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2017/01/19 Thursday 13:53:04 JST

No.948 ≪自由は力に勝る≫-2017.1.19 目加田博史

 

19951123日は、Windows95が発売された日です。それと機を同じくして、インターネットの民生化が進み、急速に普及してゆきました。それまで国境で隔離されていた情報が、まさに「時空を超えて」共有されるようになったのです。機密情報は厳重に管理され封印されていたでしょうが、それすら囚われの身から解き放たれ、「自由」になりました。
アメリカでは、前年に就任した民主党のビルクリントン大統領、ゴア副大統領が「情報ハイウェイ構想」を提唱し、全米でネット化が進みました。

もう一つ、自由を勝ち得たものがあります。金融です。1996年に橋本内閣が打ち出した「金融ビッグバン」により、それまでの銀行、証券、保険の堅牢な壁を取り除き、自由化したのです。インターネットの普及と相まって、フリーでフェアでグローバルな世界が出現しました。

ヨーロッパでは、EUが誕生して、国境すら自由になってゆきました。

の自由化の波が起きるきっかけは、1989118日のベルリンの壁の崩壊です。これに伴い、戦後長く続いた東西冷戦は、西側の勝利で終わり、世界は緊張緩和され、戦争の不安から解放されたのです。

しかし、時は流れて、明日(120日)は、移民がアメリカ人の雇用を減らし、グローバル化で中国・日本・メキシコがアメリカの富を減らしている、メキシコ国境に壁を築いて移民の流入を防ぎ、高い関税をかけて国内産業を保護する、と訴えて、大統領になったトランプ氏が大統領に就任します。新しい時代が始まります。少なくとも、今までよりは不自由になるように思います。
イギリスでも、118日に、ブレグジット後に首相になったメイ首相が、EUからの離脱表明をし、移民抑制を打ち出しました。目先の経済的な混乱や不利益よりも、長期的な国益を選んだ結果だそうです。

別の視点でものを見ると、1995年の世界人口は57億人。今は73億人で、20年間で18億人増えました。内訳は、中国が1.5億人、インドが3.5億人、それ以外の国々が13億人増えました。

73億人の人々が自由を享受しています。一度手に入れた自由の味は消えることはありません。いかなる抵抗にも、圧力にも耐えぬいて、自由を手に入れようとします。自由は力に勝ります。これは世界の歴史の教訓です。

従って、フリーでフェアでグローバルなトレンドは、今後も続きます。一時的な国内回帰や様子見はあっても、底流は変わりません。

企業は環境適応業だといわれます。環境は天気のように日々変化し、季節の移ろいがあります。冬は冬なりに、夏は夏なりに、環境に適応して、会社も暮らしも変えてゆかねばなりませんが、日々の活動は「農夫の心」のように変わりません。
だれも手を付けていない荒れ地を開墾し、石を取り除き、土を耕し、土を富ませ、種を植え、水をやり、草を取り、害虫を退治し、収穫を迎えるのです。天気の研究、土の研究、種の研究を怠らず、より豊かな恵みを増やしてゆくのです。

激変の時こそ、目先の変化に惑わされず、多面的に、長期的に、根本的にものを見てゆきましょう。

 

 
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