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No.392【お客様を増やす方法は足元にある】-2006.2.8
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No.443【ハイブリッド経営 農耕型&狩猟型】-2007.2.7 プリント メール
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2007/02/07 Wednesday 09:57:56 JST
No.443【ハイブリッド経営 農耕型&狩猟型】-2007.2.7


私が経営コンサルタントの仕事に携わって約四半世紀になろうとしています。その間、海外も含めて多くの会社経営に関与させていただき、さまざまな状況で数多くの経験を踏んできました。もちろん、経営者の考え方に大きく影響を与えている国や地域の文化や歴史風土により価値観は大きく異なりますが、企業が繁栄し、成功するために共通していることがたくさんあります。
なかでも、経営スタイルはとても重要なことで、農耕型と狩猟型の組み合わせが決めてなのです。

これは普遍的な原理原則ともいえます。
こつこつ額に汗水たらして働き続ける農民の心を経営の基本におきながら、狩猟型の発想とこれらの良さを併せ持つ「養殖」「牧畜」というハイブリッド経営の推進です。

農耕型経営とは
雨が降ろうと風邪が吹こうと毎日飽くことなく土地を耕し続けることです。暇さえあれば、農場に出て、雑草を取り、小石をひろい、土に空気をいれる。
土地とはもちろん、市場であり、お客様であり、エンドユーザー様のことです。何を望んでいるのか、どのような種を、どのタイミングで蒔くのか、市場の声に耳を傾け、最大の収穫を得られるように片時も市場から目を離さないこと。
種を蒔いて芽が出ると、嵐に見舞われることも、獣に荒らされることもあります。やっとのことで、収穫できたならば、土地の神様に五穀豊穣の感謝の祈りをささげる秋祭りを盛大に行います。そして、不作の時のために備蓄をしっかりと行います。
そして、おごることなく、いつもと同じように来年のために土地を耕し始めるのです。
例え、嵐で深刻な被害にあっても、泰然自若に、次の収穫に向けてまた努力を始めるだけです。
さらに、土地を拡大するために、山林や荒野の開墾が必要です。資金にモノを言わせて大型機械を使えば一気呵成に開墾できますが、そのあとのメンテを怠るとたちまち雑草だらけになります。やはり、身の丈にあった継続的な開墾が必要なのです。

狩猟型経営とは
野生の獲物の習性をとことん研究する狩人(猟師・漁師)タイプの経営をいいます。獲物をお客様と捉えるならば、お客様の習性やニーズをたくみに見つけ出して、お客様をとりこにする仕掛けや提案を行うやり方をいいます。企業経営ではマーケティングがこれに当りますが、広告宣伝、イベント、キャンペーン、特売等さまざまな方法で獲物のハートを捕らえる心理学を活用した経営方法です。農耕法のように育てる時間や手間がかかりませんので、知恵と腕次第で短期間で頭角を現すことができます。
狩猟型経営の本質は獲物の心を知っていることと、獲物の心を捕らえる技術を持っていることです。
どんな仕掛けをすると、獲物であるお客様を捕らえることができるのかを過去の栄光におぼれることなく、日夜研究することが求められます。

ハイブリッド経営とは
野生の獲物を収穫するだけでは効率が悪いために、狩猟に農耕型の発想を取り入れた経営スタイルが「養殖」という考え方です。
獲物の習性をとことん知り尽くした、餌や飼育方法を導入するのです。野生の獲物を捕らえてきて育てても環境適応できずにすぐに死んでしまいます。ストレスを与えずに、繁殖できるような仕掛けや設備を準備して、行う養殖が今後の経営スタイルに不可欠です。「養殖」は農耕型に近い経営方法かもしれませんが、狩猟型の良さも併せ持っている優れた方法です。これがハイブリッド経営です。

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1.マックに地元の店が勝利
7年間も街中にありながら、住民の人気を得ることのできなかった大手ファースト・フード・チェーン「マクドナルド」の支店のひとつがついに閉店に追い込まれ、地元産の高品質な食品に大手チェーンが太刀打ちできなかった事例として取り上げられています。

イギリス南東部のデボン州のマーケット・タウンとして有名なタビストックの道路A386沿いにある「マクドナルド」は、1999年に開店。ところが、地元住民はその地域でとれる新鮮で高品質な食品に大きな誇りを持っており、地元産の食材を使っていない「マクドナルド」の商品は、冷ややかな視線で見ていたとされています。開店以来、売上げ低迷が続き、「マクドナルド」はついにこの支店を2006年12月9日で閉店。地元産品の流通促進キャンペーン活動Tavistock EatWiseの代表ジョン・テイラーさんは、地元産の食品がいかに素晴らしいものかは住民がよく知っているとし、「マクドナルド」のような大手チェーンですら対抗できないことが、今回の同支店の撤退で証明されたとコメントしています。健康志向や地元の産地直送志向から、このように地元も品質重視の店舗が大手ファーストフード店を脅かす事例が増えてくるかもしれません。

2.ロンドンのアンティークポスターのお店
マニアが多いロンドンで、あるお店がにわかに人気を呈しています。ロンドン市内の西部にあるストレイは、アンティークの地図、絵などが揃ったポスターの専門店。
店内の四方の壁一面が様々なポスターで埋められており、選り取りみどり。古いイギリスの地図が5ポンド(約1000円)からと、その値段も手ごろ。また、オードリーヘップバーンなどの往年の映画スターやイギリスの人気映画「007」などの映画のポスターも色々と手に入ります。
このようなあるテーマに沿ったアンティーク店が今後日本でも人気を博するようになるかもしれません。

3.イギリスの靴事情
イギリス人女性の10人に1人の持っている靴の数は、運動靴からハイヒールに至るまでしめて、30足にものぼり、16歳以上の女性の10%はおよそ3,000ポンド(約60万円)分の靴を所有しているほか、16~30足はもっているという女性も全体の20%を占め、英国人女性の靴好きが改めて指摘されました。
市場調査機関「Mintel」が行った調査によると、イギリスにおける靴の売上げは2001年以来38%増え、今年には65億ポンド(約1兆3,000億円)にのぼり、2010年までにはさらに17%増えて、76億ポンド(約1兆5,200億円)に達するとみられています。
同調査では、イギリス人女性はヨーロッパのどの国の女性よりも靴に関心がある傾向が強まっており、おしゃれな靴のデザインで知られるイタリアやフランスでは靴の売上げが低迷し、イタリアでは過去5年間にわずか1%、フランスでも4%の売上げ増に留まっているという。イギリス人女性が一生のうちに購入する靴の総額は3万1,680ポンド(約633万6,000円)とされ、中には最新コレクションの靴だけで2万~3万ポンド(約400万~600万円)を費やす女性もいるとされています。
「Mintel」では、女性にとって靴はもはや単なる「必需品」ではなく、ファッションの一部として、それぞれの装いや機会に合わせた靴を選ぶ傾向が強いと示唆。
このような人気の背景として、ひとつは、アメリカの人気ドラマ「セックス&ザ・シティ」のサラ・ジェシカ=パーカー演じる靴好きの主人公キャリーの影響もあり、高価なデザイナー・ブランドの靴も需要が高まり、実際に靴の売上げ増に貢献しているのは、各ファッション・チェーンが手頃な価格で流行りの靴を販売するようになったことと分析されています。

 
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