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No.399【「顧客満足」と「顧客不満足」の差】-2006.3.29
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2018/10/31 Wednesday 13:32:54 JST

No.1037 ≪実践、実践、また実践≫-2018.10.31 目加田博史

 

良い習慣を身に着けると、よい人生に一歩近づきます。会社も同様で、良い習慣を浸透させると、永続できる良い会社に一歩近づきます。良い会社は、良い社員が育っています。良い社員は、良いトップによって作られます。突き詰めれば、会社も個人も同じ生き物だということがわかります。すべての細胞が、スイッチオンになれば、火事場の馬鹿力のようなすごいことが普通にできます。スイッチオンの人の近くにいるだけで、人は影響を受けて、その良い波動によってスイッチが入ります。スイッチが入ると、会社が、人生が、良い方向に動いてゆきます。

良いトップは、必ず良い習慣を持っています。習慣は身に着いたものを言い、無意識のうちに行動しているものです。意識している間はまだ身についていません。みなさんは、どれぐらい良い習慣をお持ちですか?
私が出会った良いトップの良い習慣の共通項の一部をご紹介します。

良いトップは朝が早い。会社に一番に出社する人は、たいていの場合トップです。窓を開けて、新鮮な外気を入れ、社内を清めます。トイレ掃除をして、トイレの日めくりをめくり、いつ社員が来ても気持ちよく用を足せるように準備します。トップ業は下座業とも言われます。人が一番嫌がる仕事を率先して実行するのです。
道を歩いていても、ごみが落ちていれば、自然に体が動いてごみを拾います。私などはまだ人間ができていないせいか、周りの人はどう思うだろうか、汚くないだろうかと躊躇してしまいます。
日本掃除に学ぶ会の創始者の鍵山秀三郎氏は「一つ拾えば一つきれいになる」と提唱されています。それを実践しているトップは素晴らしいです。

良いトップの机の上は、何もありません。5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・躾を言いますが、物の乱れは心の乱れで、頭の中が整理されていれば、机の上に物は残りません。机の上だけでなく、引き出しの中も無駄なものは入っていません。ウレタンの中敷きを引いて必要なものしか入らないようにしているトップもおられます。心に迷いがあると、判断が遅れ、決裁保留の状態が続き、後工程が手待ちになってしまいます。机の上の整理・整頓はトップの頭の中の状態を見える化しているのです。

良いトップは見えないものを大事にします。例えば、神棚を置いておられるトップはとても多いです。神棚に元気な榊と新鮮な水を供えるのは勿論ですが、祝詞をあげておられる方もおられます。にっちもさっちもいかない苦境に陥った時だけ神頼みするのではなく、日ごろから崇敬の念を習慣化されているトップは、苦境に陥ることがありません。陥りそうになると、なぜか、気づくのです。直感というかインスピレーションというか、合理的ではありませんが、何か感じるものがあり、すぐに対処するので、深刻な問題にならないのです。感謝の思いを伝えるために神社参詣も熱心にされるます。朝起に目が覚めるのは当たり前でないことを知っているから。納品した代金が振り込まれるのは当たり前ではない事をしっているから、感謝するのです。

良いトップは概して質素倹約の人です。倹約・質素とケチは違います。決して、お金がないわけではありませんが、必要以上の贅沢はしません。お金に心も命もあることを知っているからです。「粗末に扱われれば持ち主から逃げてゆき、大切に扱われれば友人知人を誘ってやってくる」ことを知っているからです。そして、お得意様が困っておられる時にはポンと大金を寄付したり、社会の役に立つ仕事をしている方を応援せずにはおれなかったりするのです。これは生き金と言い、金の心を熟知しているのです。あるトップが月商の3カ月分の不渡りを食らいました。それを知った友人たちは、もし、そのトップが行き詰ったら支援しようと3カ月分の現金をひそかに準備していたことがありました。銀行は掌を返したような対応をしましたが、友人たちは違いました。自力で乗り切ったずっと後で、それを知ったトップは大いに感動し感謝したことは言うまでもありません。

良いトップは両親や先祖を大切にし、感謝を忘れません。ご両親が健在の場合は、頻繁に会いにゆけますが、そうでない場合は、用事がなくても墓参りをし、墓掃除を欠かしません。墓前に事業の報告や家庭の報告をして、情報を共有し、感謝の思いを伝えます。先祖をさかのぼれば、3代で16名、10代で512名、20代で524,288名、30代で536,870,912名と増えてゆきますが、これだけの先祖がいなければ、「私」は「この世」に存在しないのですから、感謝しても感謝してもしきれないのです。良いトップはそれがわかっています。

良いトップは「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のモデルです。事業も家庭も人生も、「登り坂」「下り坂」「まさか」はワンセットで、ずっと登り坂はないし、ずっと下り坂もない、まさかばかりが続くことはないことを知っています。だから、一時の登り坂で有頂天になることなく、一時の下り坂で意気消沈することなく、まさかの坂で動転することなく、常に謙虚に、丁寧な言葉使いで、人を大事にして縁を活かすのです。

良いトップの良い習慣は実践、実践、また実践の結果だといえます。これをすればこうなるという理屈で実践するのではなく、良いと思ったらすぐやるのです。

最終更新日 ( 2018/11/06 Tuesday 15:47:30 JST )
 
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