願したのです。
この思いがB社長のビジョンとなり、ビジョンを実現するために具体的に何をすべきか、何が出来るかを役員一同がひざ詰めで検討したのです。
そのためには「付加価値率を上げる」「与信管理を徹底する」「幹部が一枚岩になり、社員全員が一致団結する」「朝のケジメをつける」ことが重要と考え、一つ一つ実行して行くことを決めました。
さっそく、B社長は全社員を招集し会議を行い、現状を報告し、皆の協力を求めました。
そして、ビジョンを実現するために、各部門、各社員がそれぞれの目標を設定し、具体策を決めました。
会議の最後に、社員一人一人が力強く決意を語ってくれました。その決意を聞きながら、「これは出来るかもしれない」と思ったそうです。B社長は率先して、朝早く出社して、トイレ掃除を始め会社の清掃を始めました。社員が出勤する頃にはラジオ体操の準備をして、前に立ってラジオ体操を行い前に立ってラジオ体操を行いました。会議も早朝会議に切替えお客様訪問も活発に行いました。
それから1年後、社員のがんばりで、目に見える効果が出てきました。社員一人一人が目覚しい実績を上げてくれたのです。

世界標準のサービスを提供したい

目加田経営事務所は創業当初から「世界標準」を意識してやってきました。
ビジョンは「地球を西回りに事務所を展開して、顧問先企業及び会員企業の世界進出を支援する」ことでした。そのために、まずは「日本一企業を育てたい」と念願したのです。日本一になるためには世界一を目指さないと日本一にはなれません。
下から日本一を目指すのではなく、上から世界一を目指すことが重要だと考えました。
同じやるなら目標は大きいほうがよいと考えたのです。全ての企業の創業時期は「ないないずくし」で、ハンディキャップの塊です。あるのは金のかからない「プラス発想」とお客様への「感謝のこころ」と「お役たち」精神だけです。
創業は沖縄という日本の南端にある県で、一人ではじめた事業です。このような小さな事務所が、いくら世界標準といっても妄想としか思われないかもしれません。
しかし、マイクロソフトを創業したビルゲイツはシアトルの田舎町のガレージだったことを考えれば、私はまだオフィスビルに入居できただけラッキーだといえます。また、沖縄は嘉手納基地に代表されるように、アメリカ大陸を除く世界のほとんどの地域を無給油でカバーできる世界でも稀なポイントです。世界を目指すには最高の場所だといえます。
そして、世界にこだわろうと様々なことをやってきました。
経営コンサルタント事務所で、いち早くISO900014000を取得しました。
韓国や中国、イギリスに駐在パートナーとなる人も見つけました。まだまだ、途中ですが必ず実現させます。


「念すれば花開く」
ビジョンを実現したいと心から念じることによって、万人が持っている「万能機械(潜在意識)」が働き、実現してくれる。
ビジョンを持つことでマイナスをプラスに転換し、困難を感謝に変えることが出来るのです。

最終更新日 ( 2007/06/04 Monday 14:51:47 JST )
 
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