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No.359【チェックリスト法を使おう】-2005.6.15 プリント メール
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2006/06/08 Thursday 10:52:14 JST
No.359【チェックリスト法を使おう】-2005.6.15
発想法セミナーを開催します
いまの時代は、インターネットや携帯電話で瞬時に情報交換ができてしまうというものすごいスピード時代です。

今の1年は、10年前の7年に相当するというドッグイヤーの時代に生きていますが、なぜか、充実感や達成感が希薄になっているような気がします。
皆さんはいかがですか。
なんでもメールで用事が片付き、ペーパーレスでコンピュータのファイルの中で仕事が済んでしまうと、充実感を実感できないまま、次の仕事に入ってしまうので、脳が欲求不満を起こしているようでなりません。
ここ15年ほど、散々、ペーパーレス、デジタル化、バーチャル対応、オンライン・コミュニケーションを説いてきましたが、これらのツールの活用方法は次の段階に入ってきているといえます。
つまり、人間の頭の本来の使い方を見直さねばならないということです。なぜなら、人間の頭はアナログにうまく対応できるようになっているからです。

仕事の始まりは、関係者が一同に会して、全体工程図を確認しながら、プロジェクトの目的を明確にし、目標を共有します。電話会議やTV会議でももちろんOKです。
プロジェクトが始まると、メンバーの智恵をいかに引き出すかが勝負です。メーリングリストでも可能ですが、やはり、オフラインミーティングやノミニケーションが非常に効果的で、そのときに前回紹介したBSや今回紹介するチェックリスト法をホワイトボードや模造紙の前で、カードを使って検討する。これが、とても脳を活性化させます。
プロジェクトの終盤では徹夜もあるでしょうが、目標を達成するために、メンバーが一丸となって事に当り、完成させる喜びを共有します。
反省会をかねた飲み会で感謝と感動を分かち合い、仲間の信頼関係を確立する。これはオンラインや電話会議やTV会議はご法度で、一同に会して、オフラインで行うのが原則です。
脳は心がイキイキ、ワクワクしていないと活性化しません。仕事がいくら厳しくて困難を極めても、楽しければ苦痛ではありません。そんな、プロジェクトを作り上げる事がプロジェクトリーダーの仕事です。
このようなリーダーのために「創造性開発とプロジェクトマネジメント」のセミナーを開催します。まずは沖縄で実験して、結果をみながら展開しようと思っていますので、ご期待ください。

チェックリスト法を使おう

前回ご紹介したブレーンストーミング法と同じく、アレックス・オズボーン氏が開発したアイデア創造法です。
人間の発想に足かせ手かせをつけると何の変哲もないありきたりの発想しか出てきません。
人類の長い歴史のなかには「鳥になりたい」と願望して挑戦した人もたくさんいるでしょうが、ライト兄弟によって飛行機が開発され、今は宇宙旅行まで可能になりました。 もうすぐ封切りになるスピルバーグ監督の「宇宙戦争」はイギリスのハーバート・ジョージ・ウェルズが100年も前に書いたSF小説です。
ジュール・ベルヌが140年前に書いた「海底2万マイル」では、懐中電灯等、いまでは当たり前になっている多くの道具が描かれています。
いずれも当時では単なる奇抜な空想にすぎなかったものばかりでしょう。しかし、技術の進歩とともに実現してゆくのは人間の発想力のすばらしさといえます。

チェックリスト法の切り口

チェックリスト法は次の9つの切り口で発想を促進します。英語で読んだほうが分かりやすいかも知れませんね。
359.gif
具体的にみてゆきましょう。
1.他に使い道はないか (Other Use)
① 普段は身だしなみを整える「手鏡」は遭難したときには強力なSOS信号発信装置になります。
② グラスはきれいに円を書くときには最高の道具です。
③ 瓶は砕いて加工すれば環境建材に変わります。
2.他のアイデアをまねできないか (Adapt)
① 洋酒のオンザロックがあるなら、日本酒のオンザロックもいけるはず。
② 「あるある百科」に代表されるTVの健康番組などはこの部類。
3.変えられないか (Modify)
① 車のモデルチェンジやパソコンソフトのバージョンアップは色、素材、性能、音、スタイル、デザインと変えて発想している。
② 黒い色になれたコーラがレモン味になったり白いコーラができたりするのもこの考え方。
③ 銀行が24時間営業してはいけないのかという疑問から、今では長時間営業が常識。
4.拡大したり、大きくしたら (Magnify)
① 全日空のスーパーシートは席を大きくし、食事つきで豪華にした典型例(JALのJシートも一部同様の発想)
② 子供の写真を拡大してパネル装丁して贈り物にする
③ 原稿を拡大して広告看板に使う
5.縮小したり、小さくしたら (Minify)
① 設計図書をマイクロフィルムに縮小コピーし、保存する
② 大きなオフコンをダウンサイジングしてパソコンに変えた。
③ 携帯電話やMDディスク等、家電やAVは事例に困らない。
6.他に代用できないか (Substitute)
① 醤油の代わりにレモンを使ったり、ポン酢を使ったりする。
② 結婚式の引き出物は今ではカタログショッピングに変わった。しかも、豪華で有名な商品が多い。
③ 営業部門を外注に出したり、メーカーに代わってプロモーションを代行するサービス。
7.入れ替えたり、置き換えたらどうなる(Rearrange)
① 今年から始まったプロ野球のセパ交流戦などはこの例になる。
② 総務から営業へ、営業から生産へ、生産から開発へ人事異動する事によって活性化する。
③ 官から民への事業転換。特に最近の経済特区や官業受託制度はこの発想の活用例です。
8.逆転させたり、逆さにできないか (Reverse)
① モーターの配線を誤って逆につけて発電機になったことは有名な事例。
② エスカレーターは人間ではなく階段を動かすことによって移動する発想。ムービングウォークも同じ発想といえる。
③ ちょっと危険だが、若手上司に年配部下。建設現場での女性とび職導入等。
9.組み合わせたり、結合できないか (Combine)
① 鉛筆の先に消しゴムをつける(シャープペンシルにも同様に消しゴムがついている)
② ボールペンとシャープペンシルと液晶ペンシルが合体したペンも便利。
③ 工場の出荷口でパッキング、倉庫での在庫管理、配送、代金回収のフルラインサービス。

自由な発想で、商品開発やサービス改善、お客様満足を向上させる事が重要です。
そのときのポイントは極力、常識から逸脱する事です。但し、人の道に反する事は絶対だめですよ。
いくらわれわれが常識から逸脱しても高が知れていますので、ご安心ください。それよりも、発想枠を外すことからはじめましょう。
真っ赤なスーツを着るのもひとつのやり方です。
次回は無理やり奇抜な発想に繋げる「モーフォロジカル法」をご紹介します。
ところで、白いコーラはもうお飲みになりましたか。

 
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