トピックス
No.389【ワクワク・ウキウキ・向上ノウハウ】-2005.1.18
更に読む...
 
Home arrow FAX情報 arrow No.860~889 arrow No.882 ≪安倍総裁再選をチャンスに変える≫-2015.9.10
No.882 ≪安倍総裁再選をチャンスに変える≫-2015.9.10 プリント メール
ユーザ評価: / 0
悪い良い 
2015/09/10 Thursday 11:19:54 JST

No.882 ≪安倍総裁再選をチャンスに変える≫-2015.9.10 目加田博史

 

総理大臣の安倍晋三氏は20129月の自民党総裁選で再選を果し、1226日にアベノミクス政策を掲げ2度目の総理大臣に就任されました。今回は自民党総裁選に無投票信任で再選し、政策の継続が確認されました。アベノミクスをはじめ憲法改正論議や安保法案、TPP等、安倍政権の掲げる政策には賛否両論がありますし、事務所を沖縄に置かせていただいている立場上、辺野古問題での対立は気になりますが、私はそれでも安倍晋三氏を支持しています。ただ、安保法案を急ぐあまり選挙にしなかったのは問題ですし、将来に禍根を残すかもしれません。

同じ年に生れ、午年ということもあり親近感を感じているからかもしれません。96日(日)大阪読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」という保守色の強い番組に安倍総理が出演され、時事の30問に生で答えておられました。パフォーマンスといえばそれまでですが、言葉を慎重に選んで選んで答えておられる姿は誠実さがにじみ出ていました。歴代の内閣ができなかったことを実現している実績は評価されるべきではないかと思っています。森永製菓社長の長女である昭枝夫人はとてもきさくで京都・妙心寺でこども論語塾にも参加されたり好感度が高いのも影響しているかもしれません。

政権が発足し実現できたことは、①円高改善 アベノミクスの金融政策の成果で201212月に80/$だった円が、201312月に100円を超え、20159月では120円となりました。輸出企業は息を吹き返し空前の利益を計上しました。社内レート80円で利益を出せる体質に改善していた企業は為替差益だけで莫大な利益を上げたのは言うまでもありません。②株高改善 201212月に10,000円だった日経平均株価が、20158月には18,000円となりました。中国の金融政策による株価下落の影響を受けて乱高下していますが、実力は安定しています。
GDP2%目標 2本目の矢の財政出動や消費税増税及び円安による物価高騰の影響もありますが、GDPは名目、実質ともに成長軌道に乗りました。とは言え、生産人口増が実現しないと、本当のデフレ脱却はありませんので注意してください。④政治圧力ともいえる賃上要請が大手上場企業で実施され、一定の成果は上がっています。賞与も一発回答がほとんどで、逆らいにくいムードが醸成されているのは間違いないと思います。
2020年のオリンピック開催とそれに伴う首都圏の高速道路整備や東京-名古屋間のリニア工事の本格化なども効果が出ています。⑥中国人の爆買に代表される海外観光客、中でもアジアからの観光客の急増(30%増)は見逃せません。イスラム圏からの大勢の観光客はハラル需要を創造しそうです。

統計的成果だけ見てゆくと、バラ色の「坂の上の雲」再来を思わせますが、中小企業では斑模様で、まだまだこれからです。直接的なメリットよりもデメリットの方が大きい会社も多いでしょう。
しかし、私の周辺の中小企業では、国全体の上昇ムードの影響で受注や売上が増えてきているように思います。それにより今まで絞ってきた求人採用のツケが回り、深刻な人手不足がいたるところで起きています。現状設備で受注の拡大と売上高の増加に対応できる間は利益が拡大し好ましい循環が始まりますが、大型の設備投資を伴う場合は要注意といえます。財務基盤の弱い中小企業が金融機関からの長期借入で賄う場合は、業績を安定させることが必須条件です。このバランスを失敗すると、危機に陥り一気に破たん・消滅します。自己資金で対応できる範囲の設備投資なら問題ありませんが、長期借入金が月商の3倍を超える場合は、受注がいくら好調でも慎重に対応しなければなりません。
安倍政権が信任されたということは、次にくるのは成長戦略の本格化です。グローバル、農業、医療、エネルギー、TPPが対象になってきます。身の丈に応じた成長路線に向けて検討を始めましょう。

 
(C)2005 建設業経営コンサルタント 目加田経営事務所 組織活性化、売上げ向上、コストダウン、ISO取得支援、ビジョン策定のお手伝い 沖縄 大阪 京都. Powered by Mambo. Designed by MamboTheme - Mambo professional templates!