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2006/07/04 Tuesday 11:12:35 JST
No.343【企業には「夢と冒険」が必要だ】-2005.2.16
今年も顧問先企業Y社の社員旅行にご招待頂き、ハワイにいってまいりました。
17年ぶりのハワイは照りつける太陽がまぶしく、雨季にあたる冬は心地よくさわやかな、開放感があり、日本人好みのリゾート地です。

どこでも日本語が通じるとともに、すべて「アロハ」と「マハロ」で事が足りるストレスフリーのエリアは楽園という言葉がぴったりのところです。
Y社は「決してなくなることの無いニッチな市場」で「他社にまねの出来ない製品」「世界に先駆けて開発」することをスローガンに掲げて奮闘しています。

Big Dream、Big Think、Big Action 

この言葉がぴったりのY社はピーターパンやハリーポッターのようにいつも「夢」と「冒険」のある会社です。いつもワクワク、ドキドキ、ウキウキ、次は何が起こるか想像するだけで楽しいことを皆がやってのけます。相手がどんなに巨人であろうと臆することなく立ち向かってゆく様は見ていて気持ちがよいほどです。「他社がやらないならわが社がやろう」という社風は本当にすばらしいと感心します。
人と同じことをやっていては、力のあるところに負けてしまいます。自分の強みを理解し、それを活かす事が本当の強さなのです。

「企業は人なり」とは戦国武将の言葉ですが、人が会社を大きくし、すばらしい製品を開発し、すばらしいお客様とのご縁を開拓し、その関係を確固たるものにしてゆくのです。人を大切にしなければ、企業は存続の価値がありません。人にはそれぞれ持って生まれた才能があり、その才能を存分に引き出すのが企業の使命です。才能を開花させるには「夢」を共有することです。その「夢」を実現するには「冒険」できる若さが必要です。夢を語り、夢の実現にむけて率先して冒険をする。なんとも楽しいではありませんか。
企業経営者は安定した業績と人材の成長、業界の調和が取れていると安心して経営が出来るとおもっておられる方が多いと思います。
しかし、現実には業績は常に不安定で、人材は一向に育たず、業界は戦国時代のごとく下克上の様相を呈しているのが一般的です。1989年11月9日以降のベルリンの壁の崩壊、1992年のソビエト連邦の崩壊により、世界はパックスアメリカーナによるボーダレス社会が到来し、デフレが当たり前になりました。1995年に発売されたパソコンのOSソフトWindows95の登場により、リアルタイム社会が誕生し、世界のどこかで起こった事象は数十分で世界中に伝播するような情報社会が到来しました。
人間の成長スピードと企業の成長スピードと社会の成長スピードのバランスが完全に崩れ、企業は社会の進歩についてゆけるかどうかによって、「勝ち組」と「負け組」が決まるようになり、個人は会社の変革スピードについてゆけるかどうかで「人材」か「人罪」が決まるようになりました。人間の豊かさを実現するための道具として開発された会社という組織が人間の攻め具になりつつある現状は果たして正しいのかが試されているように思います。
中世に人間性回復を掲げて「ルネッサンス」社会が登場したように、いまはスロー社会が世界中に広まっています。どちらもイタリアから発生しているのは単なる偶然の出来事でしょうか。

縁あって企業に集った人たちの才能をフルに活かし、天職にまで高める事が出来ればこれほどすばらしいことはありません。
企業はオーケストラであり、オリンピックであり、動物園でもあります。ひとつの楽器では複雑な音楽を奏でることはできませんし、調和が取れていなければ心地よい音色にはなりません。
オリンピックのように、スプリンターもいれば、長距離ランナーおり、砲丸投げ、柔道、水泳、レスリング、テコンドー、アーチェリーといったそれぞれの特技を活かした競技をうまく組み合わせなければ勝利できません。動物園は、ライオンだけではお客様はやってきません。
大型、中型、小型の各種の動物、水中、陸上、空中の動物、哺乳類、爬虫類、鳥類、両生類の動物がそれぞれに集まっていないとお客様は満足しません。
企業も全く同じです。スピードの早い人材もおれば、着実にコツコツタイプの人材もいます。飲み込みの早い人もおれば、頑固な人も必要です。地味な開発でも、それが好きなことであれば文句を言わないものです。誰もがやりたくない仕事でも、それが好きな人もいます。一般的なエリート人材だけでは企業は機能しません。

縁の下の力持ちを大切に!
人が寝静まった未明の町を、ごみ収集車が走り回ってごみを回収してゆきます。皆が帰ったビルの床にクリーナーをかけて磨き上げる人がいます。定期的にトイレをメンテナンスしてくれるおばさんがいます。このような裏方の人々のおかげで、清潔で心地よい生活が可能になります。
障害を持った人たちのことを「Given」といいます。いつの世にも人類の約5%の「Given」が生まれるのは、神が人類に与え給うた贈り物という意味だそうです。生まれながらにして使命を持っている人たちです。あなたがもしその5%の「Given」なら・・・
だから、あなたの代わりに使命をうけてくれているのですから感謝するしかないのです。
街中で「物乞い」する人がいます。この人たちを見るといつでも何がしかの施しをするようにしています。なぜなら、私の代わりにその人はその姿を人にさらしてくれているのですから。
誰かが、私たちのために、やりたくない仕事をやってくれています。だから、私たちはすばらしい、心地よい生活ができるのです。

会社も全く同様に、いやな仕事を誰かがこなしてくれるから、好きな仕事に専念できるのです。
花形エリート人材だけの企業では、いずれ末路は見えています。裏方や縁の下の力持ちがいるおかげで花形足りうるのです。
全ての人材には才能があります。その才能を発見し、伸ばしてゆくのは企業の使命です。そのためには、「夢」と「冒険」という刺激を与え続けて、目が出るのをじっと待つ忍耐力が必要です。

「上司がいい仕事を与えた場合、何かでいい仕事に巡り合った場合、あるいは自分自身がいい仕事をつくり出した場合、人は物凄い情熱を注ぎ、一生懸命仕事をすることで、持っている以上の力を発揮し、その結果、大きく成長します。すると今度は、その人が新しい仕事を拓いていく」常盤文克(花王社長)

「小さい会社の経営者であれば、率先垂範して部下の人に命令しながらやることも必要だけど、これが100人とか1000人とかになれば、それではあかんね。心の底に『こうしてください、ああしてください』というような心持ちがないといかん。これがさらに1万人、2万人となれば、『どうぞ頼みます』という心境に立たんと駄目やな。けど、もっと大きくなると、部下に対して『手を合わせて拝む』という思いがないと、いかんということや。わしはそういう心で経営をやってきた」松下幸之助(松下電器 創業者)
最終更新日 ( 2006/07/04 Tuesday 11:13:05 JST )
 
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