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No.1071 ≪経営者に求められる炎と氷≫-2019.7.12 プリント メール
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2019/07/12 Friday 17:16:55 JST

No.1071 ≪経営者に求められる炎と氷≫-2019.7.12 目加田博史

 

私の師匠である田辺昇一師は、経営者には4Cと4ションと2つの心が必要だと常々話しておられました。
4Cとは、CHARACTER(性格)、CONDITION(事業環境)、CAPITAL(資本)、CAPACITY(経営能力)の4つで、企業繁栄に必要な原則です。無ければ作り出してでも整えるべしと言われました。4つのションとは、VISION(ビジョン)、PASSION(情熱)、DESICION(決断)、ACTION(行動)の4つです。そして、2つの心とは、HOT HEART(熱き情熱)とICE MIND(氷のような冷静な決断力)です。

トップの性格(CHARACTER)が弱ければ、倒産街道まっしぐらです。中でも、断れない、対立を恐れる、NOと言えない性格は致命的です。これを補うために、NOと言えるトップ補佐や腹心を用意しなければなりません。私達のような経営コンサルタントにトップの苦手なことを代行してもらうのも一つの方法です。
経営には「知・情・意のバランス」が必要です。もちろん、一人のトップがすべてあわせもっていればよいのですが、ほとんどの場合、多くても2つぐらいです。「知・情・意のバランス」というのは、知識・人情・意思のバランスの事です。トップの頭が良いだけでは、人はついてきません。情に厚いだけでは経営は行き詰まります。意思が強くて人の言う事を聞かなくては社員が育ちません。このバランスを「知・情・意のバランス」といいます。経営者は性格をよくしなければなりません。

取り巻く経営環境や社内の体制などの事業環境(CONDITION)も重要な要素です。
好機を表す言葉に「天の時、地の利、人の和」があります。人智を超えた大きな力の源である天が選んだタイミングと、その時に現実世界の有利な流れと、成功を勝ち取る人々の和がある時が事業環境(CONDITION)と言えます。その時を待つのも経営者の決断です。

資金繰りは全ての会社が直面し、乗り越えている大きな課題です。資本(CAPITAL)には、自己資本と他人資本があります。自己資本が足りなければ他人資本、つまり、銀行融資か、仕入れ先の支払いを融通することで対応しなければなりません。出資者を募って自己資本を増強する方法もありますが、業績が悪化している場合に、出資していただける出資者がいるかと言えばそれはNOです。従って、経営者が融資か増資するしかありません。
そのために、経営者の報酬は多くなくてはなりません。役員報酬は預り金ですので、全部使うのは経営者ではありません。貯め癖をつけるために、銀行や郵貯で出来るだけ多くの口数で積み立てをする、個人IDECOに加入し老後に蓄えなければなりません。いざという時は、会社を救わねばならないのですから。

経営能力はコンピテンシー(COMPETENCY)の方がフィットしているかもしれませんが、田辺昇一師の思いは、CAPACITYなのです、受容する能力、器の大きさを意味するキャパシティが大事だと教えられました。
人は様々な人がいます。同じような性格の仲良しクラブでは企業は成長しません。心地よいかもしれませんが、切磋琢磨や成長がありません。様々な人材を受け入れる、様々な人は様々な考え方や価値観を持っています。
お客様や協力会社も様々な個性があります。これらも受け入れる器の大きさがキャパシティ(CAPACITY)だと理解しています。

これらの企業繁栄の原則を整備すれば、今度は、4ションと2つの心です。
常に夢を見て、夢を語り、夢を追い、夢を食う。経営者をこうでなくてはならない。夢をビジョン(VISION)と言い換えても良い。そのビジョンを熱く情熱(PASSION)を持って語り、共に実現したいと人が集まるのです。経営には登り坂もあれば下り坂もあり、まさかもあります、その時々に、経営者しかできない決断(DESICION)があります。それをするのが経営者の義務です。決断しない経営者は経営者ではありません、管理者としては有能でも経営者としては向きません。最悪は会社をつぶしてしまいます。経営者は決断をする人です。決断すると行動(ACTION)しなければなりません。
その時に必要なのが2つの心です。炎のように熱い思いと深海のように深い情、氷のようにクールな判断です。人に辞めていただく場合も出てきます。経営者が一番決断したくないことです。しかし、毅然と決断し、それによっておこるあらゆる不都合を受け入れなければなりません。
の矛盾した2つの心を持つためには、早朝をいかに生かすかで決まります。優れた経営者はほとんどが朝型で、朝に強い方です。朝起きをすることで、2つの心が養われてゆきます。 

 

最終更新日 ( 2019/07/17 Wednesday 12:15:36 JST )
 
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