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No.415【屋久島登山にみる目標達成の極意!】-2006.7.19 プリント メール
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2006/07/19 Wednesday 10:16:06 JST
No.415【屋久島登山にみる目標達成の極意!】-2006.7.19


先週、私の所属している「エネルギー研究会」が主催する屋久島ツアーに参加して、初めて屋久島の縄文杉を見てきた。おかげで、両足はパンパンで胡坐も組めない状態になってしまった。

日本で5番目に大きな島である屋久島は、西日本でも標高の高い山がたくさんあり「洋上のアルプス」と呼ばれている。

朝4:30に集合し、2台の車に便乗して淀川登山口に着いたのは5:30。もう、たくさんの車で混雑しており、駐車場を確保するために必死である。
見上げると、最高峰の宮之浦岳(1935m)、永田岳(1886m)、粟生岳(1867m)と標高1800m以上の山が8山もある。
「屋久島に縄文杉を見に行こう」という誘いの言葉にハイキングに行く程度の軽い気持ちで参加したが、本格的な装備に身を固めた人たちを見ると、後戻りできない状況に追い込まれている自分を見つけて内心、先が思いやられた。
しかし、ここまで着たからには後には引けない。

腹ごしらえする人、準備体操をする人、友人と談笑する人、装備を点検する人、ひとつしかないトイレには長蛇の列が並んでいる。
研究会のメンバーもそろい、いよいよ出発。
トロッコ道と呼ばれるトロッコの線路跡を歩くこと、3時間。距離にして約8km。風光明媚な景色を見ながら、心地よいさわやかな風に吹かれて、軽快足が進む。
屋久島は1ヶ月のうち33日間は雨が降るといわれるぐらい、雨が多い島だが、幸いにも、その日は終日、雲ひとつ無い絶好の登山日和だった。

トロッコ道の終点となる大株歩道入口で一息を入れて、ここからいよいよ本格的な登山が始まる。
険しい岩山は多くの登山者踏み固められた足跡が、自然の登り階段になっている。
世界遺産に登録されて以来、登山者が爆発的に増えたようで、行列を作りながら縄文杉を目指す。
屋久杉の間伐材で作った階段や足場がいたるところにあり歩きやすくなっているのがありがたい。
よくもまあ、こんなところに頑丈な足場を作ったものだと感心すると共に、先人の苦労に感謝しながら頂上を目指した。
足の筋肉が痙攣を起こす寸前の状態で、ひざを曲げるのも苦痛になってきている。
大株歩道から目標の縄文杉までは距離にして2.8Km、時間にして3時間を要す。
まだ、500mも歩いていないのに、急勾配の斜面に悪戦苦闘しながら上っているので、体力の消耗が激しく、無口になってゆく自分に気がつく。
やっと、踊り場のような少し広い場所に着いた。
ここが縄文杉かと思ったら、「翁杉」と呼ばれる樹齢2000年の屋久島では3番目に古い巨木であった。
個々で記念撮影をして、先を急いだ。
しばらくすると、たくさんの人が休憩している場所についた。表示を見ると「ウィルソン株」と書いてある。人が30人は入れるほどの大きな祠があり、そこに小さな社が祭られている。
ここで引き返す人と、縄文杉(目標)を目指す人とに別れる。少しの休憩で体の疲労が回復するほどの若さは残っていないが、われわれは目標を目指すことにした。
「せっかく、屋久島の縄文杉を見に来たのだから、ここまできて断念したのでは意味が無い」
と自分に気合をいれつつ、仲間の後を追った。

今まで以上に険しい道と急勾配が続き、足の疲労は極限に達している。
段差の激しい階段は前途を阻み、足をあげることさえ苦痛を伴う。大見得きって、目標(縄文杉)を目指すといったものの、できることなら休みたい、引き返したい。 しかし、ここまで来たんだからもう少しだからがんばれ、今やめたら恥をかくぞというもう一人の声が響いてくる。
ふと目線を前に向けると、年のころは70代近いご夫婦が互いに励ましあいながら、ゆっくりと休憩しながら一歩一歩前進しているではないか。
その姿に感動しながら、泣き言を言いかけていた自分を恥じた。
「マイペースで前進すればいいんだ。」
と自分に言い聞かせて、前進した。研究会の仲間は余裕で談笑しながら登っているのをうらやましく思いながら、日ごろの訓練の差をまざまざと見せ付けられた。しかし、ペースを乱すと目標には到達できないと思い、自分のペースを守った。
悪戦苦闘の末、仲間からは相当の差がついたが、目標の縄文杉に到達した。
展望台に登る階段の急勾配には辟易したが、ステージに上ると風のさわやかさにしばし疲れを忘れることができた。
樹齢2000年とも7200年とも言われる縄文杉の巨木を見上げて自然の偉大さと造形美に感動した。
目標は達成したものの、登ってきた以上は・・・降りねばならない。果たして、体力が持つだろうか。痙攣しないだろうか。不安が不安を呼んでくる。
残された仲間3人で声を掛け合いながら、一番若い私が泣き言を言うわけにも行かず、先頭になったり、後ろについたりしながら下山していった。
吹き出るような汗はいくら拭いても止まらないし、足の裏からじわじわ襲ってくるだるさは鉛の靴を履いているような気分だ。ここで痙攣が起きたら皆に迷惑がかかる。なんとか、持たしてくれるように神に祈りながら進んでゆく。
ウィルソン株の休憩所で他の仲間と合流し、食事と休息をとり、体調を整えた。
しかし、いくら休んでも体力が回復するわけではない。休めば休むほど次の行動を起こすのが苦痛になる。登ってくる人に道を明けながら立ったままで休憩をとり、また歩き出す。
険しい山道を這うこと1時間、沢の音がきこえてきた。もうすぐトロッコ道だ。木の葉の間からトロッコ線路が見える。ここで最後の休憩を取り、登山口を目指すことになる。
汗をかいたままの服では風邪を引くので、着替えてトロッコ道の8kmを踏破する準備をした。
そのときには両足の筋肉が悲鳴を上げており、座るのも起き上がるのも、何をするのも、ギシギシを音を立てそうなほど苦痛を伴う。いつもなら、痙攣したり、こむら返りを起こしているところだが、幸いにも今日は何も起きていない。ありがたい。神に、皆に、家族に感謝します。
ここからは一旦動き出すと止まるまい。止まるともう動けないと思ったので、登山口まで一定のスピードで歩き続けた。一緒に歩いた仲間と世間話をしながら、歩き続けた。
すると不思議にも、両足の痛みは和らぎ、いくらでも歩き続けることができそうな気分になった。

目標を達成するには険しい道が続くが、到達したときの感動は一生涯の財産となり、自分に対する自信となって帰ってくる。

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