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No.360【モーフォロジカル】-2005.6.22 プリント メール
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2006/06/07 Wednesday 13:56:01 JST
No.360【モーフォロジカル】-2005.6.22
強制的にアイデアを出すのも悪くない

「企業は人で決まる」時代が本格的にやってきました。「人を活かす」には発想法というスキルを磨くことによってより効率的になります。
前々回より、「ブレーンストーミング法」「チェックリスト法」と紹介してきましたが、今回は機械的にアイデアを生産する「モーフォロジカル」というやりかたをご紹介します。

モーフォロジカル


モーフォロジカルというのは、構成要素別にできるだけ多くのアイデアを具体化し、ランダムに繋ぐことにより、新しい着想を得る方法です。
白いコーラがこうして生まれたかどうかは分かりませんが、想像を超えた可能性を導き出してくれます。

例えば、ある地域の40代以上のアウトドアに関心のある男性を対象に関連商品を販売するときのアイデアを出すとします。
360.gif
数分の作業で1080個ものアイデアが生まれます。これを具体化すればよいのです。
銀行マンを対象に探検、それも山の探検用の商品で3万円以下の商品をWEBで販売するというコンセプトなどは面白いのではないでしょうか。

魚を使った新しい惣菜を開発するとします。
① 惣菜の開発要素を書き出します。構成要素は皆でピックアップしても良いですが、ある程度、事前に設定したほうが効果的です。
・ 魚の種類
・ 調理法
・ ジャンル
・ 盛付の色
・ 味
・ 容器
・ カロリー

② 構成要素ごとに具体例を列挙します。ここではもちろん、ブレーンストーミング法を使ってできるだけたくさんの例を出してゆきます。
・ 魚の種類 ⇒まぐろ、あじ、さば、いわし、たい、アナゴ、うなぎ、きす、はたはた、くじら
・ 調理法 ⇒ 生、焼く、煮る、炒める、蒸す、揚げる、天ぷら、串カツ、なべ
・ ジャンル ⇒ 和風、洋風、中華風、イタリアン、アジアン、韓国風、無国籍、インド風、アメリカン
・ 盛付の色 ⇒ アカ、アオ、シロ、クロ、ミドリ、オレンジ、クリーム
・ 味 ⇒ 塩味、甘味、辛味、甘辛味
・ 容器 ⇒ びん、発泡スチロール、アルミ、瀬戸物、ガラス
・ カロリー ⇒ ZERO100k200k300k400k500k600k700k800k900k

③ 横方向にランダムに組み合わせます。構成要素をひとつずつピックアップしてひとつのアイデアを作ってゆきます。単純に構成要素ごとのアイデア数を掛けた数だけアイデアが生まれます。

例えば、②の例を使って計算しましょう。
魚の種類10個×調理法9個×ジャンル9個×
盛付の色7個×味4個×容器5個×カロリー 10個=1,134,000
ものすごい数のアイデアが結構簡単にでてきます。

④ この中から、具体化するものを絞り込みます。 方法としては矛盾するものを消去したり、グループ化して絞り込んでゆきます。
具体的にみてゆきましょう。
前頁で例示した「魚を使った新しい惣菜」をモーフォロジカル式に当てはめると以下のようになります。
これをランダムに横串を指してゆくとひとつの製品案が生まれます。

構成要素
魚の種類
調理法
ジャンル
盛付の色
容器
カロリー
まぐろ
和風
アカ
塩味
びん
ZERO
あじ
焼く
洋風
アオ
甘味
発泡スチロール
100k
さば
煮る
中華風
シロ
辛味
アルミ
200k
いわし
炒める
イタリアン
クロ
甘辛味
瀬戸物
300k
たい
蒸す
アジアン
ミドリ
ガラス
400k
アナゴ
揚げる
韓国風
オレンジ
500k
うなぎ
天ぷら
無国籍
クリーム
600k
きす
串カツ
インド
700k
はたはた
アメリカン
800k
10
くじら
900k

全部で1,134,000案ありますが、サイコロを転がして、繋いでゆくように偶然に任せます。
例えば、「まぐろ-天ぷら-イタリアン-クリーム-塩味-びん入り-100k」
「くじら-焼く-洋風-クロ-甘味-アルミ-300k」のように検討します。

発想法はいろいろありますが、まずは日常活動の中で使ってゆくことです。
使うことによって、様々な経験を積んでレベルアップしてゆく事ができます。
頭はいくら使っても、コストは全くかからないのに、レベルや使い勝手はどんどん上がってゆきます。それに従って自信も付いてきます。
使えば使うほど、性能がよくなり、スピードが上がり、使用範囲が広くなってゆくのです。
先が読めない現在において、いかなる環境になっても柔軟に対処できるようにだれもが持っている「頭脳」と「ココロ」をしっかりと鍛えておく事が人材育成の基本といえます。
いつでも使えるようにするためには訓練が必要です。
その訓練も場数を経験する事がもっとも効果的です。

場数は「バカ‘S」なり

日本ファシリテーション協会で「バカ‘s」という言葉が良く出てきます。
うまくやろうと思わず、どんどんバカをやろう、失敗してもよいではないか、やった数だけ、得をするのだからという発想があります。
上場企業の役員や部課長が中心の協会ですが、はじめはまじめな顔をしていても次第に少年少女のころの笑顔を取り戻し、バカをやっています。
その後のワークショップは本当にバズセッション(蜂の羽音のようにうるさいセッション)になります。そうすると、「ココロ」も充実してとても楽しいのです。
まず、「バカ‘S」をふんでみましょう。

最終更新日 ( 2006/06/07 Wednesday 14:02:38 JST )
 
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