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No.991 ≪原因自分論でゆく≫-2017.11.22

No.991 ≪原因自分論でゆく≫-2017.11.22 目加田博史

 

私の経営コンサルタントとしてのバックボーンは、原理原則、即ち「原因自分論」と「現状否定」です。いずれも、前職の時に、徹底的に教えられました。「原因自分論」は「鏡の法則」と相まって、現実化することを何度も体験し、目撃しました。共通しているのは「潜在意識」、別名「万能機械」とも「無意識界」とも言います。
誰もが持っている「潜在意識」は、言ってみれば自分自身の中にある天上界、これは、宇宙と密接につながっているのです。日本人は、草木や石や水や風等に神を見出し、八百万の神々と恐れ敬いました。太古の昔から、人間を含めたあらゆる自然は、天の宇宙界とつながっていることを喝破していたのです。
いつのころからか、物質文明の進化とともに、形而上の顕在意識のみに関心をもって、形而下にある潜在意識はその存在さえ、忘れるようになってしまいました。進化というより退化してしまったのです。
なぜなら、この世にまだ存在さえしていない、タイムマシン機能のある超高速・超高性能コンピュータを個々人が持っているのに、この存在を忘れて、一所懸命、電卓をたたいて、電卓を使うのがうまいとか、下手だとか、遅いとか早いとか言っているのですから。

「原因自分論」の思想は、心の奥底にある自分自身の願望が、もっとも起きてほしくない現実として投影するものです。雨が降って困るのも、郵便ポストが赤いのも、人間関係がうまくゆかないのも、お金が貯まらないのも、人が育たないのも、すべて私に原因があると捉える考え方です。
晴れれば、あまり気乗りしないけれど、やらねばならないことをやらねばならないから、「晴れたら、困るなあ。雨が降ってくれないかなあ」という心の姿を投影しているから、雨が降る。
一方、「鏡の法則」は、無邪気で天真爛漫な子供が、走るのが大好きで、待ちに待った明日の運動会をとても楽しみにしていて、雨が降るとせっかくのいいところを見せることができないので、「困るなあ、雨が降ると。晴れてくれないかなあ」と心底願っているので、晴れるのです。

ある中堅会社での出来事です。
ベンチャーマインド旺盛で、営業力も、開発力も、管理力もあるオールマイティのカリスマ創業社長が、みるみる業績を伸ばし、大商いが次々と決まり、創業10年もしない内に、地域NO.1の企業に成長しました。
業績は好調ですが、困ったことに、なかなか人が育たない、中でも幹部が育たないのです。やることなすこと大当たりしている自信もあり、気性が激しい社長は、会議では、思い通りの動きができない社員に、大声で恫喝することも多く、時には、灰皿を投げることもありました。その光景に怖れをなして、入社間もなくやめる人が多い中、試練を乗り越えて、キャリアを積んだ社員は、幹部に登用されてゆきました。カリスマ社長からの信任もあつく、役職も、待遇も、権限も、役割もどんどんと広がり、部下も増えて、経営陣に育ってゆきます。当然、社長とぶつかることが多くなり、無理難題も言われるのですが、尊敬するカリスマ社長の指導に従い、家庭も犠牲にして、粉骨砕身努力をします。

次第に、社長の攻撃の矛先が、この幹部に向かいます。社長の信頼にこたえようと、幹部は、巧妙にごまかしをやるようになります。架空売上や架空仕入れで、業績を繕うのです。ごまかしは、いずれ破たんします。それは十分にわかっているのですが、一度動き出した歯車は止まりません。そして、表面化した時はにっちもさっちも行きません。当然のことながら、社長の怒りは爆発し、幹部は退職してゆきます。

次に幹部になった人も、まるで写し絵のように、まったく同じ経緯で、登用され、ごまかし、破たんして、やめてゆきます。
「なんで、わが社の幹部は、育たないのか。ゆくゆくは役員にして、株も持たせ、後継を考えていたのに、残念だ」
原因自分論の考えに立てば、ごまかし、会社に損失を与えた幹部が悪いのではなく、そのような幹部を求めた社長の責任です。やめていった幹部も、最初は誠実で正直だったのです。しかし、社長の無意識の願望が、現実に投影し、そのような幹部になっていったのです。このように言えば、ほとんどの社長が反発されます。
「自分は会社を発展させようと必死で働き、社員を幸せにしようと昼夜の別なく頑張ってきた。勉強も進んでやってきたし、人付き合いも積極的にやってきた。苦手な財務も勉強した。私にできたのだから、有能な社員を登用し、他の企業よりは、待遇面でも随分と報いて、勉強の機会は与えた。なのに、それにこたえようとしないどころか、ごまかしをして会社に損害を与えたのは幹部ではないか」
原因他人論の発想です。この論法で行けば、人材育成に励んでいるのに、人材が育たない。結局、社長がすべてを仕切らねば会社が動かない。エンドレスに、同じことが繰り返されるのです。

私たち一人一人が持っている、宇宙意識とつながった潜在意識は、このようなすごい性能を持っているのです。

 
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