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2007/05/30 Wednesday 10:33:56 JST
No.459【「仕事を盗め!」式教育法の勧め】-2007.5.30

 

今春入社の社員の皆さんのその後の成長ぶりはいかがでしょうか?

昔は学生に多い症状として「五月病」といって(いまも言うそうですが)、今までの慣れた環境から、新たな環境に飛び込むとなかなか適応できないものですが、適応できないことへのあせりがストレスになり、「何とかしなければ」と思えば思うほど、余計に悪化して深みにはまってしまう症状を言います。

症状的には「疲れているのに眠れない、食欲も減退し、皆にとけこもうとするがうまくいかずに自己嫌悪に陥ってしまい」うつ的な症状になります。

同じ現象でも社会人は「6月病」と呼ばれることが多いようです。
それは、社会人になると、オリエンテーションや新入社員研修で2ヶ月から3ヶ月費やすところも多くなってきているので、研修が終了し、組織に配属される頃になって起きる現象で、一種の甘やかし後遺症(筆者所感)ともいえますね。

研修と現実のギャップが大きいことも影響があるでしょうし、もともと几帳面でまじめな人は環境変化のストレスすらも処理できなくて溜め込んでしまいます。そこに、配属という新たな逃げ場のない大きなストレスが降りかかるのですから大変でしょう。
緊張感でくたくたになっているにもかかわらず、眠れないのですから心身ともに持ちません。
このような真面目ではあるが不器用な社会人が増えていることは間違いありません。
心療内科の待合室はどこも大繁盛していると聞いていますので、やはり、ストレスの処理方法や気持ちの切替が下手な人がたくさんいると思います。

そこで、提案です。
社会的なマナーや、会社の考え方や理念、仕事の進め方等の基本的な知識教育は行いますが、人間が本来持っている能力を生かした教育をご提案します。人間が本来持っている能力というのは、自分の身を守るために、観察力、向上心や好奇心、学習能力、環境適応能力などで、未知の環境に入った場合、自然と身につく能力です。
生きていくうえで必要だから身についている能力なのに、懇切丁寧に与えすぎると、退化してしまい、役に立たなくなるのです。

提案(1)
仕事を教えず、盗ませるのです。
わからないことがあれば、どんどん質問させる。しかし、安易に答えを教えない。まず、体でわからせる。

⇒教えすぎると、教えられたことしかやらなくなるし、失敗しても教えられていないことを免罪符にして、逃げてしまう。いつまでたっても職業意識が身につかない。

トヨタ自動車の創始者の豊田佐吉は、自動織機の動きを四六時中眺めていて自動車の基本構造を思いついたという。
また、ポーカーをやったことがなかったAさんは、言葉の通じないラスベガスで、ポーカー台の前でジーッと観察してルール(法則性)を理解し、ゲームに参加していったのです。
「面白い」「やってみたい」と思うと、不思議な力が出てきて、観察しているとシクミがわかってくるのです。

提案(2)
努力しなければ処理できない、家に帰れない程度の仕事を準備し、必ず、結果を求める。

⇒新入社員だからといって、早めに帰らすのは愚の骨頂です。複雑なことは無理ですが、事務所や工場の整理整頓、道具を磨いたり、ファイルの整理やシュレッダー処理、スキャニング、コピー製本といった単純だけれども仕事の基本となるような仕事をたくさん与えるのです。
仕事が多いと工夫することを覚えますし、繰り返しやることによって作業の熟練ができます。

提案(3)
エルダー(公私ともに相談に乗ってくれる先輩社員)を決めておき、機会をとらえて良く話を聞いてやる。場合によっては休日もつき合わせる。

⇒プライバシーを尊重することは大事なことですが、6月病にかかるのは人とのかかわりが希薄になって、ストレスの処理方法がわからなくなったからです。IT化が進んでいる現代は人とのかかわりが大きな価値を生むようになってきています。エルダーとの人間関係をうまく乗り越えることによって、コツをつかんでゆくのです。

提案(4)
課題図書を与えて、感想文を書かせる。もちろん期限は短めに設定する。感想文が書ければ、それをみなの前で発表させる。

⇒読解力が先進国の中でも低い方の日本人は本を読んでいません。本を読んでもそれをアウトプットする機会を作らないと、能力は養われません。
一番簡単な方法は感想文を書かせることです。そして、感想文を掲示板に張り出したり、朝礼等で発表させると読解力は飛躍的に向上し、的をついた報告書を書いたり、論理的な話し方ができるようになります。

提案(5)
必要な備品や事務用品、ユニフォーム、名刺、ロッカー、机、就業規則等の諸規定、電話配置図、パソコン、携帯電話等の準備をきちっと行う。

⇒受入の整備は万全を尽くし、「わが社はあなたを待ち望んでいた」というメッセージが伝わるようにしましょう。具体的には、要求しにくいものを積極的に開示することです。

麦は踏まれて成長するように、鉄は熱いうちに打たねばなりません。
人は自ら求めるから成長するのです。

 
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