No.1005 ≪好調な業績の時に打つべき手≫-2018.3.15 |
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2018/03/15 Thursday 09:23:31 JST | |
No.1005 ≪好調な業績の時に打つべき手≫-2018.3.15 目加田博史
経営の神様と言われた松下幸之助氏が不況時の心得を「不況心得十訓」としてまとめておられます。 おかげ様で顧問先企業の業績も好調です。今までにない受注残を確保した会社もあれば、一人当たり経常利益100万円以上の企業が沢山出ています。数年前に打った手の成果であり、日ごろの努力の賜物で、社会環境の変化にうまく適応できた結果と言えます。 この好況はいずれ終息し、次にやってくるのは不況という名の魔物です。今までの経験で行けば、中小企業は、好況の時は少し儲かりますが、大企業ほどは儲かりません。不況の時も少し厳しいですが、大企業ほどの外科手術はいりません。そこで、中小企業が唯一勝てるのは、小回りの良さ、決断の速さです。好況から不況が進行するときに、松下幸之助氏の教訓が生きるのです。 「不況心得十訓」 1. 不況といい好況といい人間が作り出したものである。人間それを無くせないはずはない。 不況の時に投資ができるよう、今から準備をするのです。好況だからと言って大盤振る舞いするのではなく、いずれやってくる不況の時にチャンスをつかむために段取りを怠らないことです。
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最終更新日 ( 2018/03/15 Thursday 09:25:33 JST ) |