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2015/07/08 Wednesday 15:22:17 JST

No.873 ≪会社には「まほろば」が必要だ≫-2015.7.8 目加田 博史

 

あるきっかけで「やまとごころ」について研究するようになり、それ以来没頭しています。その一環で、顧問先の会社の社員教育の中で「日本の神話を知っていますか?」と聞くようにしています。
「神話って何ですか?」とか、キョトンとする若い人があまりに多いのに驚きます。50代になると、それなりに一つや二つの神話を言えますが、20代、30代は殆どの人が首をかしげます。
「では、日本の建国はいつですか? 建国した人は?」と聞くとなおさら、「???」となります。
最近よく耳にすることばに「12~13歳までに民族の神話を学ばなかった民族は例外なく滅んでいる」とかアインシュタインの言葉とされる中に「我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国を作っておいてくれたことに」とかがあります。

「ギリシャ神話」「アポロン神話」「モーゼの十戒」「ノアの箱船」「アダムとイブ」等海外の神話ならすぐに出てくるのに、日本の神話となるととたんにあやしくなるのはなぜでしょうか。かくいう私も両親から聞いた話やおとぎ話の類で知っている程度でした。例えば、因幡の白ウサギとか桃太郎とか浦島太郎とか。今だと桃太郎や浦島太郎の話になると「ああ、あの携帯電話のコマーシャルですね」となりかねないですが、きっかけは何であれ、関心をもとことはよいことだと思います。

アメリカに留学した学生がホームステイ先のホストに「あなたの国のことを教えて? 日本ってどんな国?」と聞かれて答えられなくて悲しい思いをした話はよく聞きます。起源やオリジナルを知ることによって見えてくることも沢山あります。会社でいえば、創業者が誰で、何年に創業してどんな思いで経営してきたか、そして、苦難に遭遇し、必要に迫られて生れてきた「経営理念」などが起源であり原点です。もし、創業者がいなければ今の会社もないわけですから。創業以来の歴史を語ることは極めて大事なことです。

日本人が神話をなくしたのには事情があります。敗戦後、日本はGHQの占領下にありました。明治維新以降、坂の上の雲をおいかけた日本の成長は目を見張るものがあり、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦を経験する中で世界列強の一翼を担った日本に脅威を感じた国は少なくなかったでしょう。第二次世界大戦中、日本に苦しめられたアメリカはペリリュー島、硫黄島、特攻隊の戦い方に恐怖を感じて滅ぼそうと思ったとしても不思議ではありません。その中で出てきたのが19451215日の「神道指令」です。その指令のもとに日本の教科書から民族の神話が消えました。いつ、だれが、どのような思いで日本を建国したのかなど疑問に思うことすらしない国民が沢山生れるきっかけになったのです。世界で尊敬される唯一の長い歴史をもつ日本人としてうまれた誇りを感じる機会すらなくなりました。このままではまずい。
「まほろば」はヤマトタケルが詠んだ歌の中に出てきます。父である第12代景行天皇の命で九州のクマソタケル征伐し、イズモタケルを打ち破り帰郷すると、休む間もなく、すぐに東征を命じられ、最愛の妻を失いながらも九死に一生を得て、無事に使命を果たします。父に愛されたいが故の思いでしょう。父に東征の報告をするために帰郷の途についたのですが、おごりと油断から故郷の大和を目前に命を落としてしまいます。

その時に詠んだ歌が
「やまとはくにのまほろば たたなづく 青垣 山こもれるやまとうるわし(大和は国の中で一番素晴らしいところです。幾重にも重なり合った青い垣根のような山々に囲まれ、最高に麗しいところです。その大和に生きて帰りたいなぁ)」
という望郷の歌です。童謡でいえば「ふるさと」と同じです。この「まほろば」をタイトルにして「まほろば研究会」を」発足させました。機会があればご参加いただければ幸いです。

 
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