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No.407【新会社法を活かす】-2006.5.24
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これからどうなる?企業のプレゼンテーション!【第10回】 プリント メール
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2006/10/30 Monday 13:17:44 JST
これからどうなる?企業のプレゼンテーション!【第10回】

~お客様にわかりやすく”価値”を伝えるメッセンジャーが消費を促す!
 「お父さん、CD頼むから、パソコン貸して?」と高校二年生の長女がある日寄ってきました。アマゾンでスヌーピーのジャズのCDを買うというのです。

「チャーリーブラウン、ルーシー、ライナスが出てくる四コママンガの『スヌーピー』のこと?」と尋ねると、まさにそうでした。

「犬のスヌーピーがジャズ?まさに私の青春のころに一世を風靡したワンちゃんをなぜ長女が、おまけにジャズだって・・・」私の頭はすこし錯乱状態に入ったのです。聞くと、雑誌にスヌーピーCDのことが掲載してあり、欲しくなったとのこと。

 後日、自宅に届いたのは「スヌーピー」と「ピーナッツ」の仲間達の生誕50周年の節目のCDであり、そのライナーノーツには、人気漫画「ピーナッツ」の作者チャールズ・シュルツの2000年2月の逝去の報が触れてあり、スヌーピーの生みの親に対し、「大衆文化の中で最も影響力があり、かつ親しまれたものの終わりである」<USAトゥデイ>という賛辞が目に飛び込んできます。
 CDを鳴らしてみると、ジャズトリオにサックスやギター、コーラスをフューチャリングした本格的なもの・・・「すごい、良い!」の連続で、家族全員で楽しめるものでした。

 ところで、スヌーピーのキャラクターが漫画を通じて、我々に提供していた”価値”は”普遍的な安心感ややすらぎ”、何かトラブルがおきても”ノー、プログレム!と気にしない楽観さ”ではないかと、私は考えています。 そして、逆も真なりです。
 
例えば、ある消費者がスヌーピーのTシャツを買うとき、この消費者はTシャツ(衣類)を持っていないから買うのでしょうか?そうではないと思います。
キャラクターに込められた”安心感ややすらぎ”、”楽観さ”を身にまといたいのでしょう。つまり、スヌーピーのキャラクターをみているとそんな気分や自分になれるということでしょう。

 冒頭で記しましたように、スヌーピーとその仲間達をこよなく愛した当時のファンの私達の子供がいつのまにか、ファンになっています。
そういえば、必ずといっていいほど、スヌーピーの愛らしい姿は、玩具店やグッズ店でぬいぐるみや携帯電話の待ち受け画面になり、スケジュール帳になり、レターセットに、はたまたマグカップやピンズ、Tシャツ、トレーナーなどにその表情を映していき、消費者と商品のコミュニケーションを円滑にする役割を果たします。

 特に消費財の場合、お客様にわかりやすく”価値”を伝えるメッセンジャーが消費を促します。それは、一般的にはコーポレートアイデンティティの中のビジュアルアイデンティティに含まれ、キャラクターやマーク、ロゴなどが代表選手となります。
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ここで、日本経済新聞社が主催するライセンシングアジアという展示会をご紹介しましょう。(http://www.nikkei.co.jp/events/license/)2006年は10月に、東京ビッグサイトで開催されました。
 

「ライセンシング」とは、特許権者が特許とか発明を実施する権利を第三者へ供与することにより、その対価を得る行為のことです。
(「出典;産学連携キーワード辞典、http://www.avice.co.jp/sangaku/index.html)
単刀直入に言えば、先のスヌーピーなどのキャラクター商品で言えば、ライセンシング契約により、商品化権使用料を小売価格の5%(例)と設定し、最低保障数量などを取り決め、その対価を得るというものです。

 ライセンシングアジア2006ガイドブックによれば、北米のライセンス市場は、2005年度で約7000億円。商品化の対象となるキャラクターやブランドロゴなどの著作物や商標を指すプロパティは次項の通りで、キャラクターとコーポレート&ブランドで62.3%を占めています。
その中で、今回のスヌーピーCDは「音楽」のプロパティで情報発信されたものです。
 
キャラクターやブランドロゴ、マークなどが”価値”を生み出す時代。
商品化に込めた思いやコンセプトを上手に表現し、消費者に伝えることができれば、それは二次利用、三次利用され、”付加価値”を生む連鎖となるに違いありません。

 どちらを買おうか悩んでいるときは、やっぱり○○を手に取るわね。
 ○○のイメージが伝わってきて、つい、買っちゃうんだ。
 ○○がこんな商品にも出てきたんだ。やった~買っちゃえ。

 などなど、あなたの会社でもキャラクターやブランドロゴの戦略的開発や活用を通じた積極的なプレゼンテーションを検討されてみては如何でしょうか?
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最終更新日 ( 2006/11/24 Friday 19:11:34 JST )
 
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