No.1065 ≪人は完ぺきなスーパーコンピュータだ≫-2019.5.30 |
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2019/05/30 Thursday 14:40:34 JST | |
No.1065 ≪人は完ぺきなスーパーコンピュータだ≫-2019.5.30 目加田博史
顕在意識と潜在意識の比率は2:98だといわれます。自他ともに認識している意識が顕在意識で、まだ顕在化していない意識が潜在意識です。そしてこの潜在意識こそが人間をして万物の霊長、完璧な無限の万能の存在にしている素です。まさに想像を絶する完璧なスーパーコンピュータです。 「火事場の馬鹿力」という言葉があります。誰もがもっている馬鹿力は、普段は出せません。なぜでしょうか?「何とかしなければ」と身の危険を顧みることなく、無心に行動するので成し遂げられる力です。そこには「もしできなければどうしよう」「失敗しないだろうか」「こんなのできるわけが無い」とネガティブな思いを持っておればできません。計算も打算も身の危険も一切構わず夢中で無心で行動する。すると潜在意識が働き、目に見えない力の存在やご加護があり、うまくゆくのです。 潜在意識は訓練によって活かせることがわかっています。「できる」「できる」「できる」というポジティヴな信じる力、祈る力を磨くことです。自分自身をだますのです。例えば、私の訓練方法は、渋滞で約束の時間に間に合わない時、信号機に「青になれ!」「青になった!」と念じるのです。天が納得するぐらい強い祈りであれば見事にずーっと「青」になり、時間に間に合います。また、急に空模様が怪しくなり、ポツリポツリと雨が降ってきたとき、傘の持ち合わせがない時は、「駅に着くまで降るな!」「ありがとう!」と祈ります。不思議なことに駅までなんとかたどり着けます。天が助けてくれるのです。最も、遅刻しないように早く段取りすれば良いことですし、いつも傘の準備をしておけばよいことですが、初歩的な潜在意識の訓練として時々やっています。 その有効な方法が、25年ライフプラン「夢物語」の作成です。十人十色と言われるように、人それぞれ夢がちがいます。25年後の夢を、仕事、家庭、仲間、財産に分けて描いてゆくのです。 今の仕事と今の会社と今の自分と家庭がつながり、どのような未来を作ってゆくかが決まったのです。過去・現在・未来というタテの糸と、自分を中心に家族・仕事・会社・仲間・財産というヨコ糸がしっかりと結ばれてゆるぎないものになってゆきました。そうすると、生活のために働く場が会社だったのが、自分の夢を実現するパートナーとしての会社に変わったのです。いままで上の人が決めれば良いと思っていた方針も、自分なりの考えを伝えるようになりました。「やらされている」という感覚が消えて、「やりたい」「面白い」という感覚が芽生えてきました。早く会社に行きたくて、足取りも軽く、気分も爽快です。自発的に前向きにかかわることで仕事に追いかけられる事が無くなり、時間がコントロールできるようになりました。仕事は楽しくて仕方がありません。たとえ、うまくゆかないことがあっても気持ちの余裕ができて、結果的にうまくゆくようになりました。 仕事と家庭の共通の目標ができたことで、会社と自分はパートナー関係になり、スムーズに物事が進むようになりました。もちろん、良い事ばかりではありませんが、難題や苦境を乗り越えてゆく自信が生まれ、今までとは違った仕事の仕方に変わっているのに気づきました。 Aさんが変えたのは、25年後の目標を持つと決めたこと、それを奥様に伝え同意を求めたことです。 誰もが持っている無限の万能機械を活かした経営をしませんか? |
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最終更新日 ( 2019/07/05 Friday 17:22:41 JST ) |