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2007/05/16 Wednesday 10:49:57 JST
No.457【良い習慣の続け方~全員参加行事~】-2007.5.16

 

会社も個人も体に良い習慣を始めるには、やらないと大変なことになるという危機感のようなものがきっかけになっているものです。そして、習慣化すれば、その向こうには明るい希望が待っていることがはっきりとわかれば大きな動機付けとなって行動を促進できます。

良いマンネリと悪いマンネリ

ある日、当社の事務所に別件で見えた経営者が、帰りがけに次のようなことを漏らされました。
「創業時からずっと継続して、毎月行っている全体会議を改善しようと思ってアンケートをとったら、皆からマンネリだからやめた方がよいという意見が多かった。皆が求めるメリハリのあるやり方を聞いたのに、まさか、やめた方がよいという反応があるとは思っても見なかった。みなの意見なので、やめるのも方法かなとも思うし、かといって、何かまずいようにも思うし、どうしたものかと悩んでいる。」
私は、断固反対だとアドバイスしました。
いくら社員の声とはいえ、会社にとって得がたい良い習慣をやめる必要性を感じないからです。
マンネリならばやり方を変えて緊張感を持たせればよいし、面白い工夫をすればよいのです。
「社長。長い間続けてきた全体会議は会社の文化でありよい習慣です。内容を変えてでも継続しなければ、会社は崩壊しますよ。
例えば、朝礼や会議は家庭の団欒と同じです。団欒は皆が場と時間を共有する大事な集まりです。
この団欒の場を通して、親が子供に生きる知恵やマナーを教え、子供が一日の出来事を話すことによって、親を敬い、子供を尊重する良い家庭が生まれるのは団欒の場です。それも毎日毎日繰り返されることによって、習慣化し、世の中に出ても恥ずかしくない子供に育つのです。今の日本は団欒が消えてしまったから、調和やチームワークよりも個人の都合やわがままを許してしまう深刻な事態にいたっていると思います。
その団欒がマンネリだからといってやめてしまったら、どうなると思います?
身も心も死んでしまいますよね。なのに、朝礼や会議や行事は参加者が少ないとか、マンネリだからといってやめてしまう。何かおかしくありませんか。
危機感を乗り越えて、会社が安定してくると、行事を始めた当初の精神を忘れてしまうから、マンネリになり、マンネリだからやめようという短絡的な発想が大手を振ってまかりと通ってしまうのです。
そのときにお世話になった方や協力してくれた社員や皆から批判されてもくじけず旗を振った人の思いも忘れて、よい習慣をやめてしまえば、必ずその報いを受けますよ。よい習慣は継続して伸ばさなければならないのです。
アメリカの作家、マークトウェインの話の中で次のような話があります。
ある日、使用人が「ご主人様、今、車を洗っても、午後に雨が降ればまた汚れるので、明日やります」といったことに対して、「君の言うとおりだ。君も今、食事をしてもまた腹が減るだろうから、明日まで待ちたまえ」といったそうです。
その使用人は二度と文句を言わなくなったそうです。朝礼も同じだと思いませんか。
ただ、やる以上は楽しい方が良いので、やり方は時代にあわせて工夫した方が良いですよ」

良い習慣は気持ちよい
始めてみると、思った以上に簡単で、しかも気持ちよいのが良い習慣です。
例えば、体でいえば、食事と運動と睡眠、そして歯茎のブラッシングです。
食事では、夜9:00以降に食事を取らないとか、朝食を必ずとるとか、腹七分目に押さえるとか、良く咬むなどですね。
運動では、1日1万歩が理想ですが、一駅歩くとか、体の裏筋を伸ばすとか、毎朝に簡単なエクササイズをするのは効果的です。
睡眠は日付が変わる前に就寝し6時間以上とり、目が覚めたらすぐに起き出し、昼寝は15分程度とるようにすると効果的です。
歯茎のブラッシングは、寝る前に1本につき1分が理想ですが、半分でもかまいませんし、洗口液によるうがいだけでも効果的です。
しかし、自分ひとりではなかなか継続できないのも事実。だから、仲間を作ることです。トレーナーを見つけたり、スポーツジムに通うのも継続性を高めるためにはとても重要なことですね。
でも、このような体に良い習慣といえども、一旦、サボってしまうと、やめるのはいとも簡単です。
そして、再開するに当たってはそれなりの理由付けをしてはじめなければならないので、最初に始めたとき以上に大変なことが多いです。

会社のよい習慣
危機に際して社員の心をひとつにするために始めるのが良い習慣です。
例えば、夜型の個人プレーの会社から朝型のチームプレーの会社にするために全員参加の朝礼をはじめた結果、社員との一体感と大きな声で朝の挨拶をすることによって清清しさを吹き込むことができたのです。
それに思わぬ副産物として、遅刻を防止し、コミュニケーションがよくなったのです。
毎月1回、夕方を利用して、全員参加する全体会議を開き、会社の経営状況や経営者の考え方を伝えることにより、経営方針や経営理念を理解し、共有することができました。ここでも、よい副産物がありました。社員から問題提起や提案がでてきて、自分も会社の経営に参画しているという意識が強くなったことによって、会社に心地よい緊張感が生まれたのです。すばらしいことです。
そうすると、自然と会社の掃除を始める雰囲気が生まれてくるのだから不思議です。身の回りを整理整頓し、会社の車や備品を大切に扱い、お互いを尊敬し、気遣うムードが出てくるのです。
会社に不要な社員は一人としていないことを伝えるには、朝礼や全体会議体や掃除という参加型の行事を通じて行うことが一番効果的なのです。

 
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