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No.420【今時のイギリス】-2006.8.23 プリント メール
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2006/08/23 Wednesday 10:32:06 JST
No.420【今時のイギリス】-2006.8.23

 

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1 医薬品・化粧品販売店で医療サービスを提供

ファイナンシャル・タイムズによると、医薬品・化粧品販売の大手であるブーツ・グループが一部の大型店舗に診察所を設置する方向で国民医療制度(NHS)と協議を進めています。身近な医療サービスの実現を目指すイギリス政府の意向を強く反映していることが、この背景となっています。
NHSの数箇所の出張所は既に民間に運営委託されており、同政府は今後、この形態を加速させる予定。
一方で、ブーツ社は、はじめに、イングランド南西部のプール(Poole)で基本的な医療サービスを提供する方向で計画を進めています。現地の保健当局に一定のスペースを貸し与え、理学療法や血液検査などを行う計画です。
余剰スペースを抱える同社にとって、診療所の開設は、渡りに船といえるでしょう。
しかしながら、過去に歯科や足治療から撤退した経緯があるため、医師を直接雇用することはないとしています。

2 イギリスの廃棄物埋め立て事情

イギリス会計監査院(NAO)によると、生分解可能な廃棄物の埋め立てについて、削減量が欧州連合(EU)から義務付けられた目標値に届かない見通しを報告しています。EUは、1999年、埋め立てによる環境負荷の低減を目的とする埋め立て指令を施行。
これにより、EU加盟各国に削減目標値が定められました。その中で、イギリスは、2010年までに1995年水準の75%に削減させる必要があり、さらに、2013年には50%、2020年には35%に縮小させなければなりません。EUの統計局(EuroSTAT)によるとイギリスの自治体は、2003/2004年度に約2.600万トンの廃棄物を埋め立てています。この数値はごみ全体の75%にも及び旧加盟15カ国の中では、ギリシャの92%に次いで高い比率になっています。また、EU平均の43%を大きく上回っている結果になっています(ちなみに、オランダは3%、デンマークは5%)。この動向では、2010年の削減目標を27万トンも下回る見通しになっています。仮に、その目標値を達成できない場合、EUから、最大で1億8000ポンド(約360億円)の罰金が科せられる可能性もあります。ここにも、日本の廃棄物処理技術が役に立つかもしれません。

3 イギリス通信大手がブロードバンドの新サービスを開始

通信大手BT(British Telecom)グループは、ビデオ・オンデマンド、インタ-ネット電話、ビデオ電話などの一体化したブロードバンドの新サービス「BTトータル・ブロードバンド」を開始しました。ダウンロード時の通信速度が8メガビッド毎秒と高速である以外に、夜間や週末の国内電話が無料になることが大きな特徴になっています。「BTオープンゾーン」のブランドで展開する無線LANサービスを通じて、外出先でのネット接続も可能でなっています。同社がこうしたサービスを展開する理由には、50万人以上の顧客流出を含め、イギリス国内の家庭向け通信サービス市場の競争激化があります。

4 金融業の収益が全業種のトップに

イギリスの大手銀行が年間に顧客1人あたりから得た利益は13.4%増え、75ポンド(約1万5,000円)となり、全業種別の中で金融業界がトップとなったことが報告されています。
ビジネスに関して多方面にわたるサービスを提供する企業「Group 1 Software」によると、2004年度の各業界における利益をまとめた結果、金融業界における利益は330億ポンド(約6兆6,000億円)以上に達しており、1秒間1,000ポンド(約20万円)に相当する利益をあげており、クウェートやバングラデシュ、モロッコ、ルクセンブルグといった国家における年間歳出費より多いことが分かったと言及されています。
各行ともに業績は順調で、「ハリファックス・バンク・オブ・スコットランド」が、昨年度の上半期で17%増加の265,000万ポンド(約5,300億円)の収益を計上、「HSBCが同時期で18%増の67億ポンド(約1兆3,400億円)の収益があったことが明らかになりました。

一方、昨年には水道会社や電力会社が、料金の大幅値上げを行ったにもかかわらず、同業界における顧客1人あたりにおける平均収益は比較的少なく、わずか90ペンス(約180円)増加の59ポンド10ペンス(約1万1,820円)。また、小売業界ではセール期間の延長や値下げ商戦の激化に伴い、顧客1人あたりからの年間収益は54ポンド40ペンス(約1万880円)から50ポンド90ペンス(約1万180円)に、携帯電話業界でも43ポンド20ペンス(約8,640円)から39ポンド40ペンス(約7,880円)へと減少したといいます。

5 イギリス特産のサイダーが人気

10代の飲み物として、他のアルコール飲料に比べ、マイナーイメージがあったサイダー(リンゴ酒)が、大手製造会社が一流ブランド商品である点をアピールした宣伝効果のおかげで、ファッショナブルなイメージを確立。昨年だけでイギリス国内のサイダーの売上げは4倍増加したことが報告されています。サイダーの売上げは過去5週間で51%上昇。さらに製造元が、自然の恵みをいかした本格的な味を求め、オーガニック原料を使用するようになったことも、健康志向のイギリス人に訴える結果になったとされており、スーパーチェーン「モリソンズ」では、比較的高価なボトル入りサイダーの売上げは今年だけで4.38倍にもなったとされています。
サイダー製造業者の団体「サイダー市場ナショナル連盟(the National Association of Cider Makers)」の報告によると、最高級サイダーの売上げも過去12ヵ月間で、約10%上昇。昔ながらの美しい琥珀色をした、優れた製品が出回るようになったこと、アルコポップ(アルコール入り清涼飲料)に慣れ親しんだ20~30代が目先を変え、伝統的なサイダーをファッショナブルな飲み物としてとらえるようになったことなどが、サイダー人気を復活させた要因と分析されています。爽やかで、ドライなサイダーは日本の夏の気候にも会い、また健康志向の高い日本人にとって、とりわけ、オーガニックのサイダーは日本に輸入されてもヒットするかもしれません。

6 音楽のダウンロード

レコード業界の代表団体「イギリスレコード産業(the British Phonographic Industry)」によると、「iPod」の人気により、イギリス国内の音楽ダウンロード件数は今年の前半ですでに2,400万件以上と、昨年全体のダウンロード件数に達する勢いであるほか、週あたりでは、100万件近い音楽がインターネットを通してダウンロードされていることが報告されています。

イギリス国内の音楽ダウンロード件数は、2004年にはわずか1万4,000件にすぎなかったが、「iPod」やその他のMP3プレーヤーが普及するに伴い、その件数も次第に増加。今年のシングル売上げの半数以上はオンラインでのダウンロードによるもので、その数も5,000万件以上にのぼると予測されており、シングル売上げ数の6年連続増加に貢献したとされています。さらに、ダウンロードされる曲の多くはイギリス人アーティストによるもので、こういったアーティストたちのアルバムも売上げトップ100のうちの52を占めていると述べられていますが、様々な国の様々なジャンルの音楽を楽しむイギリス人にとって日本人アーティストたちも、今後多くダウンロードされるかもしれません。

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