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No.405【会社の元気は社員のやる気づくりから】-2006.5.10
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No.437【初めてのニューヨーク】-2006.12.20 プリント メール
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2006/12/21 Thursday 10:53:23 JST
No.437【初めてのニューヨーク】-2006.12.20
★☆月並みな感想ですみません☆★
12月13日よりニューヨークに行ってきました。

アメリカには数え切れないくらい訪問していますがほとんどが西海岸かハワイで、一番東がミネソタのミネアポリスでした。今度初めて東海岸、それもアメリカの中心地、ニューヨークにやってきました。
碁盤の目に整然と区画整理され、東西に走るストリート(丁目)と南北に走るアベニュー(街)で囲まれたブロックの組み合わされた町で、ロンドン、京都、札幌とよく似ていて、1日あれば街の地図が頭に入り、タクシーに乗っていてもどこを走っているかすぐにわかり、とても安心できる町です。
セントラルパークに隣接した高級住宅地のアップタウン、トレンディなミッドタウン、9.11の悲劇が起きたダウンタウンと分かれており、町のどこにいても海を感じることができます。
ストリートは南から北に向かって、番号がつけられ、アベニューは東から西に向かって番号が振られています。例えば、巨大クリスマスツリーの点燈でニュースになる「ロックフェラーセンター」はブランド店の並ぶ5番街の50丁目にあります。

◆◇農耕民族的な経営は成功する◇◆
今回の目的は「顧客満足度の高い企業に学ぶ」ことで、顧客の高い信頼を勝ち得ている企業を訪問し交流を深めてきました。
どうしても訪問したかったのが、マンハッタンのグランドセントラル駅から電車で1時間のところにあるニューヨークのベッドタウン、人口84400人のコネチカット州 サウスノーウォーク市にある「スチュー・レオナード(STEW LEONARD)」という家族経営のスーパーマーケットです。この店は、経営理念を大きな石碑に彫りこんで入口に設置していることで日本では有名です。
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      OUR POLICY
RULE1 THE CUSTOMER IS ALWAYS RIGHT.
RULE2 IF THE CUSTOMER IS EVER WRONG、REFER RULE1.

      私たちの信条
ルール1、お客様は常に正しい。
ルール2、たとえ、お客様がまちがっていてもルール、1を参照せよ

この経営理念はそっくりそのまま目加田経営事務所の経営理念の一部に使用させてもらっています。いろいろと考えた挙句、思いを表現する言葉としてどうしても使いたかった表現だったのです。
アメリカの顧客志向と日本のそれは、農耕民族と狩猟民族の違いで、やり方は異なりますが、本質的な部分は変わりません。つまり、お客様を固定ファンにすることが最も重要なのです。

狩猟民族は逃げる獲物(お客様)を捕まえるために、通り道に最も欲しがる餌を仕掛けて、誘導し、捕獲します。猟師は腕はもちろんのことながら、獲物の習性を知り尽くさないとできない芸当です。だから、獲物のハートを捕らえる心理学はとても重要なスキルとなります。
これは、漁師についてもまったく同じことが言えます。
魚の習性を知り尽くし、魚のいるところに釣り糸をたれなければ魚はつれません。

農耕民族は土地に種を蒔いて収穫まで、ひたすら世話を続けて先行投資します。収穫は天の恵みと人間の知恵の結晶ですので、土地(お客様)を良く知り、土地に最もあった種(商品)を良く知ることが最も基本的なことです。
漁業における養殖は農耕民族的発想といえ、育てるという工程が加わるのです。家族で始めたスーパーマーケット「スチュー・レオナード(STEW LEONARD)」はどちらかといえば、農耕民族的といえます。
決して派手さはありませんが、店内ではさまざまな試みがなされています。この店のトレードマークは牛なので、牛の着ぐるみをきた人が店内を練り歩き、子供たちに声をかけて回り子供たちを喜ばせています。
ショーケースの上を利用して、店内に線路を張り巡らせて電車を走らせたり、ロボットの牛達による楽団が音楽を演奏したり、売り場を狭い迷路にして、常に混雑して繁盛している演出をしています。だから、どうしても滞店時間が長くなるため、各コーナーでさまざまなイベントを行っているのです。結果的に坪あたり売上高はアメリカNO.1の実績を誇っています。
現在の経営者は2代目ですが、店内に「フライングキャップ」を売り物にした牛乳加工場が有り、店内パックされた牛乳がその場で買えます。
店内の商品はほとんどがオーガニック商品ですから健康志向のお客様にとっては最高でしょう。
敷地内にあるベンチに座ってタクシーを待っていたところ、買い物を終えた老婦人が声をかけてきて、「あなた方の後ろにある池ではあざらしショーをやるのよ」といってウィンクして車に乗り込み去ってゆきました。
我々を外国から視察に来たメンバーとみて、店のPRをしていったのです。お客様を営業マンに変えるすごいスーパーマーケットでした。

●○10年続けば老舗○●
ニューヨークの不動産事情はなかなかハードルが高く、特に、マンハッタンは異常で、1階のスペースの場合、坪当り20万から40万という高額で、しかも50坪以上の物件がほとんどですので、家賃だけで1000万近くの費用がかかります。
しかもリース期間が最低でも10年、通常は20年と長期です。しかも、需要に供給が追いついていないので朝に発生した空き物件は昼には決まっているという売り手市場です。
また、個人の信用で取引が成立するため、途中撤退は大きなリスクとなり、会社は破綻しても個人は支払い義務が残るのです。
また、住居の場合は、家賃の50倍のニューヨーク州での所得証明が必要です。
激戦区のニューヨークでビジネスをするのはとても疲れますが、5年持てばよい方で、7年続けば皆から賞賛され、10年続けば老舗といわれます。
今回は中小企業レベルで元気に活躍している企業を訪問してきました。今後機会があればご紹介して参ります。

J・ONEコーポレーション(不動産業13年目)
すいび(日本料理店 23年)
おめん(京都が本店の釜揚げうどん店 25年)
NOBU(創作料理 10年)
ブックオフ(古本販売 5年)
最終更新日 ( 2006/12/27 Wednesday 16:03:27 JST )
 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!