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No.364【建設業はサービス業だ!Ⅱ】-2005.7.20 プリント メール
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2006/06/07 Wednesday 13:13:05 JST
No.364【建設業はサービス業だ!Ⅱ】-2005.7.20
「建設業はサービス業だ」というキーワードを大切にしてください。
マネジメントシステムは製造業がモデルで、仕事の進め方はサービス業がモデルです。

サービス業とはスペックを満たしていれば、良いというものではありません。アンダースペックでは詐欺になりますが、オーバースペックだから合格かといえば、「NO!」です。サービス業ではお客様の満足が合格なのです。
総合的に判断して合格ならば、その工程途中の様々なトラブルやミスは不問になるのが、サービス業の特色です。

本物のマネジメントが求められている。

建設業を取り巻くインパクトの中で4番目に大きいのが「本物のマネジメントが求められている」ということです。
マネジメントには大別すると「バックボーン」と「マネジメントサイクル」と「コミュニケーション」の3つがあります。
前回に引き続き、議論の内容をお届けします。
「大手建設業はイザ知らず、中小建設業はどんぶり勘定が多いのです。第一、月次決算ができていない」
「他の業種と違って、仕事の期間が長いから、完工時点で記帳するところが多いよね」
「工事番号を取っていないところもありますからね。」
「家計簿レベルの記帳でもつけないよりはましだと思うけど、月次決算はやらないといけないよね」
「従来のように利益幅が多ければ良いけれど、いまは、ちょっと手を抜くとすぐに赤字になるぐらい厳しい物件が多い」
「それと、建設業は本社と現場が離れているから、分散管理をしないといけないし、本当はすごく高度な管理レベルを要求される業種だが、現実はその逆になっている」
「コミュニケーションも悪いし、会議の議事録がとられていないし、たとえあっても回覧がなかったり、社内情報感度は悪いところが多いね」
「当然、PDCAサイクルも回りにくいし、チェックがかからない」
「その前にP(プラン)の経営計画がないところが多いし、あっても抽象的でA4で1枚とか、スローガンを掲示して終わりとか・・」
「やはり、バックボーンが必要だな」
本物のマネジメントなくして、生き残りはできない。しかも健康に生き残れる30%に含まれるにはなおさらだということで合意しました。
骨組み(バックボーン)は、「①経営目的」-「②経営目標」-「③経営方針」-「④経営組織」-「⑤経営計画」-「⑥行動計画」-「⑦行動」-「⑧成果」-「⑨分配」の流れをいい、①~④までを戦略といい、⑤~⑥を戦術といい、⑦が戦闘といいます。②経営目標のうち、長期のものをビジョンといい、年度のものを経営計画といいます。
これらのバックボーンで設定した目標がうまく回す方法がPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルといいます。PDCAサイクルを効率よく回転させる技術がコミュニケーションです。これら3つの仕組みとシステムが有機的に結びついていることを「本物のマネジメント」といいます。

これらインパクトを納得したら、次はどのように変革してゆくかをカード式問題解決法で検討するのです。

元気に生き残る30%の企業になる

どうすればこのテーマを実現できるか、BS(ブレーンストーミング)を行いながら、互いの意見を聞いて考えを発展させてゆきます。
364.gif
考えがまとまったので、自分の考えや、思ったこと、発想をカードに書いてゆきます。
「エンドユーザーに近づく」

「提案力の養成を行う」
「ものづくり発想が求められる」
「企画営業部門(機能)の設置をする」
「連携することによって新しいものを創造する」
「自己完結の商品作りをする」
「価格やスペックの決定権をもった仕事のやり方に変える
「価格決定権を持つ」
「小口で粗利の高い商品やサービスを開発する」
「全員参加のマーケティングをする」
「指示待ち社風の解消をする」
「危機感が共有できていない」
「全員参加の経営をする」
「情報系のIT化をすすめる」
「商品に対応した人材育成を行う」
「移動型現場に対応したコミュニケーション方法を開発する」
「経営計画書中心の経営を行う」
「創造性、プレゼンテーションの人材育成をする」
「公開経営と成果配分をする」
「月次決算でPDCAをする」
「人材派遣で季節変動を平準化する」
「上半期対策をする」
「人材派遣をする(業務請負)」
「現金で販売できる商品・サービスを始める」
「経営資源(人材・重機等)の商品化をする」
全部で25枚のカードができました。
競争を勝ち抜き、元気で生き残る企業は30%だ。その中の1社になるにはどうすればよいかと考えて出てきたアイデアです。これらのカードとカードの関係を次の4つに話し合って分類してゆきます。
3642.gif
元気に生き残れる元気企業30
%になるためには、「エンドユーザーに近づく」ことがキーワードになります。
建設業は請負業ですから、スペックと価格と納期等の取引条件の中だけでビジネスを展開していると、本当のニーズが見えなくなってしまいます。
お客様が希望するスペックを知っているのは設計者だけ、本当の価格や納期を知っているのはエンドユーザーだけ。
お客様が本当に望む価格やスペックや工法や納期を話し合って決めるプロセスに同席していなければお客様の望む提案すらできないのです。
「エンドユーザーに近づく」と「提案力の養成を行う」は相関関係(即ち、卵と鶏の関係)にあり、これは取りも直さず「自己完結の商品作りをする」「ものづくり発想が求められる」とも相関関係です。
これは「価格決定権をもつ」と同義語になります。価格決定権を持つことは、「価格やスペックの決定権を持った仕事のやり方に変える」ことで、付加価値創造力を意味します。
お客様に対しては、「価値」を提供する事であり、「価格」を超えることでもあります。
自ら、開発する事がきわめて重要であることがみえてきます。
次回はコミュニケーションについて考えます。

 
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