No.1016 ≪物は生きている≫-2018.5.30 |
![]() |
![]() |
2018/05/30 Wednesday 13:31:24 JST | |
No.1016 ≪物は生きている≫-2018.5.30 目加田博史
生物が生きているのは誰も疑いません。では、「物は生きている」と言われるとあなたはどのように反応しますか? 机上の置物は動かないし、どこかのコマーシャルのように段ボールが笑うのを見た人はいないと思います。 物の中で、最も敏感で、わかりやすいのは、お金です。財布に入れるお札は、しわを伸ばし、向きや絵柄を合わせて、1万円札、5千円札、2千円札、千円札の順に並べて入れています。不思議ですね、お札も喜んでくれるのでしょう、お金が集まってきます。くたびれたお札にはアイロンをかけてしわを伸ばしてあげると、もっと喜んで仲間を連れてきます。 さて、私たちは、宇宙にいる時は魂(心)の状態ですが、使命が決まると、親を選んで、この世にやってきます。母親の胎内で初めて物質としての身体を持ちます。母親の体から出ると、今までの記憶は封印され、心身一体となって、この世の役目を果たします。役目を終えると、幽体離脱して、この世で使っていた身体から抜け出して、あの世に帰ります。物質としての体には重量がありますが、魂(心)には重さがあるのでしょうか? これを科学的に証明した方がいます。川田薫博士です。川田博士は、実験により、生命を創造することに成功しました。生命といっても細胞レベルまでは行っていませんが、立派に動きます。生命を創造した川田博士は、「死」とは何かが気にかかり実験しようと思いましたが、自分の体で実験するわけにもゆかず、やむを得ず実験用のラットで行うことにしました。ラットを精密天秤にのせ、薬剤で殺して、重量の変化を見たのです。もし変化するなら、それが身体と心の分離、つまり「死」の再現になると考えたのです。ラットは死後30分~40分すると、体重がスーッと落ちて、しばらくすると、元の体重に戻り、またしばらくして減少するプロセスを取ることが分かったのです。何度やっても同じ結果になりました。医学的な臨終の瞬間が「死」ではなく、魂(心)はしばらくは身体にとどまっていて、一旦出た後、また身体に戻り、しばらくして離脱することが分かったのです。そして、減少した体重は、ほぼ、1万分の1でした。川田博士は、これが、死の正体であり、減少した分が魂(心)の重さではないかと結論付けたのです。そのまま、人間に当てはめるわけにはゆかないかもしれませんが、私に当てはめると、体重は70Kgですので、私の魂(心)の重さは、約7gだということです。魂(心)にも重量があるのです。 川田博士は、もう一つの実験を行いました。同じ車でも壊れやすい車と滅多に故障しない車は何が違うのか。日本製と外国製と何が違うのか。同じ物質の同じ部品でできているのに組み立てると違いが出てくるのはなぜか。もしかして、「物にも魂(心)があるのではないか?」と思い、実験を行ったのです。 道具を粗末に扱う人は、道具でけがをします。同じ車種なのに、ある人の車はごみが散乱しており、たびたび故障したり、事故にあいますが、ある人の車は清潔で心地よく故障にも事故にも無縁です。 |