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No.381【「人はコストではなく資源だ」】-2005.11.16
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No.444【人材投資を伸ばす】-2007.2.14 プリント メール
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2007/02/14 Wednesday 10:37:05 JST
No.444【人材投資を伸ばす】-2007.2.14


業績が赤字でなければやらねばならないことがあります。
それは、人材投資を伸ばすことです。人材投資は5年~10年という中長期的な展望を踏まえて行わねばなりませんが、会社の将来を繁栄の種まきをするうえできわめて重要な経営判断なのです。具体的には採用、教育、待遇改善、職場環境の改善等が含まれます。

目先の業績を回復するだけで精一杯だという悲鳴が聞こえてきそうですが、懐具合に合わせて少しずつ継続的に行ってゆけばよいことです。

今、人材投資を積極化する理由
では、いまの時期になぜ、人材投資が必要なのでしょうか。
それは、昨年より求人募集しても応募がない「人手不足」の状態が続いているからです。特に、20代後半から40代前半までの働き盛りが不足しており、職種では建設、機械、金属、医療、販売の専門技術をもった人材が不足しています。
新卒学生の採用も大手企業の大規模な採用活動が本格化しましたのでとても難しくなりました。
少子化が進んでいるうえ、2007年問題による技能工や熟練工の集団退職、景気の回復により求人需要の拡大が主な要因ですが、中小企業も「守り」から「攻め」のベクトルにシフトしたことが最も大きいように思います。
リストラによる社員の早期退職勧奨やベンチャー起業による退職で、会社から人材がぬけてゆき、補充せずにがんばって業績が回復してきたのが今の段階です。業績が回復すると、人材投資に対する意欲が高まり、採用や待遇改善が進みます。
求人活動も活発になり、新しい人材の採用のために動きだし、求人倍率は毎年高くなっています。

働き方のオプションを増やそう!
業績に苦しんだ時期のオプションは企業側にとって都合の良いオプションで、いかに最大の固定費である人件費を変動費化するかが焦点でした。
年俸制であり、パート化、契約社員、派遣社員への切替が主な柱でした。
これからのオプションは働く側から見て魅力的なオプションでないと従業員がついてこなくなります。
短任期役員、グローバル社員、ローカル社員、正社員、契約社員、派遣社員、パートタイマー、アルバイト、個人事業主、年俸制とさまざまです。

例えば、最初は社員として働き、結婚、出産、介護といった家庭の事情で、パート社員として働き、家庭の状況が改善され時間的余裕が出てくると、契約社員として期間限定で働く。さらに環境がよくなったので社員として復職するといったような働きかたもひとつの方法です。
以前なら、退職か休職という選択肢しかなかったでしょうが、互いにメリットのあるwin-win関係を構築することです。日ごろからなれ親しんだ職場と仕事を継続できることは働く側にとってはありがたいことですし、雇用する側にとっても熟練者の安定化という観点ではとても好ましいことです。

決め手は人材
情報が偏在化していた時代の決め手は、誰も知らない情報をいち早く入手しビジネスに活かしたところが業績を伸ばしました。
今は、インターネットや通信技術の発達で、格段に質の高い情報が求められるようになり、その情報は人間を介してしか手に入らなくなっています。
しかも、情報は驚くほど細分化されたうえに、高度に専門化しています。人材投資をしなければ、下請けはおろか孫請けからひ孫請けへと、コストのみが支配する世界に入らざるを得ません。
熟練技能であれ、専門技術であれ、人間関係技術であれ、センスのある人材を見つけて育てましょう。

次のグラフは求人倍率を新規と有効の両方で表示したものです。2003年度から1.0を超えて、上昇を続けていることがわかります。有効求人倍率も限りなく1.0に近づき、バブル入り直前と同じ動きになっています。求人倍率だけで判断するわけには行きませんが、大きな節目に差し掛かっているといえます。
油断すると会社に残って欲しい人が辞めて行きかねません。

4441.gif

4442.gif

加工:㈱目加田経営事務所 以下の出所データを下に編集後グラフ化したもの
出所:厚生労働省統計表データベースシステム

http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/indexkr_16_1.html

最終更新日 ( 2007/02/14 Wednesday 10:40:44 JST )
 
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