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No.407【新会社法を活かす】-2006.5.24
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2019/02/13 Wednesday 16:12:20 JST

No.1051 ≪自力本願が経営の基本だ≫-2019.2.13 目加田博史

 

常に取り巻く環境は大きく大きく変化します。しかも、私たちの想像を超えるイノベーションを伴って、ものすごいスピードで変化します。特に1995年のインターネットの商用化とWindows95に象徴されるサイバー社会の到来は、めまぐるしいテクノロジーの進化により、おそろしく便利な社会に作り替えてきました。

はやりのAI技術は、車の自動運転を可能にし、あなたの声による指示で何でも対応してくれたり、膨大な情報やデータを分析・編集してあなたにぴったりの判断をしてくれます。ネットと物流のコンビネーションは多くの人に買い物という労働から解放し、ショッピングという娯楽を与えてくれました。
社会に無数に張り巡らされた防犯カメラは犯罪捜査の定番アイテムとなり、ドライブレコーダーは事故の判定に必須のツールとなりました。今まであいまいだった部分が、どんどんデジタル化されてゆきます。

RPA技術がさらに進化すれば、事務のルーチンワークは勿論のこと、多くの汎用的な判断業務は無人化できるでしょう。おそらく、約300万人の国と地方の公務員は相当減るでしょう。約25兆円の公務員の人件費は激減するでしょうし、そうなれば、消費税を半減しても賄えるかもしれません。さらに、人手不足は相当改善できるでしょう。ここを票田にしている政党や組織にはとんでもない話でしょうが、人口減少社会の日本にとっては、一番現実的な選択ではないかと思います。
さらに、RPA技術とAI技術の融合は、役所の年中無休の24時間営業を当たり前にしてくれます。
また、この技術は、定例判断業務がほとんどの金融業や税務業界、法律業界も同様に、大幅な人員減とコストダウンと24時間営業を可能にしてくれます。
今は、RPAやAIのような先端技術は、データ様式やロジックがしっかりしているとか、関連する業務に一貫性や一連性があるとか、前提条件が必要ですが、いずれ、前提条件は必要なくなるでしょう。

また、企業規模がある一定以上の大きさになると、戦いの場が国内から世界に変わります。国内トップになったがゆえに衰退の道を歩みかねません。それは、全世界が金融緩和してカネ余り社会になっている現代は、M&Aを加速させています。蓄積した技術や優秀な人材をてっとり早く手に入れることを可能にし、規模を拡大する唯一と言える方法になりつつあります。M&Aを繰り返し、規模を飛躍的に拡大した企業は、従来とは比べ物にならないぐらい手ごわい相手と競争しなければならなくなります。勝つためには、さらに、刺激的なM&Aを進める以外方法はありません。そして、競争に敗れれば、一気に消滅します。
かって玩具のカテゴリーキラーと言われ、パパブッシュ大統領も日本にセールスにやってきたトイザラスは肥大化の末に破たんしたのが良い例です。超巨大企業の規模縮小は不可能です。
創薬の業界でも、武田薬品が約6.8兆円の日本企業最大規模のM&Aを行いましたが、これでも世界ランキングで19位から8位に躍進しただけです。製薬業界は規模拡大を図る以外に創薬コストを吸収できないし、有望市場を手に入れることはできないのです。これから待ち構えているのは、今までの比ではない厳しい競争でしょう。

アメリカではGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)に代表されるIT企業群4社の売上高は6,670億$(約100兆円)と巨大です。中国ではBAT(Baidu、Alibaba、Tencent)に代表される、3社の売上高は約3800億元(約6兆円)になります。今は中国固有の市場規制で守られていますが、いずれ世界で激突する日が来るのは間違いありません。そうすると、半分は消滅するでしょう。

企業は環境適応業です。このような状況になった時、あなたの会社、あなたの事業はどのような影響を受けますか? 同じように消えてゆきますか? 逆にニーズが増えて多忙になりますか?
小企業はどうすればよいでしょうか。経営の基本はいつの世も「自力本願」です。国が助けてくれるわけではありません。中小企業は、世界市場で激突する超巨大企業の環境とは隔絶した、決して超巨大企業が参入してこない市場を作り上げて、人を育てることです。人は様々な個性的な才能を持っています。その才能を紡ぎ合わせて、組み合わせてゆくことです。トップが夢を語り、若い人の心に熱い火をともすことです。「人」の持ち味を見出し、育ててゆくことです。そのプロセスは、あなたの会社の持ち味が最大限に発揮できるような市場をセグメントし、アナログで熟練の暗黙知を形式知に変えてブラックボックス化することです。伊勢の神宮の遷宮のように20年ごとに熟練の暗黙知を継承する仕組みを作ることです。

 

最終更新日 ( 2019/02/20 Wednesday 16:30:34 JST )
 
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