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2006.12 ~部下のモチベーション低下を防ぐためには! プリント メール
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2006/12/15 Friday 11:16:15 JST
~部下のモチベーション低下を防ぐためには!


とあるプロジェクトにおいて上司は部下に同行を依頼し、営業方法は部下に任せました。以下の会話は部下がとった営業方法に関してやりとりする上司との一場面です。

 *部下と上司の関係
 部下は入社3年目、この上司との同行は初めて。
 自分と上司の営業スタイルの違いは同僚から聞いています。


    上司:今日訪問したZ社、うまくいくかな?
    部下:初訪問なのでこれからだと思います。
    上司:そうか・・ところで、どうしてああいうやり方をしたの?
    部下:はい・・僕はあのやり方で今までやっていましたので。
    上司:うまくいったの?
    部下:はい、問題ありませんでした。
    上司:そうか、でもね、私のやり方のほうがああいうやり方よりもっといいと思うんだけどな。 
    部下:はい・・・しかし・・・
    上司:大丈夫、私のやり方のほうが絶対いいから。今度からこれでやって。    

    この後、この部下はその上司との営業活動を避けるようになりました。理由を聞いてみると、“自分のやった事は下手な方法だったかもしれないが、部下自身の言い分を聞いてくれず、上司が一方的に命令口調で指示をした”と感じているのが原因の様です。それ以降、部下の仕事に対するモチベーションは下がり、営業活動に積極的に打ち込むことはなくなりました。今回は、部下のモチベーションを下げるきっかけとなったお互いのやりとりについて考えたいと思います。

    上司にはもちろんモチベーションを下げようという意思はなかったでしょう。通常、上司が同行する場合は、部下の成長を願い、場数を踏んで体得してきた判断を示すことにより、抱えている問題を解決するためであって、傷つけるつもりはありません。
    では何故、部下もアドバイスを受けていると知りながらも納得できなかったのでしょうか。その答えは会話のオープン度にあります。この部下からすると立場上自分からは上司に意見を言いにくく、上司側から聞かないと自分の意見は言えません。また上司も部下が口を開かない限り分かりません。この様にお互いに感じていることが伝わらないまま、部下は「一方的な~」と受け取ってしまったのです。結局、部下は上司のその意を汲み取ることができずにモチベーションが下がってしまいました。

    下記はモチベーションに関するアンケートです。   
     ・会社におけるモチベーション重要度/モチベーションを下げる理由(日経ビジネス2005年11月7日号掲載)

    モチベーションを高めるために求める事(重要度)  モチベーションを下げる理由
    1. 尊敬できる優れたトップがいる。         1. 経営陣や上司への信頼感をなくしたとき
    2. 自社の事業に誇りをもてる。           2. 賃金や処遇の評価に納得できなかった時
    3. 休日や就業時間の実態に納得できる。       3. 職場の人間関係が悪化したとき
    4. 会社の将来に期待をもてる。           4. 自分の仕事の裁量や役割が低く感じた時
    5. 個人の目標が明確で正しく評価されている。    5. 専門的スキルを伸ばす機会がないとき
    6. 性や年齢・役職などの差別がない         6. 仕事の要望や提案が受け入れないとき

                            対象:2239歳の職業をもつ男女各2,000人、合計4,000

    まとめ:                   
    会社において一般的に上司と部下のパワーバランスは決まっています。部下から発言しにくい状況にある場合は上司から積極的にコミュニケーションを図ることが必要です。その際に、部下が自由な発言が出来るようなオープンな雰囲気作りをする事が大切です。今回の件は、聞いてほしい、言いたい事があると言う部下の気持ちを汲み取り、上司側から耳を傾ける事が先決になります。

    具体的行動提案:
    相手の言いたい事を汲み取れるよう以下の方法で“傾聴”しましょう。
    ①聞き役に徹する
    ②会話の中で部下のよい部分を見つけ、小さな事でも褒める。
    ③“○○さんのアイディアを聞かせてよ”と 意見をもとめ、本人に問題を考えさせる。

    最初に聞く、次に話す、“GIVE&TAKE”の気持ちで !!

最終更新日 ( 2007/01/22 Monday 11:53:30 JST )
 
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