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2016/10/19 Wednesday 14:23:19 JST

No.936 ≪高千穂の天孫降臨に学ぶ≫-2016.10.19 目加田博史

 

昨年から始めた事業承継に目途をつけた経営者ご夫妻とともに、古事記の現場を実地に訪ね、現地の経営者と交流することを目的とした「まほろば研究会」の2年目は、天孫降臨の地を旅しました。
この旅は、沖縄で家族ぐるみのお付き合いさせていただいている関係先のご夫妻で、私の勝手な思いに共鳴して受け止めていただける方々に限定しています。いずれも40年以上の長きにわたり、経営の第一線で、24時間365日、人生のすべてを経営に注ぎ込み、順境もあれば苦境もあり、逆境に苦しみ、力量不足に悩み、家族に励まされ、乗り越えてこられた方々は、皆一様に優しく、温かいです。現役から次のステップへ移行するにはきっかけが必要です。そのきっかけを「まほろば研究会」で旅することで提供できればと思っています。
旅の企画から各種手配、古事記の講義と当日のガイドもワンマンでやっております。バス車内では、子守唄代わりに、古事記についてしゃべりっぱなしです。きっと、うるさくて眠れないことでしょう。来年は、関西の関係先にもご提案しようと思っております。

「まほろば」という言葉は、日本のいたるところで使われていますので、耳馴染みがあると思いますが、これは第12代景行天皇(紀元1世紀ごろ)の皇太子であるヤマトタケルノミコトが熊襲征伐を終え、息つく間もなく、東北征伐に旅立ち、事業目的を達成して帰郷する途中に、自らの慢心ゆえに相手の力を軽く見て、亡くなりますが、その時に、故郷を思って詠んだ辞世の歌、「大和は 国のまほろば たたなづく青垣 やまごもれる 大和し うるわし」に出てきます。「すばらしい」という意味です。

昨年は「出雲の国譲り」で島根・鳥取地方を旅しました。今回は「天孫降臨」の地、宮崎を旅しました。来年は「神武東征と建国」で奈良・京都を旅します。
古事記
には二度にわたって宮崎・日向が出てきます。一度目は、最愛の妻イザナミと黄泉の国で決別したイザナギが、穢れた体を清めた場所「日向の橘の小戸のあはぎはら」です。シーガイアの敷地内にある「禊池」がそれだという伝承があります。禊の結果、お生まれになったのが、古事記の中で大きな役割を果たし、現在に至るまで日本人のこころに住んでいるアマテラスノミコト、ツキヨミノミコト、スサノオノミコトの3貴人です。
二度目は、出雲の国譲りを成功させた後、天孫降臨した「筑紫の日向の高千穂のくしふるたき」です。
宮崎には高千穂町と霧島の高千穂峰があり、どちらにも「くしふる」という地名があります。

天孫降臨は「天と地をつなぎ一体化する」意味があり、その役割を担っているのが「皇(すめらみこと)」、すなわち天皇なのです。その後、降臨したニニギノミコトが、お妃に迎えるのは、地の神オオヤマツミノカミの娘、コノハナサクヤヒメです。これは、天の御子と地の神の子が結ばれることによる天地融合を意味しています。
その後、お二人の間に生まれた山幸彦が、お妃に迎えるのは海神ワダツミノカミの娘、トヨタマヒメです。これは天・地・水の力を身につけたことを意味しています。すべての自然の力を身につけた山幸彦の子が、後の初代天皇 神武天皇となり、紀元前660年に、奈良の橿原宮で建国宣言をします。日本国の誕生です。

初めて、天上界から御子が降臨された高千穂町には、11月から2月の農閑期に、村々の家々で住人による夜神楽が催されています。数年前から、御神楽をみたいという要望が強く、高千穂神社の神楽殿では毎夜8時から一時間、夜神楽が上演されています。少子高齢化と過疎化が進む地域で伝統を守ることは大変でしょうが、このことが、観光客を呼び、仕事が生まれ、若い人たちをひきつけていることも事実です。不便な奥地にある高千穂町に多くの旅行者をひきつけています。

御神楽は歴史の真実を物語っています。歴史は勝者により書かれても、庶民の記憶からは消せません。庶民の記憶が、口伝の神話や民話となり、言葉では時の政権に弾圧されかねないので、庶民の知恵として祭り、民謡、童謡、お囃子、お神楽、文様等になって今に語り継がれています。善政は善政なりに、悪政は悪政なりに。

日向の友人の紹介で、日向の伊勢が浜に立つ大御神社(おおみじんじゃ)の宮司様とご縁をいただき、君が代の「細石(さざれいし)が磐(いわお)となりて 苔のむすまで」の現物を拝見しました。小さな石が集まって、大きな岩ができ苔が生え、大きな岩が集まって大きな山に育っているのです。参加者全員で国歌を斉唱して奉納してまいりました。この神社のご祭神はアマテラスオオミカミです。宮司様の話によりますと、ここから伊勢の神宮の地に向かわれたそうです。

参加者の皆様が、悠久の歴史ンロマンから現実に戻ったとき、わが社の事業承継はいかにあるべきか、どのように見守ればよいか、物語を継いでゆくにはどうすればよいか、なんらかの気づきを得られれば最高です。

 
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