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No.401【組織・会社の免疫力を高める方法】-2006.4.12 プリント メール
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2006/06/02 Friday 13:04:52 JST
No.401【組織・会社の免疫力を高める方法】-2006.4.12

人間は誰でも細胞が新陳代謝するのに3日から1週間かかります。そのときにがん細胞も同時に生まれ変わっているのです。誰でも持っているがん細胞が発ガンしてがん化するかしないかは、免疫力の有無にかかっています。
免疫力が強い人だと、発ガンすることなく、無事に新陳代謝してゆきます。
しかし、免疫力が衰えているときに、発ガン物質やストレスが重なると、ガンを発症し、重大な局面を迎えます。
だから、免疫力を高めることは、日常の習慣であるとともに、発ガンを未然に防止する最良の予防でもあるのです。

企業でも同様で、常にがん細胞に相当する問題点や課題は持っています。
日常の免疫力を強化する活動を行うことにより、問題点が悪化せずに逆に魅力や強みに変化して行くのです。

企業における免疫力

免疫力は「血の流れを良くする」ことと「気の流れをよくする」ことです。
「血の流れ」とは資金を効率よく使うことで、「気の流れ」とはコミュニケーションで互いのやる気を引き出すことです。
通常は、企業の免疫力は自己資本比率で表現できます。どれだけ、自前の金をもっているかが、いざというときにモノをいうのです。
免疫力=自己資本比率を強化するには3つの方法があります。
(1)増資をして、自己資本を強化する
(2)納税をする(=内部留保する)
(3)総資本を圧縮する(ダイエットをする)

増資をすることは、出資者を増やして、いざというときに備える。いってみれば必要な栄養素をサプリメントで補うようなものです。
自前ではなかなか調達できない栄養素、ここでは資金を外部から補給することですので、ある一定の目的が果たせれば、継続する必要はありません。

納税をする

納税することがなぜ免疫力をつけることになるかといえば、納税をするには利益を出していなければできません。同じ税金でも消費税は、黒字でも赤字でも支払わなければなりませんが、納税は利益を出さなければ支払うことができません。また、納税により、社会資本が充実して、安心して経営できる国づくりに使われます。回りまわって、企業が利益を上げる要因にもつながってゆくのです。
だから、たっぷりと利益を出して、たっぷりと納税をして、国や地域に貢献し、残りを内部留保として蓄えておきます。いざというときの貯蓄と同じですね。

ダイエットする

会社にはさまざまな肥満要因が隠れています。
売掛金(業種によっては未収金、完成工事未収金とか言ったりします)はその最たるものです。気を緩めるとすぐに溜まってしまいます。

次に在庫です。戦略的に在庫が武器になる業界もありますが、ほとんどは資金の無駄遣いです。中でも不良在庫、休眠在庫、不動在庫、緩慢在庫といったりする動きの鈍い在庫は曲者です。
整理整頓ができていない倉庫に入ると壁際に雑然と詰まれて埃をかぶっている商品があればたいてい不良在庫です。特に必要も無いのに、資産がやたら多かったり、遊休資産があちこちにあったり、長期間動かない貸付金や仮払金があるとこれはもう、肥満そのものです。
企業の肥満が進むと、動きが鈍くなりますし、血管が圧縮されて血の流れが悪くなり、どろどろ血になってしまいます。

企業にとってのダイエットは、不良債権の処理、不良債権を発生させないための運動、不良在庫や休眠在庫の処理とそれを発生させないシステムづくり、遊休資産はさっさと売却して、未来への投資に充当すべきです。

これらの免疫力をつけるために、どう行動するかを4つの動作を提案します。

1.5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の徹底し、全社運動にする。

5S先進企業ではいるものといらないものを層別管理して、身の回りに置くものと、共通キャビネットに置くものと、倉庫に置くもの、捨てるものを明確な基準を設定して運用しています。これにより、会社の中にある不用品は4㌧トラック2台から3台分あるのが普通です(従業員50人規模の場合)
清掃は全員参加で業務時間内に行います。
5Sの本質は「決めたことを守る」事に尽きます。使ったものを元に戻すことができれば、業務の生産性は20%以上アップしているものです。

2.全員参加で朝型の社風をつくる

朝に強い会社は活気があります。そして、全員そろって朝礼を行えば、キメもそろってきますから、生産性が高いのです。
早く出社し、早く家に帰る。
社員が朝早く出てくるためには、生活スタイルの変更を伴います。もちろん、家族の協力が欠かせませんし、健康管理も重要な要素です。
夜の仕事や残業を減らさないと、病気になりますし、接待もほどほどにしなければ体を壊します。

3.基本動作の徹底と信賞必罰の習慣化

会社にはさまざまなルールがあります。このルールを守り守らせることが極めて重要です。
ルールを守らなくても誰も何も言わない。
ルール違反でおきた事故にも無罪放免で済ます。これでは自殺と同じです。
ルール、特に期限は必要だから決められたはずですから、守り守らせる社風づくりは免疫力の向上につながります。

4.社内外のお客様への接触頻度を高める

会社にとってお客様とは食物と同じで、体をつくる栄養素となるものです。毎日の食事だけに、バランスのとれた良い食べ物を、よく噛んで、感謝しながらいただくものです。
そして、どのように役立っているかをよく理解するためには、接触頻度を増やす以外方法はありません。訪問、電話、はがき、FAX、メール、ホームページ、セミナー、展示会、バースデーカード、創立記念日お祝い、パーティ等、さまざまな機会を捉えて接触を試みることが重要です。重要なお客様には週間で何度の接触をするかをシステム化すると良いでしょう。
社内のお客様(社員仲間)には日ごろから関心を持って挨拶はもちろん、一緒に昼食をとろうと声をかけ、他愛の無い話をしたり、困っている問題を相談したり、かかわってゆくことが決め手になります。
できるところからはじめましょう。

 
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