トピックス
No.404【感動的なサービスとクレームにしたいサービス】-2006.5.3
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.0320~0349 arrow No.323【経営は生活習慣病との闘い】-2004.9.29
No.323【経営は生活習慣病との闘い】-2004.9.29 プリント メール
ユーザ評価: / 0
悪い良い 
2007/06/04 Monday 14:44:21 JST
No.323【経営は生活習慣病との闘い】-2004.9.29

 

最先端の経営管理システムが大幅に変化し、力のある金融会社が破綻または破綻予備企業を安価でM&Aして、基本通りの経営戦略や規模のメリットをフル活用して、再生後に上場させて収益をあげる事例が増えています。今までは「ハゲタカファンド」といって恐れられていましたが、次第に手法や戦略が日本になじむやり方になり定着してきました。
再生手順は単純で、投資者が経営の実権を掌握し、しがらみを排除した客観的な現状分析の結果、成長戦略ビジョンを明確に描き、その戦略の実現に最適な人材をスカウトして、オーソドックスに人を育て、商品を育て、お客様を大切にして、高収益をあげている例がほとんどです。
アメリカでは年間1万件以上の実績がありますが、日本では年間2000件程度ですので、これから活発に案件が実施されてゆくでしょう。M&Aにより、変化した経済構造は業界で上位2強しか生き残れなくなってきたことです。
世界市場で見ても上位5位までが成長と利益を享受できるようになってきたことです。

創業して成長させて、もしM&Aされても高く売れる企業に育てることが重要になります。たとえ、M&Aと無縁でも、上場して高い株価を維持したり、上場する予定がなくても、投資家(株主)から見て魅力的で、社員から見てやりがいがあり、お客様からみて顧客であることを自慢できる会社にしなければなりません。
そのために、会社は常に戦い続けるのです。
その戦いは「理にかなった当たり前のことを当たり前に実行し続ける」  闘い、すなわち、生活習慣病予防のような戦いが基本となります。

なぜ、仕事の虫で、仕事が道楽の創業者が失敗して、スカウトされてきた赤の他人が企業を再生して成功するのでしょうか。不思議ですね。
創業者は期限がないのと、社員の話を聞かない(社員は言わない)に対して、スカウト社長は長くて3年、普通1年で結果を求められることと、成功するために必要な権限と成功すれば安心して引退できる多額の報酬がある。だから、無心に社員の意見を聞くところにあると思います。全ての企業の全ての答えは社内にあるのですから。経営に当たっては、

232.gifの3つをしっかりと確実に全社員が共有することしかありません。
オーナーや経営者が変わり、社内環境が変わることによって、社員も気持ちも“0”ベースで、従来の甘えの払拭が出来るため、どのようなシステムにも謙虚に適応しようと努力します。

応用面では、新しい経営陣の持っているネットワークを活かして新しい販路、技術、開発、設備等を利用できるため一気に成長が促進されます。
私たちは毎日のようにこの種のニュースを見ています。 再生された企業の社員が特殊な技術や能力を身につけたわけではなく、M&Aされる前にもやっていた技術や手法を活かしきったに過ぎません。
なぜなら、同じ社員が同じ技術と設備を使って、同じお客様に提供して、業績をあげているのですから。

ここに成功の秘訣があります。
つまり、当たり前のことを当たり前に、愚直に、継続して実行したのです。ほとんどの場合、この基本的なことが継続して徹底できません。自分自身のことですらままならないのですから、他人や集団となるとなおさら困難です。なぜ、基本的なことが継続できるかを
人間が生まれて、成長するプロセスにヒントを探りましょう。
人間の誕生からの成長プロセスは
○親の管理下:自分では何も出来ない完全依存状態
○組織の管理下:組織に帰属しない間の一部依存状態
○自主管理下:自己責任で生活する完全自主状態
の3つです。
おぎゃあと生まれた赤ん坊は、最初は目も見えず、首も据わらず、親の介助なしではなにも出来ません。やっと首も据わり、ハイハイから、ヨチヨチ歩きをして、親のまねをして片言を話すようになります。
なんでも興味津々で、見るもの触るものを口に入れて確かめます。面白いと思うと、それが危険であろうと無かろうと無邪気に触ります。
そうして、少しずつ、学習し、知識と経験を身に着けて、頭を鍛えて行きます。
食べ物も最初はミルクしか飲めませんが、次第に、味気のない離乳食、味のある重湯、刺激物以外の普通の食べ物をへて普通の食べ物が食べられるようになります。食べられる物が増えることによって、身体に必要な栄養分を摂取して、無邪気に興味のおもむくままに身体を動かすことによって体を鍛え、学習して頭を鍛えて行きます。
この時期は親が子供の生活のリズムから食べ物にいたるまで全てをコントロールしているので、生活習慣病になることは、まずありません。
身体にとって必要な「栄養分」と「運動量」と「精神面」を必要な量だけ必要なタイミングで与えるからです。たとえ、嫌いな食べ物も、工夫して知らず知らずのうちに食べさせるようにします。
集団生活が出来るようになると、学校に通い、知識を体系的に身につけます。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と次第に知識の量と質が向上して、最後には最先端の知識を身につけることが出来ます。
学習だけでなく、クラブ活動を通じて趣味や好きなことを体系的に身につけてゆくのです。
集団生活をする頃になると、わが子のことだけを考えていた親側のコントロールが弱まり、一人の生徒として考える学校側のコントロールが強くなってゆき、子供の自由度が大幅に広がります。つまり、親からも学校からも見えない時間は増え、子供の自主性に主権がゆだねられてきます。
食べ物は学校給食や弁当で栄養コントロールし、時間割で規則正しく、身体に栄養補給が出来ます。運動も勉強もシステム的に補給できますが、今までの強制力が無いため、身体にとって必要な栄養素や運動量、知識が供給されるとは限りません。
この頃から、生活習慣病へのリスクが高まり、病気になりやすくなります。予定通りの成長が出来なくなるのはこの頃です。
社会に出れば、親も学校も強制的な影響力を行使できませんので、成長するために本人の意思によってコントロールしなければならなくなります。
体の成長と体質強化のためにやらねばならないことを当たり前に実行する意思の強さと生活習慣病へのリスクは反比例します。
体の成長のためには、栄養素と運動量と精神面のバランスが必要ですが、そのいずれもが「やりたいことの逆」になりがちです。そこで、これらのバランスを意識して成長を促進している人は、何らかの組織や団体に参画して、くじけそうになる意志を奮い立たせて、学生時代と同じようなプレッシャーを自らの意思でかけています。フィットネスクラブしかり、カルチャーセンターしかり、ボランティア団体しかり。個人の力では限界があっても、集団の力を利用して、強制力を発揮するのです。
経営においても、創業から学生時代は病気になることは余りありません。
創業5年を越え、10周年記念パーティを開く頃より、自信過剰から安住意識が芽生えて、大人気分で謙虚さを忘れて、学ぶことや、バランスをとること、自己を律することを忘れて、自由という名の「毒薬」を手にしてしまうのです。
社員一人一人が会社の業績や成長には良くないと分かりながら、目に見えない手抜きをしだします。
お客様をないがしろにして、それを「わが社のポリシー」だとか「コンセプト」だとか考えてしまうのです。その時が生活習慣病の発病時期です。

成長軌道に乗せるために、必要な良薬を手にしましょう。

 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!